千葉県勝浦市は、県南東部に位置する人口約1.6万人の移住先です。「南房総国定公園」に指定されたリアス式海岸や、房総丘陵の里山の自然が美しく、海はもちろんのこと里山での移住生活も楽しめます。とくに、海沿いは漁業の町として全国でも屈指のカツオの水揚げ量を誇り、新鮮な魚介類を味わえることは、千葉県勝浦市移住の醍醐味といえるでしょう。また、観測史上一度も猛暑日(気温35℃以上)を記録したことがない「猛暑知らずの町」としても有名で、暑さが苦手な人にとって理想的な環境といえるかもしれません。
今回は、千葉県勝浦市移住の魅力やメリット、利用できる補助金・支援金・サービス、おすすめエリアを紹介します!
夏場でも過ごしやすい海と里山の移住先、千葉県勝浦市の魅力を知って、ぜひ移住を検討しましょう!
千葉県勝浦市移住の魅力/メリット3選
まずは、千葉県勝浦市移住の魅力・メリットを3つ紹介します!南房総国定公園のリアス式海岸が魅力の千葉県勝浦市は、「猛暑知らずの町」としても有名です。ぜひご覧ください!
「南房総国定公園」のリアス式海岸が美しい海と山の自然豊かな移住先
千葉県勝浦市移住の魅力・メリットとして、「南房総国定公園」のリアス式海岸が美しい、海と山の自然豊かな移住先であることが挙げられます。
関東屈指といわれる透明度の高い海と、ダイナミックなリアス式海岸の風光明媚な景色こそ、千葉県勝浦市最大の魅力です。荒波による侵食で地層がむき出しとなった岩肌が見事な「鵜原理想郷」はじめ数々の景勝地を有しており、各地でその景観や透明度の高い海を楽しめます。また、景勝地だけでなく、日本の渚百選や快水浴場百選にえらばれた「守谷海水浴場」などでは白い砂浜と青い海を体験でき、「海の移住先」として充実した移住生活を実現できるでしょう。
さらに、海岸沿いから少し内陸部へ入れば、広大な「房総丘陵」の里山エリアが広がっていることから、山の緑と田畑に囲まれた田舎暮らしにも適しています。里山エリアには、曲がりくねった蛇行川である夷隅川がゆったりと流れ、山と川・田園風景の景色を楽しみながら、ぜひおだやかなスローライフを満喫しましょう。
「南房総国定公園」に指定された美しいリアス式海岸の海と、里山の豊かな自然の両方を体験できることは、他にはあまりない千葉県勝浦市ならではの魅力といえそうですね。
全国屈指のカツオの水揚げ量を誇り新鮮なカツオや魚介類を楽しめる
全国屈指のカツオの水揚げ量を誇り、新鮮なカツオや魚介類を楽しめることも、千葉県勝浦市移住の魅力・メリットです。
千葉県勝浦市は12の漁港を有する漁業の町であり、県内でもトップクラスの水揚げ量を誇ります。なかでもカツオの水揚げ量は全国屈指で、新鮮なカツオをはじめとした魚介類の数々を贅沢に味わえることは移住の醍醐味といえるかもしれません。
漁港の近くにはカツオを食べられる飲食店はもちろん、産直市場ではカツオや魚介類を安価に購入が可能です。とくに、430年つづいている有名な「勝浦朝市」では、朝どれの新鮮な魚介類や地元の特産品がずらりと並びます。全国屈指のカツオの水揚げ量を誇る千葉県勝浦市で、海の幸を存分に楽しんでみてはいかがでしょうか?
観測史上一度も猛暑日を記録したことのない快適な気候
千葉県勝浦市は、観測史上一度も猛暑日(気温35℃以上)を記録したことがなく、夏でも快適に過ごせることは、特筆すべき移住の魅力・メリットといえるでしょう。
もっとも古い記録が残る1906年以降、110年以上にわたって猛暑日を一度も記録したことがなく、毎年夏の暑さが厳しさを増し続ける現代において非常に希少な存在です。冷たい海水面によって風が冷やされることが要因として挙げられ、もっとも暑い8月の日平均最高気温は29.0℃と、東京都の31.3℃と比較して2℃以上低く、快適な気候であることがわかります。近年は「猛暑日」という言葉をひんぱんに耳にするものの、千葉県勝浦市にとっては無縁のものです。夏の暑さが苦手な方にとって、これほど嬉しいことはないかもしれません。
観測史上一度も猛暑日を記録したことのない「110年以上猛暑知らずの町」であることは、千葉県勝浦市への移住を検討する方にとって大きなメリットといえそうですね。
千葉県勝浦市移住の際に利用できる補助金・支援金、サービス
つづいて、千葉県勝浦市移住の際に利用できる補助金・支援金、サービスを3つ紹介します!該当する方はぜひ積極的に活用し、少しでもお得な移住を叶えましょう!
東京圏からの移住で最大100万円以上!「勝浦市移住支援事業支援金制度」
東京23区内在住者または、東京圏(東京都・神奈川県・埼玉県)に在住し、東京23区内へ通勤している方が、千葉県勝浦市での就労・起業・テレワークなどの要件を満たすことで、最大100万円以上を支給してもらえる移住支援事業です。
要件等がやや複雑ではあるものの、かなりお得な移住支援のため、東京圏在住の方はぜひチェックしてみてください。
【支援金の額】
- 単身世帯 60万円
- 2人以上の世帯 100万円
※18歳未満の世帯員を帯同する移住の場合、子ども1人につき100万円を加算。
満39歳以下の若者夫婦の住宅取得に60万円!「若者等住宅取得奨励金」
夫婦のいずれかが満39歳以下の方に対し、千葉県勝浦市で新たに住宅を取得(新築・中古)することで、奨励金として基本額40万円、さらに移住者の場合は加算金20万円の合計60万円を交付する補助金制度です。
移住の際に住宅取得を検討中の方は、ぜひ詳細を確認のうえ申請しましょう。
【補助金の額】
夫婦いずれかが満39歳以下の方1世帯につき40万円。転入者の場合は20万円を加算した計60万円を補助。
民間賃貸住宅に入居する若者夫婦に20万円!「若者等賃貸住宅入居奨励金」
夫婦のいずれかが満39歳以下の方に対し、千葉県勝浦市で民間賃貸住宅に入居した場合、奨励金として基本額10万円、移住者の場合は加算金として10万円の合計20万円を交付する補助金制度です。
住宅購入ではなく、民間賃貸住宅を賃借することによって交付されるため、多くの方が対象となる非常にお得な制度といえます。ぜひ下記のリンク先から詳細を確認しておきましょう。
【補助金の額】
夫婦いずれかが満39歳以下の方1世帯につき10万円。転入者の場合は10万円を加算した計20万円を補助。
千葉県勝浦市移住でおすすめのエリア3選
それでは、千葉県勝浦市移住でおすすめのエリアを3つ紹介します!今回紹介するのは、漁港に近く超有名な朝市が開催される中心地・リアス式海岸が絶景のエリア・スローライフに最適な里山エリアの3つです。実現させたいライフスタイルにあわせ、ぜひ参考にしてください!
海水浴場や漁港が目の前の中心地「勝浦駅」周辺エリア
最初のおすすめエリアは、海水浴場や漁港が目の前で、超有名な朝市が開催される中心地、JR外房線「勝浦駅」周辺エリアです!
勝浦駅周辺は市の中心地となっており、勝浦漁港や勝浦中央海水浴場といった、「海の移住先」としてたくさんの魅力にあふれています。市役所・小中学校・スーパー・コンビニなどがそろっているので、日常生活に便利であることはもちろん、430年つづく有名な「勝浦朝市」が開かれることが最大の特徴といえるでしょう。
毎週水曜日と元旦以外に開催される勝浦朝市では、漁港で水揚げされた新鮮な魚介類をはじめ、地元の農産物や特産品の数々が並ぶ地域の名物として知られています。毎朝6:30〜11:00頃まで開かれる朝市では、ただ買い物ができるだけでなく地域コミュニティとしての役割をになっており、移住生活に大きな楽しみをもたらしてくれます。移住の際は、ぜひ「勝浦朝市」をのぞいてみてください。
千葉県勝浦市移住を検討する際は、市の中心地であり、「勝浦朝市」が開催される勝浦駅周辺エリアを、まずチェックしておきましょう。
リアス式海岸の絶景や見どころ充実の観光地「鵜原駅」周辺エリア
つづいてのおすすめエリアは、リアス式海岸の絶景や見どころが充実した観光地、JR外房線「鵜原駅」周辺エリアです!
鵜原駅周辺は、山と海に挟まれた場所に小さな集落がいくつか形成されており、のんびりと海の景色を楽しめる他、南房総国定公園でも知名度の高い景勝地「鵜原理想郷」をはじめとする見どころが非常に充実しています。
太平洋の荒波に侵食された断崖が美しい景観を織りなす「鵜原理想郷」は、力強い手つかずの自然を体験できる千葉県勝浦市随一の観光スポットです。周囲を散策できるハイキングコースも整備され、高台にある展望公園からは太平洋が一望できます。また、鵜原理想郷の近くには「かつうら海中公園」があり、ダイバー気分で海の中をのぞき込める海中展望塔が大人気です。
さらに、駅からほど近い場所にある「鵜原海水浴場」や、少し足を伸ばせば、日本の渚百選や快水浴場百選にえらばれた「守谷海水浴場」など遊べる場所が非常に多く、海のレジャーを満喫したい方にピッタリなエリアといえそうです。
海辺の静かな環境のもと、リアス式海岸の絶景や海水浴を思いっきり楽しみたい方は、ぜひ鵜原駅周辺エリアを検討してみてはいかがでしょうか?
里山の田園風景でスローライフな田舎暮らし「総野地区」周辺エリア
3つ目のおすすめエリアは、里山の田園風景が癒やしをもたらしてくれる、「総野(ふさの)地区」周辺エリアです!
市域北部の一帯を占める総野地区は、房総丘陵のおだやかな里山と田園風景、複雑に曲がりくねった蛇行川である夷隅川の景観が魅力で、スローライフな田舎暮らしに最適なエリアといえます。360度を里山が取り囲み、どこを見渡しても緑一面の風景は、これ以上ない癒やしの環境です。キャンプ場やゴルフ場、温泉施設などもあるため、自然の癒やしを感じながらレジャーを楽しめることも魅力といえるでしょう。
また、総野地区の中心を、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)に接続する国道297号線がつらぬいていることため、首都圏などから千葉県勝浦市へ来訪する際の玄関口としての地理的性格を有していることも特徴です。逆をいえば圏央道へアクセスしやすい立地といえ、広域移動に便利と言い換えられるかもしれません。
里山の田園風景と夷隅川の景観がとてものどかな総野地区は、千葉県勝浦市移住でゆったりとしたスローライフを実現させたい方に、ぜひおすすめのエリアといえるでしょう。
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千葉県勝浦市の魅力を知って移住を検討しよう
千葉県勝浦市は、「南房総国定公園」の風光明媚な自然景観と、全国屈指のカツオの水揚げ量を誇る、海と里山の自然が充実した移住先です。地理的特性から、夏場でも猛暑日を記録したことのない「猛暑知らずの町」であることも大きな魅力といえ、年々夏の暑さが厳しくなる現代において、とても希少価値の高い移住先といえるでしょう。
千葉県勝浦市移住の魅力を知って、ぜひあなたも移住を検討しましょう!
※内容は2024年5月執筆時のものです。