移住コラム

ズバリ!「関西」へ移住しませんか!?おすすめ移住先とその独特すぎる魅力を徹底解説します!

阪神甲子園球場の様子

関西には、そこだけにしか存在しないオンリーワンの魅力にあふれています。大阪市・神戸市・京都市という大都市をはじめ、その近郊には自然豊かなエリアが数多く存在することも特徴です。しかし、関西への移住に興味がある方が抱くもっとも大きな関心ごとは、その「独特の文化」ではないでしょうか?

今回は、「関西」をテーマに、移住先としての魅力/メリット・おすすめの移住先・関西移住のデメリットなどを、関西の文化的視点も交えながら徹底的に解説します!日本広しといえどココだけにしか存在しない、その独特すぎる文化の中心へ、思い切ってあなたも飛び込ましょう!

関西移住の魅力/メリット3選

大阪の風景の様子

まずは、関西移住の魅力やメリットについて解説していきます!テレビなどで紹介されるステレオタイプではない、リアルな姿を解説していきますので、ぜひご覧ください!

豊かな食文化がある

かつて「天下の台所」といわれた大阪をはじめ、関西には豊かな食文化があることは移住の魅力やメリットといえるでしょう。

大阪では、たこ焼き・お好み焼きの「粉もん文化」を筆頭に、串カツ・ホルモン焼きといった庶民的な料理が多く、商人の街ということもあってか「安くて美味い」が絶対的な正義とされています。京都はご存じのとおり「京料理」発祥の地として、出汁のうま味を活かした上品で繊細な和食が特徴です。明治初期に貿易港として開港された神戸には、外国人居留地があったことから洋食が発達し、日本における本格的なフランスパン発祥の地でもあります。

このように、関西の広い範囲でそれぞれ特徴ある食文化が発展してきました。移住先の食文化の豊かさや多様性は、暮らしの満足度に直結します。関西へ移住すれば、毎週末にちがった街で独自の食文化を楽しめ、常に驚きと刺激のある「美味しい生活」が楽しめるでしょう。

交通インフラが整っている

関西は、東京・横浜などの関東圏に次ぐ日本第2位の経済圏であることから、交通インフラが整っていることも魅力といえます。大阪市を起点に京都市・神戸市へはとても行きやすく、新幹線含むJR・阪急・阪神・京阪といった複数の鉄道が利用できるためとても便利です。奈良方面へは近鉄・JR、和歌山方面へは南海・JRというように京都・神戸以外の街へ行くにも複数の選択肢があります。

また、大阪市・京都市・神戸市の各都市を見てもそれぞれ地下鉄が発達しているため、生活していくうえで車は必ずしも必要ありません。電車以外にも網の目のように張り巡らされた路線バス網に、伊丹空港(大阪国際空港)・神戸空港・関西国際空港といった3つの空港もあり、交通インフラは十分に整っているといえるでしょう。

自然が豊かで都市部へ近いエリアもある

関西のなかには自然が豊かでありながら、都市部へも近いエリアがたくさんあることもメリットといえます。例えば、神戸市は市街地のすぐ北側が六甲山となっており、自然が豊かなエリアでありながら、三宮などの市街地までの距離はとても近いことが特徴です。

大阪府も、北部や東部など自然が豊かなわりに都市部へのアクセスもよく、自然豊かな場所で日常生活を送りながら、大阪市内中心部へ通勤する方がたくさんいます。逆にいえば、大阪市内に住んでいたとしても、電車で30分ほど郊外へ走れば自然に触れ合うことが可能なのです。

大阪市や神戸市・京都市などは、都市機能が発展しているためイメージしにくいかもしれませんが、意外なほど自然が近く、容易にアクセスできることは大きな強みといえるでしょう。

関西移住で困ること/デメリット3選

阪神甲子園球場の様子

つづいて、関西移住で困ることやデメリットについても解説していきます!あなたは関西についてどのようなイメージを持っていますか?良い印象やそうではない印象などさまざまなものがあるかと思います。あえてデメリットにフォーカスをあて、移住後につまずくことがないよう事前にポイントをおさえておきましょう!

キャラクターの強い方が多い

関西へのイメージでよく思い浮かぶこととして、キャラクターの強い方が多そうということが挙げられます。実際のところはどうなのでしょうか?

阪神タイガースファンやヒョウ柄のおばちゃん、芸人のようにボケとツッコミの多い会話ばかりしている人といった、いわゆる「コテコテ」な方たちはたしかに存在します。ですが、棲み分け?がおこなわれており、関西のいたるところがそうなのかといえばそんなことはありません。あくまでそういう「エリア」があるというだけなのです。

たとえば、プロ野球の阪神タイガースが、甲子園球場で勝利した直後の阪神電車内はあまり静かとはいえません。もし、そういう雰囲気が苦手であれば避ければよいだけともいえます。

キャラクターの強い方は本当にごく一部であり、全国各地から移住者も集まっているため、関西へ移住してみると「意外と普通だった」という感想を持つ方が大半です。大阪府内でいえば、もし、そういう「コテコテ」な雰囲気が好きな方は下町の雰囲気が色濃く残る南部、苦手な方は大阪府外からの転勤族が多い北部へ移住するのがいいかもしれませんね。

生活コストは東京圏と比較しても大きく下がらない

移住の目的として生活コストを下げることがよく挙げられますが、都市部に移住する場合の生活コストは、東京圏と比較しても大きく下がらないことはデメリットといえるでしょう。

ただし、関西といってもエリアは広いので、都市部を外せば生活コストを下げることは可能です。移住後に叶えたいライフスタイルや許容できる生活コストを考えながら、住む場所を決めましょう。

関西弁の言い回しがきつく感じることがある

関西移住において、関西弁の言い回しがきつく感じることがあることもデメリットといえそうです。関西といっても多くの方言が存在し、それぞれに特徴があります。イントネーションが標準語とまったくちがい、早口な人も多いためそのように感じるのかもしれません。よくしゃべり、声の大きい人が多いのもきつく感じることの要因といえるでしょう。

もちろん、しゃべっている本人に悪気はまったくありません。最初はびっくりするかもしれませんが、悪気がないことがわかればあとは慣れの要素が強いため、いつの間にかきつく感じることもなくなり順応していく方がほとんどです。

さらにいえば、関西弁は大きく分けて「大阪弁・京都弁・神戸弁・和歌山弁」などに分類でき、それぞれに明確なちがいがあります。ですが、関西弁ネイティブ?でなければそのちがいに気づくのはむずかしいでしょう。もしちがいがわかったなら、もはやあなたは立派な「関西人」といえるかもしれませんね。

おすすめの関西移住先6選

神戸ハーバーランドの様子

ここからは、おすすめの関西移住先を6つ紹介します!有名どころから、少しマニアックなエリアまでラインナップしました!それぞれの特徴を紹介していくので、気になる方はリンク先から詳細をご覧ください!

2025年に万博を控え急激な発展を続けている!大阪府大阪市

最初に紹介するのは、なにわ文化の中心地「大阪府大阪市」です!大阪市は現在、2025年に開催予定の「大阪万博」に向けて各地で再開発が加速しています。JR大阪駅北側の「うめきた再開発」を中心に、鉄道の延伸など現在進行形で街が生まれ変わっているのです。さらに、2029年にはIR(統合型リゾート施設)の開業を予定しており、その勢いはとどまることを知りません。

大都市であるため生活利便性は申し分なく、広い市域には繁華街に近い都市部からのんびりした雰囲気の下町といったバリエーションも豊富で、住む場所によって落ち着いた生活も可能です。

おもいっきり「なにわ文化」を楽しみたい方は、その中心地である大阪市へ移住しましょう!なんば・道頓堀・通天閣・大阪城……。いわゆる「大阪」がすべて詰まった大阪市へ移住すれば、日々刺激的な都市生活が送れるでしょう。

参考:

【大阪府】大阪市へ移住!独自の特徴や知りたかったおすすめエリアを徹底解説!日本第2の都市といわれる「大阪市」は、移住先として考えた時にどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?観光で行ったことはあるけど...

大阪も京都もらくらく通勤圏内!大阪府茨木市

大阪市の中心と、京都市の中心両方を通勤・通学圏内とする「大阪府茨木市」もおすすめです!大阪市と京都市の中間に位置する人気エリアで、閑静な住宅街が広がる「交通の要衝」として、JR京都線・阪急京都線・大阪モノレールという3つの路線を利用できることが最大の魅力です。

最速で、JR大阪駅12分・JR京都駅21分・大阪モノレール大阪空港駅22分という交通利便性により、行動範囲を一気に広げられるため、休日も各都市へお出かけしやすいことは大きなメリットといえるでしょう。さらに、新幹線が停まるJR新大阪駅へはわずか7分であることから、東京などへの遠出にも便利です。電車だけでなく名神高速道路の茨城ICもり、まさに「交通の要衝」にふさわしい移住先といえそうですね。

また、茨木市北部は自然豊かな環境が広がっており、キャンプやハイキングも楽しめます。大阪・京都の中心部へ抜群のアクセスを誇り、自然豊かな環境も近いことは、多くの人にとって満足感を得られる移住先といえそうです。

参考:

【大阪府】茨木市は大阪・京都の両都心へ通勤可能!緑も多く住環境の良い人気の移住先大阪府北部の人気エリア「北摂」の1つに数えられる茨木市は、交通アクセス・住環境にすぐれ、高校・大学も多いことから単身世帯だけでなく子育て...

洗練された港町でオシャレな都市生活を楽しめる!兵庫県神戸市

関西において、洗練された港町でオシャレな都市生活を楽しみたい方は「兵庫県神戸市」をえらびましょう!明治初期に貿易港として開港されたことをきっかけに、多くの外国人が居住するようになった神戸市は、西洋文化を積極的に採り入れてアレンジしながら今日の神戸市へとつづきます。

特に、北野異人館街の雰囲気は素晴らしく、ここが日本であることを忘れてしまう錯覚におちいるほどです。市内各地には当時の重厚な西洋建築が今も残り、神戸市独特の雰囲気を醸し出しています。また、山が近いことも特徴で、港町でありながら山の自然に気軽に触れられるのも神戸市の魅力です。摩耶山から見下ろす夜景は「100万ドルの夜景」といわれるほどの美しい光景で、関西における有名夜景スポットとして多くのカップルが訪れます。

「どこに住んでいるの?」と聞かれて「神戸」と答えれば、関西人なら「いいなぁ〜」というでしょう。洗練されたオシャレな港町・神戸は、住んでいるだけで「ちょっといい気分」になれる素敵な移住先といえそうですね。

参考:

神戸市へ移住して洗練されたオシャレな都市の生活を!人気の理由やデメリットまで紹介皆さんは「神戸」という街にどのようなイメージを持たれていますか?港町でありオシャレな街として全国的に有名な神戸市ですが、「移住先」として...

岸和田だんじり祭で有名!大阪府岸和田市

次に紹介するのは、「岸和田だんじり祭」で有名な「大阪府岸和田市」です!大阪府南部、泉州地域の主要都市の1つである岸和田市は、城下町としての面影を残す町並みと、海・山両方を楽しめる移住先といえます。

毎年秋に開催される、全国的に有名な「岸和田だんじり祭」には日本中から多くの見物客が訪れ、街全体が日常を完全に忘れるほどの一体感と高揚感に包まれます。「岸和田といえばだんじり祭」というほど市民にとっては重要なイベントであり、この祭のために生きているといっても過言ではありません。

岸和田市をはじめ大阪府南部は比較的家賃が安いため、生活コストを抑える移住が可能なこともメリットといえそうです。また、岸和田市は南海本線とJR阪和線の2路線が利用できるため、大阪市ミナミの中心地である「なんば駅」と、大阪市南部のターミナル駅である「天王寺駅」へ、乗換なしでアクセスできることは大きな強みといえます。

祭好きで、熱狂と興奮を最前線で味わいたい方は、ぜひ岸和田市へ移住しましょう!

参考:

岸和田市
【大阪府】だんじりの街・岸和田市へ移住!あまり語られない住みやすさと利便性をチェック大阪府南部、泉州地域の主要都市の1つである岸和田市は、全国的に有名な「岸和田だんじり祭」があることで、その名をご存じの方は数多くいるでし...

大阪の中でも落ち着いたエリアでファミリー層に人気!大阪府和泉市

大阪の中でも落ち着いたエリアであり、ファミリー層に人気の「大阪府和泉市」もおすすめです!大阪府第2の政令指定都市である堺市に隣接し、大阪府南部の泉北エリアに属する和泉市は、都市と自然の風景が融合した「トカイナカ」の暮らしが実現できる移住先です。

街全体に比較的落ち着いた雰囲気が漂い、主要駅周辺には大型商業施設や総合病院も充実しているなど高い生活利便性が魅力といえ、電柱を地中に埋めた美しい街区もあるなど注目を集めています。

交通利便性も高く、JRを使えば関西空港へ最速23分でアクセス可能です。特筆すべきは、泉北高速鉄道・泉中央駅が始発駅ということもあり、大阪市ミナミの中心地・なんば駅へ向かう場合、朝の通勤ラッシュに巻き込まれずに座れる点です。東京ほどではないものの、大阪の通勤ラッシュもかなり激しいため、始発駅であることは移住先としてかなりのアドバンテージといえるでしょう。

大阪府南部で落ち着いた雰囲気の街に移住したい方は、和泉市を第1候補にしてみてはいかがでしょうか?

参考:

大阪府
【大阪府】和泉市は住みやすさと利便性が抜群の移住先!成長力全国4位の実力を徹底解説!和泉市は、かつて「和泉国(いずみのくに)」の国府が置かれ、日本でも有数の弥生集落跡「池上曽根遺跡」など、歴史深い街として知られています。...

海・山・川が楽しめる!世界遺産「熊野・熊野古道」の和歌山県

最後に紹介するのは、世界遺産「熊野・熊野古道」が有名な「和歌山県」です!海・山・川といった自然の宝庫である和歌山県は、自然を相手に海水浴・ダイビング・カヌー・ラフティングなどさまざまなアクティビティが充実しています。関西でおもいっきり田舎暮らしを満喫したい方には、最適な移住先といえるかもしれません。

自然が豊かであることから、農業・水産業も盛んです。収穫量で全国1位の農作物も多く、「うめ」「かき」「はっさく」「いちじく」などが有名です。みかんも愛媛県とともに和歌山県が一大生産地となっています。海の幸でいえば「いせえび」や「たちうお」、本州最南端である串本町は、世界ではじめて「マグロ」の養殖に成功し、那智勝浦町は「生マグロ」の水揚げ日本一を誇ります。

世界遺産「熊野・熊野古道」や温泉地といった観光資源も豊富なため、のんびりした移住生活を送りながら、休日はたくさんの有名スポット巡りが楽しめそうですね。

参考:

和歌山県で自然と豊富な農作物、海産物を楽しもう!おすすめの移住先や支援制度を解説世界遺産「熊野・熊野古道」で知られる和歌山県。「熊野・熊野古道」の中でも、「熊野三山」、「熊野古道」、「那智の滝」は、フランスで最も権威...

関西移住で失敗しない物件の選び方3選

和歌山県那智勝浦町の様子

最後に、関西移住で失敗しない物件の選び方を解説します!移住は、人生においても大きなイベントです。ぜひ参考にしていただき、素敵な移住を叶えましょう。

住みたい場所には移住前に必ず足を運んで生活をイメージできるようにする

ネットや情報誌などで情報収集して興味のある場所が見つかったら、必ず足を運び生活をイメージしましょう。日帰りではなく数日間滞在し、できれば1度ではなく季節を変えて複数回訪れることをおすすめします。

複数回訪れることで季節ごとの環境変化をうかがい知ることができ、それまで気づけなかった新しい発見があるかもしれません。移住はその後の人生を左右する一大イベントですから、実際に足を運び、ある程度長い時間をかけてじっくり選んだほうが、満足度の高い移住を実現できるでしょう。

物件の購入費だけでなくランニングコストや日常の生活費も考慮する

移住を機に物件を購入する場合は、購入費だけでなくランニングコストや日常の生活費も考慮しなければなりません。住む場所によってランニングコストや日常の生活費は大きく変わります。利便性の高い都市部や自然豊かな田舎は、必要な生活費がまったくちがうため注意が必要です。

細かい点をいえば、水道料金は自治体によって大きく変わります。ガスは、都市ガスかプロパンガスかによって金額がかわり、プロパンガスの方が一般的に高くなることを知っておきましょう。失敗のない満足度が高い移住を実現させるには、1つひとつのコストに目を向け、ある程度余裕をもった生活を設計することが大切といえそうですね。

移住styleに相談する

移住を検討しようと思っても、何からはじめればよいかわからないものです。どこへ移住するのかという候補地の選定にはじまり、物件えらびなどやるべきことはたくさんあり、必ずしもベストな選択ができるとは限りません。そこで、「移住支援のプロ」である移住styleのLINE相談窓口「スタイルチャット」に相談してみませんか?スタイルチャットでは移住に関するお悩みや素朴な疑問などさまざまな相談を受け付けております。

興味のある分野や移住に求めることなどをLINEの質問に答えるだけで、あなたの希望にマッチした移住先を提案します。思いもよらない素敵な移住先を参考情報とともに提案するので、ぜひ移住実現への第1歩としてご活用ください。

参考:

https://www.iju-style.jp/stylechat

関西には魅力ある移住先がいっぱい!魅力を把握し移住を検討しよう

大阪駅周辺の様子

日本第2位の経済圏であり、魅力ある移住先がいっぱいの関西は多くの人を惹きつけてやみません。大阪市や神戸市などの大都市や京都市といった歴史あふれる街まで、バリエーションがとても豊富です。関西だけの独特な文化に触れながら、刺激的な楽しい毎日が送れることが最大の強みといえるでしょう。

もちろん、大都市以外も魅力的な街ばかりなので、のんびり落ち着いた田舎暮らしも可能です。関西の魅力を知って、ぜひ移住を前向きに検討しましょう!

※内容は2023年8月執筆時のものです。

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