移住コラム

【釣り移住】思い立ったらすぐ行ける!釣り移住で理想の釣りライフをおくろう!

釣り好き

釣りが好きな方なら、一度は海や川の近くに移住したいと考えたことがあるのではないでしょうか?手軽に行ける距離にあると、日々の生活もより豊かになりますよね。また、釣り場が近くの場所は地方の場合が多いので、マンションではなく一軒家に住むことも可能になり、釣り道具の収納にもあまり困らないでしょう。

しかし、いざ移住をするとなると、どの街がいいのか、また、どんなデメリットがあるのか、気になることはたくさんあると思います。この記事ではそんな釣り移住を検討している方に向けて、おすすめの移住先だけではなく、移住する際のデメリットや注意点についても解説しています。移住を検討している方や興味がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

釣り移住の魅力3選

釣り
実際に釣り移住をするとどんな魅力があるのでしょうか。ここではたくさんある魅力の中から3つに絞って解説していきます。移住後にどんな生活ができるかをイメージしながらご覧ください。

いつでも気軽に釣りに行くことができる

釣り移住の魅力はなんと言っても、気軽に釣りへ行けることです。都心からだと場所によっては高速道路の利用が必要になりますし、交通費もかかってしまいますよね。釣り場が近いと手軽に行けるので、早朝でも夕方でも、思い立った時に行くことができます。そのため移住した方の中には、休日だけでなく、仕事前や仕事終わりに行くという方も珍しくありません。釣りを中心とした生活がおくれるのは、釣り移住を検討している方にとって大きな魅力ではないでしょうか。

都市部より居住費を抑えられるため釣りにお金をかけられる

海や川に近い街は地方の場合が多いので、都市部と比較して居住費を安く抑えることができます。また、その分釣りにお金をかけられるので、新しいルアーや竿を試せるのが嬉しいですよね。また、野菜やお肉などの食材も都市部より新鮮で安く購入でき、かつ釣った魚を自分で捌くことができると、食費を抑えることもできます。場所によって釣れる魚も異なるので、今までとは違う料理を作ってみるのはいかがですか?

釣りのコミュニティで深い関係性を構築できる

移住するとどうしても家族や友人と離れてしまうので、共通の趣味がある方と繋がることはとても重要です。釣り場が近い街には釣り好きな方が多いので、そのコミュニティをきっかけに新しい関係性を築くことが可能です。何度か会ったり話をしたりするうちにその関係性はより深くなるので、一緒に船釣りに出たり、釣った魚を一緒に食べたり、釣り移住がより楽しくなります。情報交換の機会も多くなるので、釣りの幅も広がるでしょう。

釣り移住のデメリット3選

デメリット
たくさんの魅力がある釣り移住ですが、デメリットもあります。移住後に後悔しないためにも、事前に確認しておきましょう。

海に近い場所は大地震発生時津波のリスクが高くなる

海が近い場所は、地震が発生した際に津波が来るリスクが高くなります。近年は特に南海トラフ地震の危険性がニュースになっているので、海沿いへ移住する際は注意が必要です。気象庁のホームページには、想定される震度や津波高が地域別に掲載されているので、移住先を検討する際は参考にしてください。
参考:南海トラフ地震で想定される震度や津波の高さ

スーパーやドラッグストアが家の近くにない場合がある

都市部と比較して地方は買い物できる施設があまり多くないですが、川や海の近くになると、スーパーやドラッグストアなどより少なくなるため、買い物には少し不便に感じるでしょう。加えて、地方だと閉店時間が早い店舗も多いので、仕事終わりや釣りの後に行く際は事前に確認してから行くのがおすすめです。ただ、地方には産直市や道の駅がある街も多く、その地方ならではの食材が購入できるので、休日にはぜひ足を運んでみてくださいね。

近隣に大規模な総合病院がないことがある

地方は立地条件や人口などから、大きな病院がない街も少なくありません。受診したい診療科がなかったり、救急の対応が難しかったり、いざという時すぐに受診できない場合があるので、移住先にどんな病院があるか事前に確認しておきましょう。特に釣り中は事故に遭う危険もあるので、釣り場からのルートも確認しておくことをおすすめします。

移住先を選ぶ際の注意点3選

移住先
いざ移住先を検討するとしても、釣りができる街はたくさんあるので迷ってしまいますよね。ここでは移住先を選ぶ際の注意点を3つご紹介しますので、これを基準に自分に合った移住先を探しましょう。

短期間のお試し移住で生活ができそうか確認する

移住者を積極的に受け入れている街では、お試し移住の制度を設けている所もたくさんあります。お試し移住とは、ある程度の期間、街が所有、または契約している物件を借り、移住後にどんな生活ができるか体験できる制度です。何度か訪れて街の雰囲気を知ることもできますが、実際に暮らすことでわかることも多いですよね。費用は無料か、あまりかからない所がほとんどなので、移住後の生活を実際に体験できるよう、お試し移住ができる街を検討しましょう。

ハザードマップを確認し災害に強い場所に住む

川や海が近い街では、土砂崩れや津波などの被害に遭う可能性も高いので、自治体のホームページからハザードマップを確認しましょう。避難場所までの経路や住むエリアがどれくらいの被害を受けそうかなどを事前に知っておくことで、もしもの時も焦らず行動できます。また、住む家を選ぶ際も、鉄コンでできているか、どれくらいの築年数かなど知っておくとより安心です。

もしもの際に頼れる人間関係を構築しておく

体調を崩した時や災害時など、もしもの時に助け合える関係性を構築しておくことが重要です。1人で移住する場合もあれば家族で移住する場合もありますが、慣れない土地で緊急事態が発生した際、落ち着いて行動できるとは限りません。そんな時に声を掛け合える関係性を築いておくと、安心して対応することができるでしょう。

おすすめの釣り移住先

スポット
釣りができる移住先と言っても、日本に釣りスポットがある街はたくさんあるので迷いますよね。ここでは数ある移住先でもおすすめの街を5カ所ご紹介しますので、どんな街が理想に近いか、ぜひ参考にしてください。

牛久沼で淡水魚の釣りを楽しめる!茨城県牛久市

茨城県牛久市は、地方ならではの穏やかな自然に囲まれつつ、東京駅まで約50分でアクセスできる利便性も高い街。牛久市にある牛久沼では、ブラックバスやブルーギル、ワカサギなどの淡水魚が釣れることで有名で、週末にはたくさんの方が釣りを楽しんでいます。

対象者に60万円から100万円の移住支援金が受け取れたり、空家・空地バンクがあったり、移住支援も充実しているので、経済的な不安も少し解消されるのではないでしょうか。ただ、冬には雪が降る地域なので、寒いのが苦手な方や運転が苦手な方は注意しましょう。

参考:【茨城県】牛久市の魅力は、大仏だけ……じゃない!自然に癒されながら東京通勤も可能!

東京都内で釣り移住!東京都あきる野市

都内で釣りができるおすすめの移住先が、東京都あきる野市。都心からは約60分というアクセスで、生活基盤を東京に置いたまま地方移住が可能です。市内には渓流があり、マス釣りやバーベューを楽しめるので、アウトドアが好きな方におすすめの移住先です。

しかし、都内でありながら終電の時刻が早く、大型の商業施設が少ないため、都心での暮らし方とは大きく異なります。市内の交通インフラもあまり整っていないので、もしあきる野市へ移住する際は車の購入を検討しましょう。

参考:【東京都】あきる野市へ移住!都内とは思えない自然と渓谷美!魅力とデメリットを徹底解説

ブラックバス釣りの聖地琵琶湖に面する市!滋賀県長浜市

滋賀県長浜市にある琵琶湖は、バスフィッシングをする方にとって、一度は釣りに行きたいスポットではないでしょうか。海水と違ってベタベタしておらず、潮風に晒されることもないので、バスフィッシングには最適な釣りスポットです。釣り以外のアクティビティも豊富なので、小さな子どもがいる家庭にもおすすめ。

移住支援金として対象者に最大100万円が支給されたり、お試し移住として1週間滞在できたり、移住支援も充実しています。立地的に夏は高温多湿、冬は積雪があるなど独特なデメリットがあるので、注意しましょう。

参考:【滋賀県】長浜市は戦国時代の歴史・伝統文化・琵琶湖が自慢!移住先としてメリット・デメリットを紹介

住みたい田舎第1位!千葉県いすみ市

宝島社『「住みたい田舎」ベストランキング』首都圏版で「第1位」となったのが、千葉県いすみ市です。東京駅まで約70分というアクセスの良さでありながら、美しい海と里山に囲まれた長閑な街で、釣りや自然が好きな方にぴったりな移住先です。無料でお試し移住ができたり、木造住宅の耐震改修工事で補助金が受け取れたり、移住支援も整っています。

釣り移住をするのであれば、海に面している東部エリアがおすすめ。「ママ岬」では磯釣りを楽しめます。ただし、都市部と比較して電車の本数が少なく、オフィスワークの仕事が少ないなどのデメリットがあるので、注意しましょう。

参考:【千葉県】いすみ市は「住みたい田舎」第1位の実力!移住先としての魅力を徹底解説

日本有数の漁場でさまざまな魚を釣ることができる!宮城県石巻市

東北地方でおすすめなのが、宮城県石巻市。市内にある石巻漁港はコチやヒラメが釣れる人気の釣り場で、たくさんの方が釣りを楽しんでいます。東北大震災で大きな被害を受けましたが、市内には大型の商業施設ができ、また魚市場がリニューアルされるなど、街の復興が進んでいることから移住する人も増えました。

最大100万円受け取れる移住支援金制度や、住宅を取得、または補修する際に最大50万円受け取れる制度があるなど、移住支援も充実しています。ただし、津波の被害を受けるリスクはやはり高いので、移住する際はハザードマップで確認しましょう。

参考:【宮城県】石巻市は石巻駅や東松島方面、綱地島周辺が人気!漁業がさかんで移住支援が充実した街

釣り移住の魅力を知って移住を検討しよう

魅力

少し時間ができたり、天候が良かったり、思い立った時に釣りができる釣り移住。便利な都市部での生活もいいですが、地方に移住することで、釣りにお金と時間をかけることができます。

しかし、水辺は災害の危険性が高かったり、買い物に不便だったりとデメリットもあるので、生活する上で何を一番優先したいかを考えながら移住先を探しましょう。同時に、移住支援制度を設けている街で探すと経済的にも精神的にも安心なので、移住サイトなどを確認しながら理想の釣り移住を叶えてくださいね。

この記事
※内容は2023年7月執筆時のものです

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