移住コラム

【兵庫県】「天空の城」朝来市へ移住!「住みたい田舎ランキング」上位の里山の田舎暮らしは生活利便性も上々!

兵庫県朝来市は、県北中部の但馬地方南端に位置する、人口約2.8万人の移住先です。四方を山に囲まれており、円山川や与布土川が流れる、のどかでおだやかな里山の田舎暮らしが実現できます。「天空の城」と呼ばれる「竹田城跡」をはじめ、市内にはたくさんの歴史スポットがあるため、市内各地で歴史ロマンを感じられるのも特徴です。

また、宝島社の月刊誌『田舎暮らしの本』2月号「2025年版 住みたい田舎ベストランキング」、「近畿エリア」総合部1位・若者単身者部門3位・シニア世代1位という、突出した魅力あふれる移住先でもあり、今まさに大注目といえるでしょう。

今回は、兵庫県朝来市移住の魅力やメリット・デメリット、利用できる各種移住支援、おすすめエリアを紹介します!

田舎ではあるもののスーパーや学校・病院などもそろっており、日常生活の暮らしやすさにも注目です。ぜひあなたも移住を検討してみましょう!

兵庫県朝来市の魅力/メリット3選

天空のイメージの様子

まずは、兵庫県朝来市の魅力・メリットに迫ります!天空の城をはじめとする見どころも充実し、楽しい移住生活が可能です。ぜひ参考にしてください!

「天空の城」竹田城跡や生野銀山など歴史的な見どころが充実

「天空の城」で知られる「竹田城跡」や戦国時代から昭和後期まで銀を採掘した「生野銀山」など、朝来市には歴史的な見どころが充実しています。移住生活を通じ、歴史ロマンに思いを馳せることができるのは魅力といえるでしょう。

朝来市でもっとも有名な史跡である「竹田城跡」は、室町時代に築かれた城で、織田信長の命を受けた羽柴秀吉によって攻め落とされました。現代もなお当時の石垣が残存し、「日本100名城」にも選ばれています。標高355mの山頂は、秋から冬にかけて幻想的な雲海に包まれ、その姿はまさに「天空の城」です。ぜひ、移住の際は訪れてみましょう。

また、朝来市にある史跡のなかで、「生野銀山」もメジャーな存在です。全長約1kmの深い坑道のなかは迷路のようでもあり、ちょっとした冒険気分を味わえるでしょう。この他にも、近畿地方最大規模の円墳「茶すり山古墳」や、明治時代に建設された「神子畑鋳鉄橋(みこばたちゅうてっきょう)」など、数多くの史跡を楽しめます。ぜひ朝来市へ移住し、その歴史ロマンに触れてみてはいかがでしょうか?

里山の田舎暮らしが実現でき日常生活の利便性も上々

兵庫県北中部の山深い場所にある朝来市では、誰もが憧れる里山の田舎暮らしが実現でき、市の中心地であれば商業施設もコンパクトにまとまっているため、日常生活の利便性も上々です。

市域にあるほとんどの集落は山の近くにあり、中心地であるJR和田山駅周辺であっても、のどかな景色が広がり、里山を感じられる田舎暮らしが可能です。それでいて、スーパーやコンビニ・飲食店・カフェなどもそろっているため、暮らしやすさを感じられます。生活に必要な施設が近いため、よい意味で「気軽さ」のある田舎暮らしができることは、朝来市移住の大きな魅力といえるでしょう。

里山の田舎暮らしが可能な移住先は全国にたくさんあるものの、自然の豊かさとともにある程度の利便性を兼ね備えた朝来市は、多くの方にとって満足度の高い移住先といえそうです。

大阪市・神戸市へそれぞれ車で約1時間半の好アクセス

朝来市移住を検討するうえで、車で大阪市と神戸市へそれぞれ約1時間半でアクセスできることは、ぜひ知っていただきたい魅力といえるでしょう。高速道路を利用すれば、大阪市梅田や神戸市三宮といった両市の中心地へアクセスでき、大都会の空気にも気軽に触れられます。

都会からの移住者によくあるのが、「田舎暮らしをはじめたけど、たまには都会にも出たい」という潜在的なニーズです。実際に田舎暮らしをスタートしてみると、やはりどこかで都会の空気が懐かしくなり、それが満たされない場合はちょっとしたストレスになります。朝来市であれば、車を走らせれば大阪・神戸の両方へ遊びに行けるので、移住生活の質がより高いものになることでしょう。ちなみに、京都市へは2時間~2時間半ほど時間がかかります。

移住先選びの際、近隣の大都会へのアクセスを考慮する方はそれほど多くないのが現状です。移住生活のQOLをしっかりと考えるのならば、ぜひ大都会へのアクセス時間や手段をチェックしてみてください。朝来市であれば、それがバッチリ満たされているといえるでしょう。

兵庫県朝来市のデメリット3選

竹田城からの眺望冬の様子

つづいて、兵庫県朝来市のデメリットも3つ紹介します!メリット・デメリットの両方を知って、失敗のない移住を実現しましょう!

山間部を中心に雪が積もるので対策が必要

兵庫県は一般的に雪のイメージがそれほどありませんが、朝来市より北は豪雪地帯に指定されており、山間部を中心に雪が積もります。ただ、豪雪地帯であっても北陸や長野県の山岳地帯ほどではなく、平年で約30cmほどの積雪のため、あまり過度に心配する必要はなさそうです。

もちろん、30cmほどの積雪であっても冬用タイヤなどの対策は必要なので、移住の際は早めに準備しておきましょう。

近隣に大きな街がなく商業施設や娯楽施設が少ない

兵庫県北中部に位置する朝来市は、近隣に大きな街がなく商業施設や娯楽施設が少ないことは移住のデメリットといえそうです。東隣にある人口約7万人の京都府福知山市の中心市街地へも車で約45分かかってしまうため、気軽に出かけられるという距離感ではありません。

都会にあるような商業施設や娯楽施設は少ないものの、朝来市には有名な史跡や自然の景色が充実しているので、移住の醍醐味としてぜひこれらを満喫してみてはいかがでしょうか?

移住生活を不自由なく送るには車の所有が必須

朝来市での移住生活を不自由なく送るには、やはり車の所有が必須といえます。都会のように公共交通機関が発達しておらず、スーパーへ出かけるのも車を使用することがほとんどです。

車を所有する場合は維持費が気になるものですが、市内の商業施設の駐車場は基本的に無料で停められ、月極駐車場代も無料であったり3,000円~4,000円程度とかなり安く設定されています。移住生活を楽しむためにも、ぜひ車を所有しておきましょう。

兵庫県朝来市移住の際に利用できる補助金・支援金、サービス

生野銀山の様子

ここからは、兵庫県朝来市移住の際に利用できる補助金・支援金、サービスを3つ紹介します!これらの移住支援を活用して、お得な移住を実現しましょう!

市内4か所の施設で移住体験「あさご暮らし体験住宅」

朝来市では気軽に田舎暮らしを体験できる「あさご暮らし体験住宅」を市内4か所に整備しています。月額3万円の利用料金で、1か月から24か月という長期にわたり利用でき、築90年や築150年といった歴史あふれる古民家がラインナップされているので、素敵な移住体験となるでしょう。

朝来市への移住に興味がある方は、古民家で過ごす里山の田舎暮らしをぜひ体験してみてください。

参考:~利用募集中~あさご暮らし体験住宅で移住体験してみませんか?

空き家の改修工事に上限100万円!「朝来市空家活用促進事業補助金」

築10年以上の空き家を購入した方を対象として、風呂・トイレ・台所改修や下水道接続などの改修工事に、上限100万円の補助金を支給する補助金事業です。補助対象者要件として、本人もしくは配偶者が40歳未満の方、または義務教育終了前の子どもがいる方などに限られているものの、築10年という比較的新しい空き家であっても補助が出ることは、ありがたいことといえるでしょう。

移住の際に空き家を活用したいという方は、ぜひ詳細をチェックしてみてください。

参考:朝来市空家活用促進事業補助金

住宅取得や賃貸住宅の家賃に補助!「あさご暮らし住宅取得等応援事業補助金」

朝来市内への移住者が、新築・中古住宅の取得に対し最大100万円(各種加算金ふくむ)・民間賃貸住宅を賃借する方に対し、年額最大6万円を最長2年間補助してくれる補助金事業です。

なお、2024年度は受付を終了したものの、2025年度以降も継続して募集する可能性が高いため、制度に興味がある方は情報をこまめにチェックしてみてください。移住の必要経費のなかで住居費はかなりのウェイトを占めるため、ぜひ積極的に活用しましょう。

【主な補助対象者要件】

  • 住宅取得補助
    本人もしくは配偶者が40歳未満、または義務教育終了前の子どもがいる世帯で、かつ世帯合計所得が1200万円以下の方。
  • 賃貸住宅家賃補助
    婚姻の届け出から2年以内の新婚世帯で、世帯の合計所得が500万円以下の方。

参考:朝来市あさご暮らし住宅取得等応援事業補助金の受け付けを行っています!

兵庫県朝来市移住でおすすめのエリア3選

竹田城 城下町のイメージの様子

ここからは、兵庫県朝来市移住でおすすめのエリアを3つ紹介します!叶えたいライフスタイルにあわせて、ぜひ選んでみてください!

田園風景広がるのどかで便利な中心地「和田山駅」周辺エリア

JR山陰本線「和田山駅」は、円山川のゆるやかな流れと田園風景が広がる、のどかな市の中心地です。市の中心であるため、市役所や小中高校、総合病院・スーパー・飲食店やカフェなどが周辺にそろっており、コンパクトな市街地とともに里山の田舎暮らしが実現できます。

JR和田山駅は特急が停車するため、JR大阪駅まで約2時間・神戸市の中心地JR三ノ宮駅まで約1時間40分でアクセスが可能です。車を運転できない方や子どもであっても大阪市や神戸市の中心地まで行きやすいことはメリットといえます。エリアの南、ちょうど竹田駅との中間地点に北近畿豊岡自動車道・和田山ICがあるので、高速道路利用にも便利です。

市の中心地であるため、さまざまな施設を利用できながら、里山の田舎暮らしが実現可能な和田山駅周辺エリアは、朝来市移住でまずは検討していただきたいおすすめエリアといえるでしょう。

幻想的な天空の城はじめ名所が目白押し「竹田駅」周辺エリア

つづいておすすめするJR山陰本線「竹田駅」は、全国的な知名度を誇る「竹田城跡」がある観光地です。駅から竹田城跡までは徒歩で約45分と、ちょっとしたハイキングとなり、移住先での運動不足解消にもってこいかもしれません。駅裏側の竹田寺町通り(たけだてらまちどおり)などは、白壁の塀や錦鯉が泳ぐ小川など、歴史を感じられる散策路となっておりおすすめです。

竹田駅周辺は観光地としての側面をもつため、随所に特別感のある雰囲気が漂っています。竹田城跡だけでなく、遠くから雲海に浮かぶ竹田城跡を眺められる絶景スポット「立雲峡(りつうんきょう)」などもあり、北近畿ナンバーワンともいわれる桜の名所としても有名です。

中心地である和田山駅へも車で15分ほどのアクセスと良好で、暮らしに不便ということはありません。ぜひ竹田城跡を眺めながら、その歴史ロマンを楽しみましょう。

里山の田舎暮らしをおもいっきり楽しめる「山東町」周辺エリア

最後に紹介する「山東町(さんとうちょう)」は、里山の田舎暮らしを思いっきり楽しめ、その歴史的背景も興味深いおすすめエリアです。中心地である和田山駅からみて南東方向に山東町があり、JR山陰本線・簗瀬(やなせ)駅が利用できます。山東町の範囲は広く、広大な田園風景が広がっているため、のんびりとした里山の田舎暮らしが可能です。

山東町柳瀬町(やなせまち)は、古くは山陰表街道・山陰裏街道の出入り口として人々の往来が多く、かつての宿場町として今もなおレトロな町並みが残されています。「うだつ」のある古民家や、昭和レトロな商店など、ふらっと立ち寄るだけで楽しい気持ちになれそうです。

もちろん、「ヒメハナ公園」といった自然スポットや、「道の駅 但馬のまほろば」といったおすすめスポットもあり、広い山東町のなかでもライフスタイルにあわせた田舎暮らしが実現できます。街道の出入り口であり広大な田園風景も楽しめる山東町は、他のエリアと比較しても充実した移住生活が送れるため、ぜひこちらも候補にしてみましょう。

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生野銀山トロッコ軌道の様子

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兵庫県朝来市の魅力を知って移住を検討しよう

竹田城跡空撮の様子

兵庫県朝来市は、「天空の城」と呼ばれる「竹田城跡」があり、各地に史跡が点在する歴史ロマンあふれる移住先です。四方を山に囲まれており里山の田舎暮らしができる一方、生活利便性も悪くないため、日々の暮らしやすさを感じられるでしょう。大阪市や神戸市へのアクセスも上々で、たまには大都市へ出かけたいという方にもおすすめです。

兵庫県朝来市の魅力を知って、ぜひあなたも移住を検討しましょう!

※内容は2025年2月執筆時のものです。

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