移住コラム

時間を気にせずスノボができる!スノボ移住をしてアクティビティを楽しもう!

スノボ

冬景色を楽しみながら爽快感を味わえる、ウィンタースポーツの定番スノーボード。シーズンには必ず滑りに行くという方も多いのではないでしょうか。しかし都内や温暖な地域に住んでいると、スキー場までのアクセスや準備に時間がかかり、限られた時間でしか楽しめません。そんなスノボ好きな方におすすめなのが、スノボ移住です。

スキー場の近くに移住すると、そこでしか味わえない魅力がたくさんあります。この記事ではスノボが好きな方に向けてメリットやデメリット、おすすめの移住先について解説していますので、スノボ移住することでどんな生活ができるのか、イメージしながらご覧ください。

スノボ移住の魅力3選

魅力
スノボ移住には気軽にスノボができるという点以外にも、さまざまなメリットがあります。下記で詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

スノボに行く回数が増え上達する

都市部やスキー場から離れた場所に住んでいると、あまり頻繁には行けません。ですが、スキー場の近くに住んでいると、週末だけでなく仕事終わりなど気が向いた時に行くことができるので、1シーズンで滑る回数が増え、上達スピードが早くなります。また、週末は混み合う所も多いですが、平日ですと土日と比較して人も少ないので、のびのびと滑れるのも嬉しいですね。

夏はハイキングやマウンテンバイクなどのアクティビティを楽しめる

スキー場の多くは街中から離れた山の一部に作られているので、オフシーズンにはハイキングやマウンテンバイクなどのアクティビティを楽しめます。近くにアウトドアショップがある所も多く、販売だけでなく道具のレンタルもできるので、初めての方でも安心ですね。

また、雪がなくても滑れるサマーゲレンデの営業をしている所もあります。サマーゲレンデとは、斜面に滑走性の良いマットを敷き、散水することで雪上に近い感覚で滑れるアクティビティです。オフシーズンでも滑れるので、スノボをする方にとってオフシーズンの良いトレーニングになるでしょう。ただ、雪上と違って転ぶととても痛く、摩擦熱でボードが痛むなどのデメリットもあります。グローブやサポーターをする、滑走前に専用WAXを塗るなどの対策をしてから滑りましょう。

スノボ以外にも天然温泉を楽しめる場所も多い

数あるスキー場の中には、近くに温泉がある所も珍しくありません。スノボをしていると汗をかきますが、外気温が低いため、汗が冷えて体温も下がってしまいます。温泉に浸かることで新陳代謝が活発になり、老廃物や疲労物質の排出が促されるので、疲労回復に繋がります。ただし、運動直後の入浴や熱すぎるお湯への入浴は逆効果になるので、運動してから30分後を目安に、ぬるめのお湯に浸かるようにしましょう。

1,000円以下で日帰り入浴ができる所や、雪山の絶景を見ながら入浴できる所も多いので、スノボ後のリフレッシュにぜひ活用してください。

スノボ移住のデメリット3選

移住のデメリット

たくさんのメリットがあるスノボ移住ですが、注意すべきデメリットもあります。ここでは3つご紹介しますので、移住前に確認しておきましょう。

山間部は自然災害のリスクが高くなる

スキー場周辺は、都市部よりも自然災害のリスクが高くなります。冬の豪雪や凍結による事故や、気温の上昇による雪崩など、その危険度は高く、毎年ニュースにも取り上げられます。都市部に住んでいる方や温暖な気候に住んでいる方は特に雪に不慣れなことも多いので、移住する際には雪対策もしっかり行いましょう。また、ハザードマップを利用し、比較的リスクの低いエリアを選ぶと安心です。

冬は積雪時の運転スキルが必要になる

スキー場周辺の冬は毎朝雪かきから始まるほど、積雪量が多くなります。滑り止め対策としてスタッドレスタイヤやチェーンを使用しますが、普段運転する感覚とは大きく異なるので、雪道の運転に慣れていない方は注意が必要です。

普段の運転でも急ブレーキ、急発進は危険な行為ですが、雪道ではさらに危険度が高くなります。雪道でスリップするとハンドルの制御ができなくなるので、ブレーキを小刻みに踏みながら停車したり、普段よりゆっくり交差点で曲がったり、慎重な運転を心がけましょう。

総合病院が近くにない場所がある

スキー場の多くは都市部から離れた地域にあるため、総合病院が近くにない場合が多く、大きなケガや急病になった時は、総合病院がある街まで行く必要があります。普段から健康的な生活を心がけ、定期的に健康診断を受診しましょう。

移住先を選ぶ際の注意点3選

注意
スキー場の近くに移住をする際、注意しなければいけない点がいくつかあります。移住後に困らないよう、事前に確認しておきましょう。

冬場に短期移住をして日常生活が困らないか確認する

都市部からスノボシーズンのみの短期で移住する場合、スキー場は主に地方にあるため、都市部での生活スタイルとは異なってきます。大型の娯楽施設やスーパーがある所は少なく、スキー場周辺の飲食店やスーパーは観光地価格になっている所もあるので、事前にどんなお店があるかなど確認しておきましょう。

地域コミュニティのルールを確認する

都市部と比較し人口が少ない地方都市には、地域住民がそこで快適に、安全に暮らせるよう地域コミュニティがあります。活動内容は地域清掃やボランティア活動など様々で、移住者にも参加が求められます。ルールはそれぞれの地域によって異なるので、地域の方と良い関係を作るためにも、移住前に確認しましょう。

ハザードマップを確認しいざという時に備える

山の麓や近くになると、土砂崩れや雪崩などの危険性が高くなります。地域によってハザードマップが用意されているので、移住前に見ておくと住むエリア選びの参考にもなります。もしもの時に自分自身や地域住民の安全を早く確保できるよう、確認しましょう。

おすすめスノボ移住先

おすすめ移住先

日本に数あるスキー場ですが、厳選して5つの街をご紹介します。ぜひ地域選びの参考にしてください。

スキー・スノボからキャンプ・温泉まで楽しめる!長野県伊那市

南アルプスと中央アルプスに囲まれた長野県伊那市は、スキーやスノボなどのウィンタースポーツだけでなく、登山やキャンプなど、年間を通して様々なアクティビティが楽しめる街です。また、伊那市は言わずと知れた温泉地。アルプスを眺めながら入浴できる「羽広温泉みはらしの湯」や湖越しに桜を眺められる「高遠温泉」など、大自然を見ながら温泉が楽しめます。

そんな伊那市はお試し移住や住宅取得の補助金など移住支援が充実しており、移住先としても近年人気が高まっています。お試し移住では最長30日間滞在できるので、伊那市でどんな暮らしができるか、体験できるのが嬉しいですね。

注意する点は、冬の路面凍結と、交通インフラが整っていないことです。長野県の中では比較的温暖な地域と言われていますが、都市部と比較するとやはり冬は寒く、晴天率も高いので、スタッドレスタイヤが必要です。さらに、東京などの都市部と違って公共インフラは整っていないので、車での移住をおすすめします。

参考:【長野県】アルプスと桜の町・伊那市は、実は隠れた移住先進都市だった⁈

東京へのアクセスが良い!山梨県北杜市

山梨県北杜市は富士山をはじめとする山岳に囲まれた街です。東京から特急で90分でアクセス可能なので、訪れたことがある方も多いのではないでしょうか。また、北杜市は日本名水百選にも選ばれるほど味わい深い水が流れており、それを使用して作られるお酒やワイン、クラフトビールが有名で、お酒が好きな方には特におすすめです。

そんな北杜市は子育て支援が充実しており、近年若い世代からの注目が高まっています。例として、出生時に第一子に10万円、第二子以降30万円の祝い金の支給、高校生までの医療費が無料など。また、北杜市に移住し、就業・起業した方に対して補助金が支給されたり、お試し移住ができたり、移住支援も充実しているので、ますます魅力的ですよね。

ただし、住むエリアによっては下水道がなく浄化槽の設置が必要な場合があるので、事前に確認しておきましょう。

参考:【山梨】北杜市へ移住する方必見!各エリアの魅力や移住の注意点を解説

高級別荘地でウィンタースポーツも楽しむ!長野県軽井沢町

高級別荘地として有名な軽井沢はゴルフ倶楽部やスキー場などのレジャー施設が豊富で、1年を通してアクティビティが楽しめる街です。また、新幹線を利用すると都心まで1〜2時間というアクセスの良さや、移住者コミュニティが充実しているなどの理由から、移住先としても人気が高まっています。

夏は過ごしやすい軽井沢ですが、冬にはマイナス10度を下回ることがあるほど、厳しい寒さになることがあります。そのため冬の光熱費が高くなり、移住前よりも生活費が高くなってしまうことがあるかもしれません。しっかり着込んだり、断熱性の高い住宅を選ぶなどの対策をしましょう。

参考:軽井沢へ移住する魅力とは?補助金制度やおすすめの地域について解説

北海道ならではの雪質を楽しめる!北海道歌志内市

「日本一小さな街」というキャッチコピーの海道歌志内市は、札幌市と旭川市の中間に位置し、山々に囲まれた美しい街です。歌志内市にある「かもい岳国際スキー場」では12月初旬から3月下旬まで営業しているので、長い期間ウィンタースポーツを楽しめるのが嬉しいですね。

日本に多くあるスキー場の中でも、北海道はその立地条件から特に雪質が良いことで知られています。本州よりも湿気が少ないため、サラサラとした雪が降り、よりスノボやスキーを楽しむことができます。

また、歌志内市は宿泊費無料でお試し移住ができたり、最大10万円の引越助成金が受け取れたり、移住支援も充実しています。詳細は歌志内市のホームページに掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。

参考:【北海道】歌志内市は移住支援が充実した街!街の魅力と支援制度について解説

若者移住者に人気!秋田県秋田市

近年若者の移住先として人気なのが、秋田県秋田市。2023年には宝島社「田舎暮らしの本」が発表している『住みたい田舎』ベストランキングの「人口20万人以上のまち」カテゴリーで「若者世代・単身者が住みたいまち」全国ランキングで1位に輝きました。

その魅力は、地方都市でありながら程よく都会と田舎のバランスが取れていること、新幹線が停まるJR秋田駅や秋田空港など交通アクセスが充実していること、祭りやきりたんぽなど豊かな文化があることが挙げられます。

また、秋田市は他の自治体と比較しても移住に関する費用が助成されたり、個人のニーズに合った移住ツアーに参加できるなど、移住支援がとても手厚いので、これらを活用しての移住者が増えています。もちろんスノボやキャンプができる施設もあるので、1年を通してアクティビティが楽しめます。

参考:秋田市は若者移住に最適!手厚い移住支援と都会・田舎・伝統文化があわさった自然体で暮らせる街

スノボ移住の魅力を知って移住を検討しよう

スノボ移住
スノボ移住の大きな魅力は、やはり移動時間を短縮でき、時間いっぱいスノボが楽しめることです。スノボができる回数が増えることで上達スピードも上がるので、より高い目標も生まれるのではないでしょうか。

しかし、スキー場周辺は降雪量が多く雪道での運転スキルが必要で、冬は寒さも厳しくなります。都市部や温暖な地域での暮らしと比較して不便なことや困ることも多くなるでしょう。

それでも、その地域でしか見られない景色の中滑るスノボは格別です。ぜひ自分の理想に近い地域に移住し、思う存分スノボを楽しんでくださいね。

※内容は2023年7月執筆時のものです

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