移住コラム

【大阪府】泉大津市へ移住しよう!なんば・関空への利便性と熱いロックフェスの街!

大阪府南部の「泉北地域」に位置する泉大津市は、大阪湾に面し都市機能がコンパクトにまとまった暮らしやすい街として、子育て世帯はもちろん単身世帯にも人気の街です。関西国際空港と大阪市の中間地点という好立地のため、大阪市内への通勤や旅行に便利なことも強みといえるでしょう。しかも、有名なロックフェスやだんじり祭がおこなわれる、活気あふれる街でもあるのです。

今回は、泉大津市が移住先として人気の理由やおすすめエリア、利用できる補助金など移住を検討している方に向けてさまざまな情報をお届けします!移住のデメリットや情報収集サイトもあわせて紹介することで、泉大津市の魅力を公平に幅広く理解できる内容といえるでしょう。泉大津市移住を検討中の方や、どのような街なのか少しでも興味がある方は必見の内容です!

泉大津市が移住先として人気の理由3選

南海なんば駅周辺の様子

最初に、泉大津市が移住先として人気の理由を3つ紹介します!人気の理由を知ることで泉大津市がどのような街なのかがよくわかり、移住へのイメージが明確になるため、まずはこちらからご覧ください!

なんば駅まで20分・関西国際空港まで23分の好立地

人気の理由としてまず挙げられるのが立地の良さです!泉大津市は大阪市と関西国際空港の中間地点に位置し、南海本線「泉大津駅」から大阪の中心地「なんば駅」へは最速20分、「関西空港駅」へは23分という利便性の高さを誇ります。そのため、大阪市内の特になんば周辺への通勤・通学や、関西国際空港を利用した旅行などにとても便利です。また、関西国際空港は海外便が主となるものの、東京・福岡・仙台・札幌・沖縄などの都市や人気のリゾート地などもある程度カバーしているため、国内旅行や出張などにも利用できます。

さらに、2031年開業予定の「なにわ筋線」により、南海電車がそれまでの終点であった「なんば駅」から「梅田・新大阪」まで乗り入れるため、梅田周辺へも通勤・通学が可能となることは特筆すべき点といえるでしょう。

現在の交通利便性の高さもさることながら、2031年以降は「梅田・新大阪」まで乗り換えなしで移動できるようになるため、ますます目が離せない移住先として注目を集めそうですね。

家賃も安く自転車で市内全域を移動できるコンパクトシティ

泉大津市が移住先として人気の理由として、大阪市内と比較して家賃が安いことも人気の理由といえるでしょう。ワンルームであれば1万円以上安く、2LDK以上となれば数万円安く賃貸が可能です。

泉大津市は市域がコンパクトでほぼ平坦な地形です。自転車さえあれば市内中心部含めどこでも移動できることから、日常生活に不便さを感じることはほとんどありません。普段あまり遠出する必要のない方であれば、車がなくてもOKです。

移住先選びの条件として、多くの方が「生活コストを下げられる」点を重視しています。泉大津市は大阪市内よりも家賃が安く、基本的には車がなくても問題ありません。そのため、都会の利便性を享受しながら生活コストを抑えたい移住希望者にとって「ベストマッチ」といえることが人気の理由の1つなのです。

有名ロックフェスやだんじり祭が熱い!

泉大津市への移住で、ぜひとも知っていただきたいおすすめポイントが「ロックフェス」と「だんじり祭り」です!

毎年8月に開催される大規模邦楽ロックフェス「RUSHBALL」をご存じでしょうか?2万人前後を動員する日本でも有数の規模を誇るロックフェスは、泉大津市の湾岸エリアにある屋外イベントスペース「泉大津フェニックス」で開催されているのです。音楽好きの方なら、泉大津市になじみがなくとも「RUSHBALL」の名は聞いたことがあるかもしれません。毎年8月、泉大津市は「ロックフェスの街」として全国各地から人々が集い、街全体が大いに盛り上がります。また、「OTODAMA 音泉魂」といったロックフェスも5月に開催されているため、ロックフェスのメッカの1つとして常に注目を浴びている街といえるでしょう。

泉大津市の魅力を語るうえで「だんじり祭」も外せません!だんじり祭といえば岸和田市が全国的に有名ですが、毎年10月に開催される泉大津市のだんじり祭も歴史が古く、岸和田市と同様に街全体が熱狂につつまれることで知られています。泉大津市のだんじり祭の特徴は、その「激しさ」です。濱八町でみられる、前方で停止しているだんじりに後方からおもいっきり追突させる「かちあい」の迫力はすさまじく、ぜひ一度、その目で体感していただきたい文化といえるでしょう。

泉大津市で開催されるこれらの有名ロックフェスやだんじり祭は、イベントが近づくにつれ街全体が盛り上がり、当日になれば大きな熱狂や一体感につつまれます。日ごろのストレスから一気に解放され「非日常」を最前列で体験できることが、移住先として泉大津市オンリーワンの人気といえるのではないでしょうか?

泉大津市移住のデメリット3選

大阪府の様子

家賃も安く熱狂的なイベントが目白押しの泉大津市ですが、移住に向けてのデメリットはあるのでしょうか?ここからは、事前に知っておくべきデメリットも紹介します!移住後に「こうしておけばよかった」とならないためにも、必ず目を通しておきましょう。

主要な幹線道路は渋滞しやすい

泉大津市の主要な幹線道路として府道29号大阪臨海線・府道204号堺阪南線・国道26号線が挙げられ、いずれも泉大津市の南北をつらぬき、北は大阪市、南は和歌山方面へと続きます。しかし、これらの幹線道路は通勤時に渋滞しやすく、特に大阪市方面への渋滞が顕著です。

電車で通勤される方は問題ないのですが、これらの主要な幹線道路は渋滞しやすいことをあらかじめ知っておいた方がよいでしょう。

工業地域周辺はトラックも多く排気ガスに注意

泉大津市の湾岸エリアは工業地域となっており、トラックが多く排気ガスに注意が必要です。特に、府道29号大阪臨海線は工業地域に沿って道が続くためトラックが非常に多く、排気ガスが気になる方はこのあたりのエリアは避けた方がよいかもしれません。トラックが多ければ排気ガス以外に騒音の問題もあるため、静かな環境で生活した方にも不向きといえそうです。

また、湾岸エリアの工業地域以外では、大阪府南部の大動脈ともいえる国道26号線も非常に交通量が多いため、府道29号大阪臨海線周辺とあわせて排気ガスや騒音には注意した方がよいといえるでしょう。

市をまたいだ大阪府東部への移動には車が必須

泉大津市は、市内の移動であれば車は必要なく、自転車さえあればどこでも行けるコンパクトさが強みで、なんばや関西国際空港へのアクセスも良好です。しかし、市をまたいだ東部への移動となると、一気に不便さを感じることはデメリットといえるでしょう。

大阪府南部にある電車の路線は、すべて放射線状に北側の大阪市内方向へと伸びているため、大阪市内へは行きやすいのですが、東西の水平移動がしにくい構造となっています。そのため、泉大津市から東へ移動しようとした場合、場所によっては車が必須となるのです。

路線バスはあるものの、和泉市や堺市の南部までしか走っておらず、そこからさらに東へ移動する場合はバスの乗り継ぎが必要となるため、多くの方が不便さを感じるでしょう。そもそも東部へ行く用事がない方は問題ありませんが、市をまたいだ大阪府東部へ快適に移動するには、車が必須であることを事前に理解しておいたほうがよさそうです。

泉大津市移住の際に利用できる補助金・支援金・サービス

夕暮れ時のマリーナの様子

ここからは、泉大津市移住の際に利用できるさまざまな補助金や支援金などを紹介します!移住の際、これらの補助金を活用することで金銭的な負担を減らせるため、要件に該当する方はぜひ活用しましょう。

雨水タンク設置補助金

地球温暖化対策の一環として、また市民の環境保全に関する取り組みの支援を目的として、雨水タンクの設置をおこなった方へ補助金を交付する制度です。雨水タンクは家庭菜園やガーデニングに活用できるので、興味がある方は導入してみてはいかがでしょうか?

【補助対象タンク】
80リットル以上の雨水タンク

【補助金額】
雨水タンク購入費の2分の1以内(千円未満切り捨て、上限15,000円)

参考:雨水タンク設置に補助金を交付します
問い合わせ先:泉大津市環境課

蓄電池設置補助金

こちらも地球温暖化対策の一環として、対象設備を新たに導入した方に対し補助金を交付する制度です。移住を機に太陽電池モジュールに接続した蓄電池を導入予定の方は、ぜひ申請してください。

【対象設備要件】

  • 太陽電池モジュールに接続し、発電した電力を蓄え必要に応じて活用することができる、1キロワット以上の定置用リチウムイオン蓄電池であること
  • 発電した電力を自家消費の用に供すること
  • 令和5年4月1日~令和6年3月15日までに購入し、設置が完了していること

【補助金額】

  • 購入金額(設置にかかる工事費・消費税含む)の2分の1(上限50,000円)
  • この要綱によらない他の団体や事業により交付された補助金および、それに類するものの交付を受けたことがある場合は、その額を購入金額から減じた額の2分の1(上限50,000円)

参考:蓄電池設置に補助金を交付します
問い合わせ先:泉大津市環境課

住宅用太陽光発電システム設置補助金

住宅用太陽光発電システムを新たに導入した方に補助金を交付する制度です。蓄電池設置補助金とあわせて活用できるとてもお得な制度といえるため、該当する方はぜひ活用しましょう。

【対象設備要件】

  • 太陽光モジュールの公称最大出力と、パワーコンディショナーの定格出力のいずれかが10キロワット未満であること
  • 電力会社の低圧配電線と逆潮流のある系統連結をしていること
  • 電力会社と電力需給契約を締結していること
  • 令和5年4月1日~令和6年3月15日までに購入し、設置が完了していること

【補助金額】
1キロワットあたり15,000円(上限5キロワット:75,000円)

参考:住宅用太陽光発電システム設置に補助金を交付します
問い合わせ先:泉大津市環境課

泉大津市移住でおすすめのエリア3選

南海電鉄の様子

ここからは、泉大津市移住でおすすめのエリアを3つ紹介します!泉大津市は全域を自転車で移動できるコンパクトな街であることが特徴で、今回紹介するのはその中でも個性的で素敵なエリアばかりです。あなたが理想とするライフスタイルを考えながら、ぜひご覧ください!

関空・なんばへアクセス抜群!生活に便利な「泉大津駅周辺エリア」

最初におすすめするのは、泉大津市でもっとも生活に便利といえる南海本線「泉大津駅周辺エリア」です!関西国際空港やなんばへのアクセスが抜群に良く、南海電車で関西国際空港へは最速23分、なんば駅へは20分という高い利便性を誇ります。

泉大津市の中心駅として、駅前にはスーパー・銀行・100円均一ショップ・カフェなどが入居している複合商業施設「アルザタウン泉大津」をはじめ、コンビニ・飲食店も多く市役所もあります。そのため、泉大津駅周辺に住めば日常生活のほぼすべてをカバーできるといっても過言ではないでしょう。

海にも比較的近いため、自転車でふらっと立ち寄ることも可能です。臨海部にある「泉大津マリーナ」は、整備された都市公園である「なぎさ公園」をはじめベイエリアの散歩にはもってこいの場所といえ、おしゃれなBBQ場もあります。係留されたヨットやクルーザーを眺めながらのんびり過ごせそうですね。また、忘れてはいけないのが泉大津フェニックスで開催される大規模ロックフェス「RUSHBALL」の存在です!泉大津フェニックスは泉大津駅から自転車で15分ほどの距離のため、フェスの熱狂的な雰囲気を間近で体験できることも大きな魅力といえるでしょう。

交通利便性やロックフェスなどたくさんの魅力ある泉大津駅周辺エリアは、アクティブに活動したい方にピッタリの場所かもしれません。しかも、これだけの魅力に加え大阪市内より家賃まで安いことが、最大のメリットといえそうですね。

電車と高速道路の両方を便利に使いたなら「北助松駅周辺エリア」

次におすすめするのは南海本線「北助松駅周辺エリア」です!電車と高速道路の両方を便利に使いたい方におすすめのエリアといえます。阪神高速4号湾岸線「助松出入口」から大阪市内へ簡単にアクセスでき、和歌山や奈良方面へとつづく堺泉北有料道路の出入口も近くにあるため、遠出しやすくなっております。ただ、助松出入口は大阪市内方向の北向き出入口のため、南向きの関西国際空港方面へ行く場合は「泉大津出入口」を利用する必要がありますが、5分程度の距離であるため、あまり負担にはならないでしょう。

南海本線「北助松駅」は各駅停車しか停まらないものの、のんびりと移動できることはメリットかもしれません。急ぎの場合は自転車で10分の距離である泉大津駅へ向かい、そこから急行に乗ればよいため、そこまで大きな不便さはなさそうです。

また、北助松駅周辺は住宅街となっており、泉大津駅周辺よりも落ち着いた環境下で生活できることも特徴で、家賃は泉大津駅周辺よりもさらに安くなっているため、生活コストを下げたい方にも最適といえます。

電車と高速道路の両方を便利に使いたい方は北助松駅周辺エリアを選びましょう。家賃が泉大津駅周辺よりさらに安いこともグッドポイントですね。

整備された河川敷がある閑静な住宅街に住みたいならなら「南部エリア」

最後に紹介するのは「南部エリア」です!泉大津市南部には、隣接する忠岡町との境界として大津川という川が流れており、川沿いが「大津川緑地」と呼ばれ遊歩道や広場が整備されていることから、散歩やピクニックにぴったりの場所となっております。周辺は閑静な住宅街が形成されており、静かに暮らしたい方におすすめといえるでしょう。

南部エリアは住宅街のため商業施設は少なめですが、泉大津市は「コンパクトシティ」であることから、自転車があれば中心地の泉大津駅へ簡単にアクセスが可能なため不便さはあまり感じないでしょう。

大津川緑地周辺は泉大津市の東隣にある和泉市へも自転車で通える距離のため、「JR和泉府中駅」を利用してあべの・天王寺方面へ移動しやすいことも大きなメリットといえそうです。さらに和泉府中駅周辺には大型商業施設「イオン和泉府中」があるため、意外と便利なこともおすすめポイントといえます。

整備された河川敷を散歩しながら、閑静な住宅街に住みたい方は南部エリアがおすすめです。東隣にある和泉市へのアクセスがよいことも便利ですね。

泉大津市の情報を収集する際に便利なサイト3選

大津川の様子

最後に、泉大津市の情報を収集する際に便利なサイトを3つ紹介します!泉大津市は魅力が多く、ここまで語りきれなかった情報がたくさんあるため、ぜひこれらのサイトもチェックし、移住へのイメージを明確にしていきましょう。

いずみおおつ生活

いずみおおつ生活」は泉大津市への移住・定住プロモーションサイトとして、市の魅力をあますことなく紹介しているサイトです!今回は紹介しきれなかった、充実した子育て支援や「国産毛布の生産日本一」といった産業面での特徴なども紹介しているため、移住に少しでも興味がある方は、まずこちらのサイトへ訪れることをおすすめします!

参考:いずみおおつ生活

泉大津市秘書広報課(YouTubeチャンネル)

泉大津市秘書広報課」は泉大津市の行政情報やプロモーション、市長からのメッセージなどを配信しているYouTubeチャンネルです。行政が運営しているYouTubeチャンネルとしてはコンテンツの内容が濃く、動画数もかなり多いため、実際の泉大津市を知れる貴重なチャンネルといえるでしょう。

さまざまな動画を通じて泉大津市をもっと深く知りたい方は、ぜひチャンネル登録しておきましょう!

参考:泉大津市秘書広報課(YouTubeチャンネル)

大阪泉州観光ガイド

大阪泉州観光ガイド」は、大阪市より南の「泉州」地域全体を網羅した観光サイトです。泉州地域は堺市から南端の岬町までと非常に広く、泉大津市は泉州地域をさらに南北に分けた「泉北」に該当します。

泉州地域は海・山の自然も豊かなことから数多くの観光スポットがあり、「泉州水なす」や「泉だこ」といった食の宝庫としても有名です。グルメや遊び・買い物など数多くの観光情報を一手に引き受けるサイトとして、休日のお出かけの参考になるでしょう。

参考:大阪泉州観光ガイド

泉大津市の魅力を知って移住を検討しよう

上空から眺める大阪湾と大阪の街並みの様子

泉大津市は、なんばや関西国際空港へのアクセスの良さや、自転車1台あれば市内各地を回れるコンパクトさが特徴です。さらに有名ロックフェスや岸和田市と同様の熱いだんじり祭などイベントも目白押しで、退屈しない刺激的な日常が送れることも強みといえるでしょう。

都会の海から眺める夕日は美しく、これだけ充実した生活ができるうえ大阪市内より家賃が安いことから、強くおすすめできる魅力的な街といえます。ぜひ、泉大津市への移住を前向きに検討してみてはいかがでしょうか?

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