移住コラム

【神奈川県】山北町へ移住して丹沢湖で大自然のアウトドアライフ!温泉も楽しめて都心や横浜市へ通勤も可能!

神奈川県山北町(やまきたまち)は、人口約9,000人、足柄上郡に属する県の最西端にある広大な丹沢山地とダム湖百選の丹沢湖が有名な移住先です。山梨県・静岡県と境界を接し、観光・行楽地として見どころも多く、本格的な山のアウトドアライフを実現できることから、移住先としてもかなりの注目を集めています。

また、横浜市まで直線距離で約50kmということもあり、車を使えば都心や横浜市へアクセスしやすく、2拠点移住や週末移住はもちろんのこと、通勤も可能です。現在の仕事をつづけながら移住を実現できることは、かなりのメリットといえるでしょう。

今回は、神奈川県山北町移住の魅力やメリット、利用できる補助金・支援金・サービス、おすすめエリアを紹介します!

豊かな自然スポットが満載の神奈川県山北町へ、ぜひ移住を検討しましょう!

神奈川県山北町の魅力/メリット3選

赤い橋と落石と洒水の滝の様子

まずは、神奈川県山北町の魅力やメリットを3つ紹介します!関東周辺で山の移住先をお探しの方必見です。ぜひご覧ください!

丹沢湖と丹沢山地の豊かな自然のもと本格的なアウトドアライフを実現できる

神奈川県山北町の魅力として、丹沢大山国定公園に指定された丹沢湖や丹沢山地の自然を満喫でき、本格的なアウトドアライフを実現できることが何よりも先に挙げられます。

町のシンボルともいえる「丹沢湖」とその周辺は、かながわの景勝50選・関東の富士見百景・ダム湖百選にえらばれ、四季折々の美しい景色や、SUP・カヌー・サイクリング・キャンプなど数々のレジャーを楽しむことが可能です。また、日本の滝百選「酒水の滝」といった景勝地や、「大野山」「高松山」などのハイキングコースも充実しており、山での移住生活を楽しみたい方にとって、最適な移住先の1つといえるでしょう。

さらに、武田信玄の隠し湯として知られる「中川温泉」といった温泉も充実しています。これらの豊かな自然環境により、神奈川県山北町は年間150万人以上もの人が訪れる、県内有数の観光・行楽地となりました。都会では味わえない美しい自然景観とともに、非日常の楽しさに満ちあふれた神奈川県山北町は、ぜひ注目していただきたい素敵な移住先といえるのです。

都心や横浜へ約60分~90分のため2拠点移住だけでなく通勤も可能

都心や横浜へのアクセスのよさも神奈川県山北町の魅力であり、車であれば時間帯によるものの、約60分で横浜市・約90分で都心部へアクセスが可能です。このため、今話題の2拠点移住や週末移住はもちろん通勤もでき、実際に山北町から横浜市や都内へ通勤されている方も多数いるといわれています。

この距離感こそ、神奈川県山北町が移住先として東京圏の方々を中心に人気を集めている理由でもあり、移住への大きな後押しとなっているようです。「移住はしたいけど今の仕事は辞められない」という方も多くいるかと思います。そのような方にとって、神奈川県山北町への移住は最高の選択肢の1つとなるかもしれませんね。

参考:

週末だけ地方で暮らす週末移住とは?メリット・デメリットを解説!移住を希望する人の中には、職場や学校が変わるなどの理由で移住できずにいる人も多くいます。 完全に移住するのは難しくても、週末だけ地方で暮らす週末移住なら実現可能です。週末は人混みの多い都会を離れ、地方で自然や趣味を満喫しませんか?この記事では週末移住のメリットやデメリット、費用などを紹介します。 ...

神奈川県内トップクラスの地価の安さにより生活コストを大幅に下げられる

神奈川県山北町は、県内トップクラスの地価の安さのため、移住することで生活コストを大幅に削減できることも大きなメリットといえそうです。

地方移住の目的として、生活コストを削減しゆとりある暮らしを実現させたいという方は非常に多く、神奈川県山北町であれば、地価の安さから十分にそれを実現できるでしょう。町の平均地価は約4万円/㎡となっており、坪単価平均では1坪あたり約13万円です。これは、神奈川県内においてもっとも地価が安い清川村に次ぐ2番目の安さであり、川崎市や横浜市と比較して約10分の1と、破格といえるかもしれません。都会では諦めざるをえなかった夢のマイホームを、神奈川県山北町であれば実現できる可能性がグンと高まることでしょう。

もちろん、地価は賃貸マンションなどの賃料に直接影響するため、2DKの物件が5万円ほどで借りられるなど家賃もかなり安くなっています。生活コストを大幅に下げたいという方は、神奈川県山北町を、ぜひ移住先として検討してみてはいかがでしょうか?

神奈川県山北町のデメリット3選

田舎の駅舎の様子

つづいて、神奈川県山北町のデメリットも3つ紹介します!メリットだけでなくデメリットも事前に知っておくことが重要です。こちらもぜひチェックしておきましょう!

公共交通機関が発達しておらず日常生活には車が必須

都会と比べ公共交通機関が発達していないため、日常生活に車が必須であることはぜひ事前に知っておくべきデメリットといえそうです。

公共交通機関として、JR御殿場線と町内の一部を循環する「町内循環バス」があるものの、行き先や本数が限られており、車がなければ日常生活自体にかなりの不便が生じます。車を所有するとなると維持費が気になるものですが、駐車場代などはかなり安いため、移住の際はぜひ車を所有しておきましょう。

山の移住先のため花粉症の方は要注意

神奈川県山北町は、山に囲まれた移住先です。豊かな緑は癒やしや解放感をもたらしてくれるものの、春先は花粉の飛散が多く見られるため、花粉症の方は要注意です。

程度の差があるので一概にはいえませんが、花粉症のシーズンに現地へ訪れてみて、どの程度かを一度体験してみるのもいいかもしれません。とくに気になる方は、事前の対策を講じておきましょう。

人によっては地域コミュニティとの関わりが重荷になる可能性

地方移住におけるネックとしてたびたび挙げられるのが、地域コミュニティとの関わりです。神奈川県山北町も例外ではなく、義務ではないものの自治会や消防団などの加入を求められることがあります。

円滑で充実した移住生活を営むためには、これらの地域コミュニティとの関わりはかなり重要です。積極的に関わることで地域社会に溶け込め人間関係も豊かになり、結果として満足度の高い移住生活が実現できます。ただし、人によっては重荷となる可能性もあるため、気になる方は事前に町役場に対し、活動内容や活動頻度、会費などを確認しておいたほうがいいかもしれませんね。

神奈川県山北町移住の際に利用できる補助金・支援金、サービス

リフレクション丹沢湖秋景色の様子

ここからは、神奈川県山北町移住の際に利用できる補助金・支援金、サービスを3つ紹介します!これらの移住支援を活用して、ぜひお得な移住を叶えましょう。

町外からの移住者の住宅新築に20万円!「新築祝い金」

移住者誘致に積極的な神奈川県山北町では、満50歳未満・2人以上の世帯の方が移住し住宅を新築した場合に、祝い金として20万円を支給しています。また、親世帯と同居または町内で近居する方への10万円加算や、住宅ローン利子の一部補助など、住まいに関する支援の充実が特徴といえるでしょう。

移住後に住宅の新築を検討している方は、ぜひ詳細を確認してみてください。

参考:住まいづくり応援制度(新築祝い金)

現地へ直接行けない方は活用しよう!「オンライン相談窓口 やまぶき」

神奈川県山北町へ直接足を運べない方に対し、Zoomを使って移住の相談ができるオンライン移住相談窓口を設けています。1週間前の事前予約制となっており、平日9:00~11:30または13:00~17:00において相談が可能で、相談時間は1回あたり40分です。

町の雰囲気や子どもの教育環境など、神奈川県山北町への移住を検討している方は、ぜひ活用しましょう。

参考:移住相談のオンライン窓口を開設しました!

目の前の川でホタルを鑑賞できる注目のお試し住宅「ホタルの家」

神奈川県山北町では、一定期間現地での暮らしを気軽に体験できるお試し住宅「ホタルの家」を設置しています。2週間から最長14週間まで利用でき、豊かな自然環境・気候風土、生活スタイルなどが体験可能です。

神奈川県山北町への移住に興味がある方は、床面積約152㎡・7DKという広大な古民家で、ぜひお試し移住してみてはいかがでしょうか?目の前の川ではホタルを鑑賞でき、のんびりとした「田舎暮らし」が体験できそうですね。

【利用料金】
20,000円/2週間(水光熱費込み)

参考:令和6年度下半期 山北町お試し住宅ホタルの家利用者募集について
参考:

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神奈川県山北町移住でおすすめのエリア3選

JR山北駅の様子

それでは、神奈川県山北町移住でおすすめのエリアを3つ紹介します!実現させたいライフスタイルに合わせて、ぜひ参考にしてみてください!

山の自然を楽しめるのどかな中心地「山北駅」周辺エリア

最初のおすすめエリアは、周囲を山に囲まれたのどかな中心地、JR御殿場線「山北駅」周辺エリアです!

神奈川県山北町の中心地である山北駅とその周辺は、緑豊かで町役場をはじめ、銀行やカフェ・居酒屋などの各種個人商店がそろっており、のどかな雰囲気ながら利便性も兼ね備えています。また、コンビニが駅前にあることで、ちょっとした買い物にも便利です。500円で入れる温泉や、蒸気機関車が展示された公園・観光協会を兼ねたコミュニティセンターなど、町の中心地ならではともいえる施設も多数存在します。

山北駅は、ハイキングコースとして人気の、大野山と高松山の両方へのアクセスにすぐれていることも特徴で、山歩きが好きな方にとって大きなメリットがあるエリアといえるでしょう。これら2つの山頂からの景色はとても美しく、とくに大野山から望む富士山は「関東の富士見百景」としても有名です。

山北駅周辺エリアは、神奈川県山北町の魅力を広く感じさせてくれるため、移住を検討している方は、まずこちらのエリアを候補にしてみてはいかがでしょうか?

高速ICが近く商業施設も充実「東山北駅」周辺エリア

つづいてのおすすめエリアは、高速ICが近く、スーパーやドラッグストアなどの商業施設も充実した、JR御殿場線「東山北駅」周辺エリアです!

東山北駅は町の東端に位置し、松田町や開成町・南足柄市などの境界近くにあります。国道246号線を車で10分ほど走れば、東名高速道路・大井松田ICへアクセスできるので、横浜市や東京都内への車移動にとても便利です。

山北駅と同様に緑豊かなエリアですが、山北駅周辺エリアにはないスーパーやドラッグストアがあり、町内においては商業施設が充実しているといえるでしょう。

神奈川県山北町の豊かな自然を感じながら、日常における買い物の利便性や横浜市・東京都内へのアクセスを重視したい方は、東山北駅周辺エリアがおすすめです。

丹沢湖・清流・温泉の素敵なアウトドアライフ「中川地区」周辺エリア

最後のおすすめエリアは、丹沢湖をはじめとした充実のアウトドアライフを実現できる、「中川地区」周辺エリアです!

神奈川県山北町の中部~北部に広がる山深い中川地区では、ダム湖百選「丹沢湖」をはじめ、武田信玄の隠し湯として知られる「中川温泉」、エメラルドグリーンに輝く清流「河内川」での川遊びなど、数々のレジャーを楽しめます。とくに丹沢湖では、春の桜や秋の紅葉など季節ごとの景色とともに、釣り・カヌー・SUPなどが盛んで、キャンプ場も各地にあることから、山での暮らしを体験したい方にとって理想的なエリアといえるかもしれません。

また、広く「西丹沢」とも呼ばれる観光・行楽地としての魅力が詰まった中川地区へ移住することで、自然とともに癒やしあふれる移住生活を送れる一方、丹沢湖でおこなわれる花火大会マラソン大会といったイベントを通じ、非日常の楽しさも体験できます。

どこまでもつづく西丹沢の美しい緑の景色と丹沢湖の自然を背景に、アウトドアな暮らしを最大限満喫できる中川地区は、神奈川県山北町移住でも特筆すべきおすすめエリアといえるでしょう。

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大野山山頂の桜の木の様子

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参考:何でも聞ける、移住の相談窓口「スタイルチャット」

神奈川県山北町の魅力を知って移住を検討しよう

神奈川県足柄上郡山北町から見た街並みと富士山の様子

神奈川県山北町は、丹沢山地と丹沢湖の自然が美しい山の移住先です。横浜市や都心などへのアクセスが比較的よいことから移住先として注目度が高く、都心などで現在の仕事をつづけながらの移住も可能であることは、かなりのメリットといえるかもしれません。観光・行楽地としても有名でイベントも充実しているため、緑の自然に囲まれながら、楽しさにあふれた移住生活が実現できそうです。

神奈川県山北町の魅力を知って、ぜひあなたも移住を検討しましょう!

※内容は2024年7月執筆時のものです。

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