移住コラム

移動時間も有効活用できる新幹線通勤!新幹線通勤補助金を利用して、お得に地方移住をしよう!

コロナの流行後より、場所を問わず仕事できるリモートワークが働き方として一般的になってきました。家族や自分のための時間を確保する手段として、進んでリモートワークを選択している方もいると思います。それと同時に選ばれるようになったのが、地方移住です。インターネット環境があれば場所を問わず働けるので、必ずしも都市部に拠点を持つ必要はありません。

しかし、リモートワークでも月に何度か出社が必要な会社も多いので、公共交通機関が発達していないエリアは不便ですよね。そんな方におすすめなのが、新幹線通勤です。飛行機と違って荷物を預ける必要がなく、移動時間も有効に使えるので、頻度が少ない出社にはとても便利な移動手段と言えるでしょう。この記事では新幹線通勤のメリットや、新幹線通勤に対し補助が出る自治体をご紹介します。利便性を確保しながら地方移住をしたいという方は、ぜひ参考にしてください。

新幹線通勤のメリット3選

新幹線通勤にはたくさんのメリットがありますが、ここでは生活コストを抑えられる、通勤の快適さ、移動時間の活用の3点について解説します。

都心から離れた場所に住むことで生活コストを抑えることができる

地方移住の大きなメリットのひとつが、生活コストを抑えられる点です。何より大きく異なるのは、賃料の差です。都市部の人気エリアに住もうと思うと、賃料が高い上に、あまり広さは確保できず、特に家族で生活するには不便に感じるでしょう。比較して地方は同じ広さでも賃料が安いため、生活費を抑えることができます。土地代も安く広さを確保しやすいことから、戸建て住宅の購入も検討できるのが嬉しいですよね。

また、全国には移住支援金や子育て支援の制度が充実している自治体がたくさんあります。引越しや移住後の新生活に費用がかかるので、経済的な面でサポートがあると移住もしやすいのではないでしょうか。それらの移住支援を受けるには申請が必要な場合がほとんどなので、移住先の自治体に確認しましょう。

ゆったり座って通勤できる

新幹線は席が確保できるので、ゆったりと座って通勤できます。都市部では通勤時間帯は満員電車での移動が多く、出社する前から疲れてしまいますよね。混雑する路線では座ることはまず難しいでしょう。その点、新幹線であれば必ず座ることができ、事前予約で大きな荷物が置けるようなスペースのある席を確保できます。複数日の出張であれば荷物が多くなるので、広めの席が確保できるとよりゆったり通勤でき、移動時間も安心ですよね。

新幹線の移動時間を有効活用できる

新幹線通勤は席が確保できるだけでなく、座席にテーブルが付いているほか、多くの車両にコンセントがあるので、移動中も時間を有効活用できます。例えば、パソコンで作業をしたり、本を読んだり、勉強したり。日常生活の中だと時間をとることが難しいことも、移動時間であればできることが限られるので、集中して取り組むことができます。もちろん、普段は見られない景色を見られることや、駅弁を食べられることも新幹線移動の醍醐味なので、いろんな方法で移動時間を楽しんでみましょう。

新幹線通勤補助がある地方自治体

宇都宮 街並みの様子

移住者を受け入れている自治体には、新幹線通勤に対し補助金が出るところがあります。ここでは5つの自治体を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

月額上限1万円!栃木県宇都宮市

餃子の街として知られている栃木県宇都宮市は、県中部・人口約51万人の中核都市です。栃木県の県都であることから市街地が発展し、便利な都市生活を送れる一方、豊かな自然も残されており、気軽に自然とふれあえることが特徴です。また、JR宇都宮駅から東北新幹線を利用すれば、東京駅までは最速49分でアクセスできるため、新幹線通勤を検討している方には特におすすめの移住先と言えるでしょう。そんな宇都宮市は、東京圏へ新幹線を利用して通勤・通学する方に対し、新幹線定期購入券の自己負担金の一部を補助してもらえる「宇都宮市東京圏通勤・通学支援補助金」が設けられています。補助金額は新幹線定期券購入に係る自己負担額の3分の1で、上限は月1万円の範囲。要件がいくつかありますが、とてもお得な制度なので、ぜひ活用しましょう。

【栃木県】宇都宮市へ移住!都市と自然が共存し暮らしやすさ抜群!「餃子」だけではないその魅力に迫る!栃木県宇都宮市は、県中部・人口約51万人の中核都市であり、「餃子のまち」として全国的にも有名な移住先です。栃木県の県都であることから市街...

東京圏に新幹線通勤・新幹線通学する方の定期券購入費を補助!

新幹線で東京駅まで約40分!栃木県小山市

栃木県小山市は人口約16.6万人を有し、宇都宮市に次ぐ県内第2の都市として、発展した市街地とのどかな田園風景のバランスのよさが魅力の移住先です。街の歴史も古く、歴史好きの方にとっては、関ヶ原の戦い前夜、徳川家康による軍議「小山評定」が開かれた場所として知っている方も多いのではないでしょうか?そんな小山市には東京駅まで約40分でアクセスできる東北新幹線停車駅「小山駅」があり、新幹線通勤に月額1万円が補助される、「小山市新幹線通勤定期券購入補助金」が設けられています。「39歳以下・39歳以下の配偶者がいる・同一世帯に15歳以下の子どもがいる」のいずれかを満たす必要があり、申請できるのは移住後1年を経過してからです。申請には必要な書類がいくつかあるので、ホームページや窓口にて確認し、ぜひ利用しましょう。

栃木県小山市
【栃木県】県第2の都市・小山市へ移住!新幹線で東京駅まで約40分!JR4路線が利用できる便利な「田園環境都市」栃木県小山市は人口約16.6万人を有し、宇都宮市に次ぐ県内第2の都市として、発展した市街地とのどかな田園風景のバランスのよさが魅力の移住...

小山市新幹線通勤定期券購入補助金について

月額上限1万円最大5年間補助!長野県那須塩原市

栃木県那須塩原市は、県北部に位置する人口約11万人の街です。「塩原温泉」がある高原の観光リゾート地として知られているため、訪れたことがある方も多いのではないでしょうか。夏場でも最高気温が30度を下回るので、暑さが苦手な方にはおすすめの移住先です。また、那須塩原市は交通アクセスの良さも魅力で、東京駅までは那須塩原駅から東北新幹線の利用で、約70分でアクセス可能です。70分あれば移動中も集中して作業できたり、読書ができたり、仮眠を取ったり、有意義に時間を活用できますよね。そんな那須塩原市は新幹線通勤する方に対し、最大5年間月額上限1万円が補助される「新幹線定期券購入補助金」があります。1年で換算すると12万円なので、とても大きいですよね。交付にはいくつか要件があるので、まずはホームページや窓口で確認しましょう。

那須塩原市
【栃木県】那須塩原市へ移住して「温泉の宝石箱」塩原温泉を楽しもう!自然景観やオシャレなカフェなど魅力が充実!栃木県那須塩原市は、県北部に位置する人口約11万人の移住先です。「塩原温泉」がある高原の観光リゾート地として知られ、東北新幹線で東京駅へ...

【通勤補助】新幹線定期券購入補助金

月額最大3万円!福島県白河市

福島県白河市は、古くから交通の要衝として発展してきた歴史と文化が息づく、人口約6万人の高原都市です。その豊かな自然の中で育つお米や野菜はとても新鮮で、直売所やスーパーで手軽に購入できるのが魅力です。そんな白河市は東北新幹線の発着駅なのもポイントのひとつ。東京駅までは東北新幹線の利用で、最短70分というアクセスの良さです。また、移住者も積極的に受け入れており、移住支援も充実しています。その中の一つが、新幹線を利用して通勤する場合に補助が出る、「白河市新幹線通勤補助金」です。移住者や大学などの新卒者を対象としており、新白河駅から仙台駅、大宮駅、上野駅、又は東京駅を経由して通勤する方に対し、最大3万円の補助が出ます。申請にはいくつか要件がありますが、3万円の補助金はとてもお得ですよね。補助金を希望する方は事前相談が必要なので、まずは担当窓口に問い合わせましょう。

【移住支援】白河市新幹線通勤補助金

月額最大2万円!長野県佐久市

長野県佐久市は、長野県と群馬県の県境に位置する、人口約9.6万人の街です。佐久市は北に浅間連峰、南西に八ヶ岳、東に荒船山を望む佐久平の中心地ですが、佐久平駅を中心に市街地が広がっており、利便性と自然の豊かさの両方を兼ね備えています。年間を通して降水量が少ないことから、夏はカラッとしており、冬場は厳しい寒さですが、積雪はあまり多くありません。暑さが苦手で、ウィンタースポーツを思いっきり楽しみたい方にはぴったりの移住先でしょう。また、佐久駅は北陸新幹線が通っており、東京駅までは70分でアクセスでき、移住者を対象に新幹線通勤補助金が設けられています。月額上限2万円で、最大24ヶ月受けられるので、移住後に新幹線で東京圏に通勤したい方にはとてもお得な制度です。こちらは個人事業主の出張も対象なので、ぜひ利用しましょう。

【令和6年4月1日から】佐久市リモートワーカー等新幹線通勤補助金

新幹線通勤補助金については「スタイルチャット」に相談する

補助金の文字イメージの様子

新幹線通勤補助金についてたくさんご紹介しましたが、いざ補助金を受け取れる地域に移住しようと思っても、不安や悩みは人によって異なるでしょう。そんな時におすすめなのが、移住Styleの「スタイルチャット」です。LINEで相談できるので、時間や場所を問わず利用でき、働きながら移住を検討している方にピッタリなツールです。また、質問に答えるとおすすめの移住先を診断できたり、具体的な物件の紹介をしてくれたり、幅広く活用できるので、地方移住にについて悩んでいる方はぜひ利用してみてくださいね。

新幹線通勤補助金を知って移住を検討しよう

家でコーヒーを飲みながらくつろぐ夫婦の様子

自分や家族との時間を確保でき、より豊かに過ごせる地方移住。転職が必要なく、在職したまま移住できる方にとって新幹線通勤ができるか、できないかは大きな問題だと思います。在来線では時間がかかる上に席に座れる確証はなく、飛行機は荷物の預け入れや搭乗時間がずれることも多いので、あまり利便性が高いとは言えません。最近では北陸新幹線が延伸し、新幹線で移動できる範囲も広がりました。新幹線が停まり、移住者を積極的に受け入れている自治体の多くは、新幹線通勤に対し補助金制度を設けているので、まずは自分で調べたり、スタイルチャットで相談したり、情報収集から始めましょう。ぜひお得な制度を利用して、理想の移住生活をおくりませんか?

※内容は2024年9月執筆時のものです

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