地方移住を考える際、多くの方に超おすすめなのが「大都市近郊への移住」です!
大都市近郊の移住先であれば、プライベートを都会の喧騒からはなれた自然豊かな町でゆったりと過ごせ、仕事や子どもの学校、休日のショッピングなどは便利な大都会へ気軽にアクセスできます。「暮らしは田舎・仕事は都会」というそれぞれのメリットを「いいとこどり」できるため、ぜひ多くの方に検討していただきたい新しいライフスタイルといえるでしょう。
とくに現在、東京や名古屋・大阪など大都市で暮らしている方にとってそのメリットは絶大で、仕事をはじめさまざまな面で不利になりがちな地方の田舎へ移住するより、圧倒的にスムーズな暮らしが可能となります。都会の喧騒から距離を置きつつ、その利便性を享受できる大都市近郊への移住は、今後大きなトレンドの1つとなるでしょう。もちろん、家賃が大幅に下がるので、生活コストを一気に下げられることも魅力です。
今回移住Styleでは、東京・名古屋・京都・大阪・福岡という5つの大都市へ通勤・通学が可能で、かつ、豊かな自然を感じられる最高の移住先にスポットをあて、その魅力を一挙ご紹介いたします!
メリット多数、「圧倒的コスパ」な大都市近郊の町へ移住し、ぜひ理想のライフスタイルを実現させましょう!
大都市近郊へ移住する魅力/メリット3選

まずは、大都市近郊へ移住する魅力・メリットを3つ紹介します!都会で仕事をしながら、プライベートを自然に囲まれて暮らすことは、多くの方に心の豊かさをもたらしてくれるでしょう。ぜひご覧ください!
自然に囲まれて暮らしながら大都市へ通勤・通学が可能
自然豊かな地方へ移住したいけど、仕事や子どもの学校などの理由で二の足を踏む方は多くいるものです。しかし、大都市近郊の移住先であれば、自然に囲まれて暮らしながら大都市へ通勤・通学が可能となり、両者の「いいとこどり」ができるため、選択肢としてかなりおすすめできます。
とくに、現在大都市で暮らしている方が田舎へ移住した場合は、急に都会が懐かしくなるものです。大都市近郊であれば、これまで慣れ親しんだ都会との接点を保ったまま移住できるので,移住後に失敗や後悔が少なくなる可能性が高まります。さらに、同じように大都市へ通勤している方が周囲に多く存在するため感覚が近く、田舎の移住生活でおちいりがちな「人間関係のギャップ」に悩まされるリスクが低くなることは、特筆すべきメリットです。
仕事や学校は都会で、普段の暮らしは田舎でおこなうことは、現代人にとってある意味で理にかなっており、気軽に都会へ遊びに出かけられることもふくめ、大きな満足感を得られる移住といえるでしょう。ぜひあなたも、「暮らしは田舎・仕事は都会」という素敵なライフスタイルを実現してみてはいかがでしょうか?
生活コストを下げながら大都市の利便性も享受できる
大都市近郊への移住で、多くの方が注目するのが「生活コスト」と「利便性」のバランスです。都会の喧騒から少し離れるだけで、家賃や生活費をおさえながら、大都市への通勤・通学・遊びなどの利便性も享受できるというメリットがあります。
東京都内では、1Kの家賃が10万円近くすることも珍しくありませんが、例えば「埼玉県飯能市」であれば、同じ家賃かそれ以下で2LDKや3LDKの広い間取りで暮らすことが可能です。郊外へ出ることで生活コストを大幅におさえられ、かつ、飯能市であれば池袋駅へ40分、しかも始発駅で座れるというメリットもあり、首都・東京の利便性を大いに享受できます。
また、東京23区内暮らしの場合、月極駐車場代が2万円~5万円など高すぎるという問題がありますが、郊外であれば数千円で停められます。郊外には駐車場付き物件もかなり多く、その場合はさらに安くなることがほとんどです。都内、とくに23区暮らしで車を諦めざるを得ない方にとって、生活を圧迫することなく車を所有できることは、豊かな暮らしを実現できる大きなメリットといえるでしょう。
浮いた生活費を趣味や貯蓄・教育費に回すことができ、大都市の利便性も問題なく享受できる大都市近郊移住は、物価が上昇しつづける昨今において、地方移住のスタンダードとなるかもしれませんね。
大都市の喧騒とは無縁のスローライフが可能
大都市近郊へ移住することで、都会の喧騒とは無縁のスローライフを実現でき、これこそが最大の魅力・メリットといえるかもしれません。大都市近郊に位置する移住先の多くは自然に恵まれており、緑の山々や清らかな川、田園風景に美しい海の景色などの癒やしに満ちています。都会のような時間に追われる感覚もなく、すべてがゆったりとしていることでストレスフリーな日常生活が可能です。
明るすぎる都会の夜はほとんど星が見えることもなく、夜空を見上げることすら忘れている人が多いのではないでしょうか?静寂のなか、満天の夜空には、宝石箱をひっくり返したかのような星がきらめく感動の光景が広がり、そこには車の走る音やクラクションの音はありません。また、休日の朝などは最高です。緑の景色に囲まれて、鳥のさえずりと暖かな朝陽を浴びながら、透き通った空気をおもいっきり吸い込むだけで頭がクリアになっていき、いいようのない幸福感につつまれます。自然のサイクルにしたがうことで生活リズムも整いやすくなり、より健康的でいられることも、移住のメリットといえるでしょう。
都会暮らしでは絶対に味わえない、人間本来が本能的に求める豊かな暮らしがそこには存在します。ぜひあなたも移住を通じ、その幸福感を存分に味わいましょう!以下のリンクは、大阪市から愛媛県に移住した岡さんの「リアル」な体験談です。大都市近郊の移住であっても自然の美しさは変わりません。現在移住に興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

大都市近郊へ移住するデメリット3選

つづいて、大都市近郊へ移住するデメリットを3つ紹介します!メリットだらけの大都市近郊移住ですが、もしかすると人によっては思いもよらない落とし穴があるかもしれません。こちらもあわせてご覧ください!
移住先での普段の生活には車が必要
公共交通機関が発達している都会と比較して、大都市近郊での暮らしには基本的に車が必要です。人口密度が低いため、スーパーやコンビニ・病院などの各施設への距離が遠く、電車・バスの利便性も高くないため、車がなければかなり不便な暮らしを強いられる可能性が高くなります。
ただ、都会と比較して月極駐車場代がかなり安いため、大きな負担になることはありません。充実した移住生活を実現するためにも、ぜひ事前に車を所有しておきましょう。
場所によっては電車の本数が少なく終電が早い場合も
都会へ通勤・通学する場合、移住する場所によっては最寄り駅の電車の本数が少なく、終電が早いこともあるため注意が必要です。仕事や遊びで夜遅くなる際、終電の時間を必要以上に気にしなくてはならないため、デメリットといえるでしょう。
また、郊外を走る電車は都会の地下鉄などとちがい、まれに大雨や強風などで運行がストップすることもあります。都会へ通勤・通学する方にとって、少なからずリスクがあることも理解しておいたほうがよさそうです。
都会とのライフスタイルのギャップを感じる可能性
こちらもまれにあることとして、昼間を都会・夜を自然豊かな郊外で暮らすことで、そのライフスタイルのギャップがストレスになる人もいるようです。せわしない都会での仕事と、ゆったりとした郊外での夜の切り替えができないという声は、ごく少数ですが存在します。
人によって気持ちの切り替えができない可能性があることも、頭の片すみに入れたうえで移住を検討してみたほうがいいかもしれません。移住体験施設などがあればぜひ活用し、郊外での暮らしが自分にあっているか試してみるのがよさそうです。
圧倒的コスパ!大都市へアクセス抜群のおすすめ移住先5選
それでは、移住Style厳選の、東京・名古屋・京都・大阪・福岡という5つの大都市へ、通勤・通学が可能な自然豊かな移住先を紹介します!大都会との接点もしっかり確保できる、圧倒的コスパともいえるこれらの移住先をぜひ検討してみてください!
池袋駅へ40分!”農のある暮らし”が大注目「埼玉県飯能市」

埼玉県南西部に位置する人口約7.8万人の「飯能市(はんのうし)」は、周囲を緑豊かな山に囲まれた移住先です。西武池袋線・飯能駅から特急約40分・急行約50分でアクセスでき、しかも始発駅ということで座って通勤・通学できることが、大都市近郊移住先としてイチオシポイントといえるでしょう。
また,埼玉県飯能市は、豊かな自然を背景に、“農のある暮らし”「飯能住まい制度」が大きな話題を呼んでいます。ライフスタイルにあわせて本格的な農業から家庭菜園まで、市が独自のプログラムを提供し、要件を満たすことで住宅取得に上限100万円の補助金を受けられることが最大の特徴です。埼玉県飯能市へ移住することで、都内で仕事をつづけながら休日は農業や家庭菜園にいそしむ、だれもが一度はあこがれる最高の移住生活が実現できるでしょう。
「ムーミンバレーパーク」や「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」、川遊び・キャンプ・BBQができる「飯能河原」などといった子どもの遊び場も充実し、幼稚園から大学までそろっているため地元での子育ても安心しておこなえます。
昼は都内でバリバリ働き、プライベートは農業・家庭菜園を楽しめる埼玉県飯能市は、東京都内近郊の移住先としてぜひおすすめです!

名古屋駅へ14分!田園風景が身近にある健康都市「愛知県大府市」

「愛知県大府市(おおぶし)」は、JRを利用すれば名古屋駅へ14分でアクセスできる、抜群の利便性を誇る移住先です。名古屋市から見て南、知多半島の北側に位置する人口約9.3万人の街は、健康・医療・介護福祉施設や期間が集積する「ウェルネスバレー」と呼ばれる全国有数のエリアがあり、「健康都市」を目指しています。「あいち健康の森公園」では広大な敷地で各種スポーツやジョギング・ウォーキングを楽しめ、体育館や芝生広場など充実した運動スポットとして有名です。
市街地がある程度発展していながらも、少し歩けばのどかな田園風景が広がっており、開放感のある日常生活が送れます。また、JR共和駅から快速に乗ればJR名古屋駅へ14分のため、あっという間の短時間で通勤・通学が可能であることはやはり魅力です。
広がる田園風景とともに、運動・健康スポットが充実した愛知県大府市は、若者からシニアまで、幅広い世帯の方にとって高い満足度が得られる、素敵な大都市近郊移住先といえるでしょう。

京都駅へ20分!大人気ベッドタウンは観光名所多数!「京都府亀岡市」

古都・京都の中心地、JR京都駅へ快速電車で約20分の「京都府亀岡市」は、京都市内のベッドタウンとして関西では昔から知名度が高い移住先です。人口約8.5万人を有し、近年ではその自然環境や利便性により大都市近郊の移住先として注目を集め、令和3年以降転入超過がつづいています。
市の代表駅であるJR亀岡駅からJR京都駅まで快速電車で約20分のため、京都市内への通勤・通学はもちろん、観光にも抜群の立地です。京都市内には、京都大学・立命館大学・同志社大学など有名大学が多く存在し、学業を優先したい子育て世帯の方にも大きなメリットがあります。
また、四季折々の風景が美しい保津峡(ほづきょう)沿いを走り、京都の超有名観光スポット・嵐山へいたる観光列車「嵯峨野(さがの)トロッコ列車」や、保津川から保津峡を経由し嵐山まで2時間ほどのスリル満点の川下り「保津川下り」など観光名所も充実しています。さらに、JR亀岡駅の目の前には、Jリーグ・京都パープルサンガF.Cのホームスタジアム「サンガスタジアム by KYOCERA」があり、サッカー好きの方にもおすすめです。
京都市近郊の移住先をお探しの方は、豊かな自然が充実し、観光地や見どころもたくさんある京都府亀岡市をぜひ検討してみてください。

大阪駅へ40分!大型商業施設が充実し里山暮らしも可能「兵庫県三田市」

大阪市内中心部へ通勤・通学したい方は、大都市近郊移住先として「兵庫県三田市(さんだし)」がおすすめです。兵庫県神戸市の北に位置する人口約10万人の三田市は、JR三田駅から大阪市の中心である梅田のJR大阪駅へ約40分でアクセスできます。
兵庫県三田市はニュータウンとして市街地が整備されており、快適な市街地暮らしが可能である一方で、里山の風景が色濃く残っていることから田舎暮らしも可能です。中心市街地と園周辺は、関西屈指のアウトレットモール「神戸三田プレミアム・アウトレット」や「イオンモール神戸北」といった大型商業施設が充実し、自然に囲まれながらも高い暮らしの利便性を誇ります。JR大阪駅だけでなく、神戸市の中心地・三宮エリアや関西有数の温泉地「有馬温泉」へも約45分というアクセスのよさも魅力です。
また、関西の有名私立大学・関西学院大学のキャンパスがあることでも知られており、教育環境も上々です。JR大阪駅や神戸三宮へアクセスしやすいうえ、市街地の利便性と豊かな自然の両方を満喫できる兵庫県三宮市は、大都市近郊移住先として高い人気を誇る街といえるでしょう。

博多駅へ35分!美しいビーチが魅力の海のリゾート地「福岡県糸島市」

最後に紹介する「福岡県糸島市(いとしまし)」は、白い砂浜と透き通った青い海が若者を中心に人気を呼ぶ大都市近郊移住先です。市の代表駅であるJR筑前前原駅(ちくぜんまえばるえき)や、JR波多江駅(はたええき)から福岡市の中心地であるJR博多駅へ約35分でアクセスできるので、福岡市への通勤・通学に適しています。
福岡県糸島市は、イギリスの情報誌が実施した「輝く小さな街」2021年ランキングにおいて、なんと世界3位にえらばれたことから一気に知名度を高め、昨今大きな注目を集める移住先となりました。その魅力は、なんといっても「白い砂浜・透き通った青い海」です。海のリゾート地としてオシャレなカフェや雑貨店、フォトジェニックスポットが充実しており、日本の白砂青松百選・幣の浜(にぎのはま)や、快水浴場百選・芥屋海水浴場(けやかいすいよくじょう)といった、抜群の透明度を誇る美しいビーチが数多く存在しています。
また、海だけでなく山の景色も素晴らしく、露天風呂をはじめとした温浴施設が多数あることも特徴で、まさに「リゾート移住」が可能な移住先といえるでしょう。さらに、「糸島ブランド」に代表される農産物・魚介類といったグルメの充実も見逃せません。
ぜひあなたも福岡県糸島市へ移住し、福岡市内へ通勤・通学しながら、美しい砂浜のビーチでリゾート感満載の素敵な休日を過ごしてみてはいかがでしょうか?海のそばで暮らしたい方にとって、最高のライフスタイルが実現できるでしょう。

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大都市近郊の魅力を知って移住を検討しよう

大都市近郊への移住は、「都会の利便性」と「田舎の自然豊かな生活」を両立できる魅力的なライフスタイルが実現可能です。生活コストの削減やストレスフリーな環境に加え、通勤・通学の利便性も兼ね備えているため、今後大きな移住トレンドの1つとなるでしょう。
今回は、東京・名古屋・京都・大阪・福岡へのアクセスにすぐれた自然豊かな移住先をそれぞれ紹介しました。お気に入りの場所があれば、ぜひあなたも移住を検討してみてください!
※内容は2025年1月執筆時のものです。