移住コラム

【住みたい田舎ランキングまとめ】総合部門にランクインした「海の移住先」7選!超充実の移住生活を実現しよう!

海辺での暮らしを実現できる移住先は日本各地に存在するものの、実際に移住者にとって暮らしやすい移住先はどこなのでしょうか?海の美しさだけでなく、移住先に求める暮らしやすさや各種移住支援の充実は、誰にとっても気になるものです。

そこで今回は、地方移住を専門に取り扱う、宝島社の月刊誌「田舎暮らしの本」2月号『2025年版 住みたい田舎ベストランキング』で、総合部門にランクインした評価の高い移住先の中から「海の移住先」を厳選し、移住Styleが独自にまとめて紹介します!

今回紹介する7つの海の移住先は、すべて「住みたい田舎ベストランキング」に掲載されていることから、他にはない独自の強み・魅力にあふれているといっても過言ではありません。迷ったらココ!ぜひあなたの理想とするライフスタイルを実現させましょう!

【住みたい田舎ランキングまとめ】「海移住」の魅力/メリット3選

沖縄きれいな海さわやかな空の様子
まずは、「海移住」の魅力に迫ります!圧倒的な開放感を得られる海移住は、語り尽くせないほどの魅力でいっぱいです。ぜひご覧ください!

波の音とどこまでも続く水平線の景色による癒し効果

「海移住」最大の魅力といえば、やはり波の音とどこまでも続く水平線の景色による癒し効果といえるのではないでしょうか?規則的に繰り返される波のリズムは、まるで自然の子守唄のようで、心の緊張がほぐれ安らぎを感じさせてくれるでしょう。

また、水平線から立ち昇る朝陽は一日の活力を与えてくれ、夕暮れ時には夕陽が海を幻想的な赤やオレンジに染め上げます。これらは海のそばへ移住するからこそ実現可能な、贅沢なライフスタイルといえるのです。

海水浴やマリンスポーツはじめアウトドアライフの充実

海を舞台に数々のアウトドアを楽しめることも、海の近くに移住する大きな魅力です。夏になればいつでも海水浴を楽しめ、家族や友人と気軽にビーチで過ごす時間を満喫できます。サーフィンやシュノーケリング・シーカヤックなどのマリンスポーツにチャレンジできることは、まさに海移住の特権です。

海という広大なフィールドを背景にしたアクティブなライフスタイルは、暮らしそのものを鮮やかに彩り、日常生活にこれまで想像もできなかった、新たな活力をもたらしてくれるでしょう。

地元の新鮮な海産物を安価で入手可能

地元の新鮮な海産物を安価で手に入れられることも、海移住の魅力といえます。水揚げされたばかりの魚介類を毎日の食卓で楽しめる贅沢は、海のそばだからこそ実現できるものです。

市場や漁港の直売所に行けば、旬の魚介類が並び、新鮮な食材をリーズナブルな地元価格で購入できます。アワビや伊勢海老など、都会では「高級」とされている魚介類も、もしかしたらかなり安く売られているかもしれません。新鮮な海の幸を安価で楽しめることも、海移住のうれしい特権といえそうですね。

【住みたい田舎ランキングまとめ】「海移住」のデメリット3選

荒れた海の様子
続いて、「海移住」のデメリットにも着目していきましょう!海のそばへ移住するデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?こちらも超重要です。ぜひ参考にしてください!

潮風の塩害による住居や車への影響

海辺で暮らすと、潮風に含まれる塩分によって住居や車の金属部分が錆びやすくなる、塩害リスクが高まります。ダメージを軽減するためには、定期的に水洗いや防錆処理をおこなう必要があり、海移住のデメリットといえるでしょう。

家を建てる際には防錆性の高い素材を選び、車はなるべく風雨にさらされないように屋根付きの駐車場にするなど、工夫したほうがよさそうです。

高潮や津波などの災害リスク

海の近くで暮らす際は、高潮や津波などのリスクを意識しなければなりません。台風が通過しやすい移住先であればなおのこと、そのリスクは高まります。事前にハザードマップを確認し、なるべく被害が少ない場所に住むことと同時に、安全な高台への避難経路を確認しておくことが重要です。

また、常日頃から近隣住民とのコミュニケーションを心がけることで、万が一の際でも情報共有がスムーズになされ、安心感を得られます。いつやってくるかわからないこれらの災害に対し、事前の準備を怠らないようにしましょう。

観光地であれば行楽シーズンに騒がしくなる

海水浴客でにぎわう有名なビーチをはじめとする観光地に移住する場合、行楽シーズンや夏休み期間中などは観光客が増加し、交通渋滞や騒音が気になることがあります。普段の静かな環境が乱れるため、一時的とはいえストレスとなる可能性も否定できません。

そのため、観光地の近くであれば観光客が集中する時期をあらかじめ把握しておき、混雑する時間帯を避けて買い物などの外出をしたほうがいいでしょう。騒音が気になるのであれば、自宅の壁や窓などに防音シートや吸音材を貼り付けるのも有効です。

【住みたい田舎ランキングから厳選!】超おすすめ海の移住先7選

それでは、「2025年版 住みたい田舎ベストランキング」から厳選した、超おすすめ海の移住先を7つ紹介します!総合部門にランクインしている移住先ばかりなので、自然環境や住みやすさ・移住支援など高い満足度を得られる場所ばかりです!ぜひチェックしてみてください!

【愛媛県今治市】移住人気ダントツ!瀬戸内海の絶景!

来島海峡大橋の様子
愛媛県今治市(いまばりし)は、四国・瀬戸内海西側に位置する大人気の移住先です。【人口10万人以上20万人未満のまちランキング】で、総合部門・若者世代単身者・子育て世代・シニア世代の全4部門で全国1位を獲得し、他の追随を許さない魅力的な移住先といえるでしょう。

今治市といえば、なんといっても世界的名所「しまなみ海道」が有名です。瀬戸内海をはさみ広島県へと続く全長約60kmの自動車専用道路は、自転車が安全に走れる側道が整備されていることから、世界7大サイクリングロードに指定されています。瀬戸内海のおだやかな海と、そこに浮かぶ島々の絶景をぜひ体験してみてください。気候も温暖で暮らしやすく、各種レジャーも充実しています。瀬戸内海での島暮らし・商業施設が充実した市街地暮らしの両方が可能で、まさに理想の「海移住」が実現できるでしょう。
参考:

【愛媛県】「住みたい田舎」全部門1位の今治市へ移住!しまなみ海道の絶景は必見!魅力を徹底解説!愛媛県今治市は、四国・瀬戸内海西側に位置し「今治タオル」と「造船」の街として有名です。今治市と広島県の間のおだやかな瀬戸内海には大小さま...

【山口県下関市】市街地が超充実の本州最西端の街!

絶景の角島大橋の様子
山口県下関市(しものせきし)は、本州最西端に位置する中核市です。県庁所在地である山口市をしのぐ県最大の都市でありながら、映画やテレビのロケにもたびたび登場する海の絶景ドライブコース「角島大橋(つのしまおおはし)」で、コバルトブルーの海を体験できます。【人口20万人以上のまちランキング】において、総合部門・子育て世代・シニア世代で全国1位の3冠を達成し、多くの方が理想とするライフスタイルを実現できるでしょう。

下関市は山口県最大の都市であるため、大いに発展した市街地とともに新幹線も利用でき、九州第2の都市である福岡県北九州市へは10数分というアクセスも魅力です。また、市の三方を海に囲まれていることもあり、「ふく(フグ)」や「あんこう」など海の幸も充実しています。市街地での都市生活とともに、美しい海に囲まれた田舎暮らしも可能であるなど、多様なニーズに対応できる「海の移住先」としてぜひおすすめです。
参考:

【山口県】本州最西端・下関市へ移住!都市・自然・歴史がハイレベルに調和した海峡の街は便利で快適な暮らしが魅力!山口県下関市は、本州最西端に位置する人口約24万人の移住先です。県庁所在地である山口市(約19万人)をしのぐ県最大の人口を誇る中核市とし...

【千葉県いすみ市】東京へもアクセスしやすい立地が魅力!

大原海水浴場の様子
千葉県いすみ市は広大な太平洋に面し、里山に囲まれた風光明媚な景色が魅力の移住先で、【人口3万人以上5万人未満のまちランキング】総合部門全国6位を獲得しました。また、【エリア別ランキング】では、首都圏エリアにて総合部門・若者世代単身者・子育て世代の3部門で1位を獲得するなど、首都圏を代表する移住先といえるでしょう。

いすみ市の移住先としての魅力は、美しい海と里山のスローライフを通じ、サーフィン・魚釣り・BBQなど,移住生活の醍醐味ともいえるアウトドアレジャーが身近にあることです。また,東京駅まで約70分というアクセスのため,都心で仕事をしながら移住も可能であることは,かなりのおすすめポイントといえるでしょう。首都圏で「海移住」を検討中の方は,ぜひ,いすみ市を第1候補にしてみてはいかがでしょうか?

参考:

【千葉県】いすみ市は「住みたい田舎」第1位の実力!移住先としての魅力を徹底解説都会での生活に疲れた方や、のんびりとした環境でゆとりある生活を送りたいという方にとって、千葉県いすみ市は最良の移住先といえるかもしれませ...

【福島県南相馬市】歴史ある伝統行事とサーフィンが盛ん!

風力発電の風車万里の里風力発電所の様子
福島県南相馬市(みなみそうまし)は,阿武隈山地の裾野から太平洋にわたり市域が広がる,海・山・市街地のバランスが整った移住先です。【人口5万人以上10万人未満のまちランキング】で総合部門全国2位に輝き,【エリア別ランキング】では,東北エリア総合部門・子育て世代部門で1位を獲得しました。沿岸部は東日本大震災による津波被害を受けたものの,現在では復興が進み,リアルタイムで街が活気を取り戻し進化を続けています。

南相馬市は,1000年続く伝統行事・国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追(そうまのまおい)」が非常に有名で,約400騎の騎馬武者が疾走する時代絵巻は大迫力です。また,「烏崎(からすざき)海岸」は日本有数のサーフィンスポットとして知られ,サーフィン移住にもピッタリといえるでしょう。さらに,移住支援や起業支援が他地域と比較して圧倒的に充実しており,若者世代を中心に移住者が急増していることも見逃せません。雄大な太平洋を眺めながら,新たなチャレンジをしたい方にぜひおすすめの海の移住先です。

参考:

【福島県】各種支援が超充実した南相馬市へ移住しよう!「住みたい田舎ランキング」東北1位の街は伝統文化や自然も魅力福島県南相馬市は、県の北東部に位置する人口約5.5万人の移住先です。阿武隈山地の裾野から太平洋にわたって市域が広がり、海と山・市街地のバ...

【富山県氷見市】富山湾の海の幸を贅沢に味わえる田舎町!

富山 二上山 城山からの氷見の町並みの様子
富山県氷見市(ひみし)は,豊富な海の幸を味わえる,富山湾に面した自然豊かな移住先です。【人口3万人以上5万人未満のまちランキング】で総合部門16位に選ばれ,美しい海の景色とレトロな風情ある街並み,温泉も充実しています。

氷見市移住で一番の楽しみといえば,やはり富山湾から穫れる新鮮な魚介類の数々です。ひみ寒ぶり・氷見イワシといった美味しい特産品が,年間通じて楽しめます。これらの新鮮な魚介類は「氷見漁港場外市場 ひみ番屋街」などで購入でき,寿司や海鮮丼などもおすすめです。総合部門にランキングされているため移住支援も充実しており,「漁港の街」で素敵な海の移住生活を実現したい方は,ぜひ検討してみてください。

参考:

氷見市
海・山・温泉が揃った氷見市に移住しよう!移住支援とおすすめのエリアを紹介富山県の西部に位置する氷見市は、富山湾に面した自然が豊かな街です。漫画家の藤子不二雄Ⓐさんの出身地であることから、市内にある「まんがロー...

【兵庫県豊岡市】エメラルドグリーンの海と関西屈指の温泉街!

海の様子
日本海に面した兵庫県豊岡市(とよおかし)は,エメラルドグリーンの海と,関西屈指の温泉街「城崎温泉(きのさきおんせん)」を有し,海だけでなく温泉や山のレジャーも超充実した移住先です。【人口5万人以上10万人未満のまちランキング】で総合部門14位,【エリア別ランキング】では,近畿エリアで若者世代・単身者部門1位となり,豊かな自然環境とともに,アクティブかつ癒やしに満ちたライフスタイルが実現できます。

豊岡市は海だけでなく,「神鍋高原(かんなべこうげん)」に代表される山のレジャーも充実した「レジャー王国」ですが,海移住としてのおすすめスポットは,エメラルドグリーンのビーチ「竹野浜海水浴場」です。快水浴場百選・日本の渚百選にも選ばれた「竹野ブルー」といわれる透明度抜群の美しいビーチは,すぐ隣に日本でも珍しい「犬専用ビーチ」まであり,愛犬家の方にとってもかなりうれしい環境といえます。海・山・温泉と三拍子そろった豊岡市は,近畿地方における大注目の移住先としてぜひおすすめです。

参考:

静かな朝 城崎温泉の川べり柳通りの様子
【兵庫県】「レジャー王国」豊岡市へ移住!城崎温泉・神鍋高原・美しいビーチ・城下町の街並みやグルメも充実!兵庫県豊岡市は、県北部「但馬(たじま)地域」の中心都市として人口約7.7万人を有する移住先です。兵庫県内でもっとも面積が大きく、日本で最...

【京都府舞鶴市】リアス式海岸の海で近代史に触れる移住生活!

旧日本海軍ゆかりの舞鶴赤れんがパークの赤煉瓦倉庫群の様子
京都府舞鶴市(まいづるし)は,リアス式海岸の美しい海と,明治維新後に旧日本海軍の主要な軍港の1つとして発展した,歴史ロマンを感じられる移住先です。【人口5万人以上10万人未満のまちランキング】総合部門19位,【エリア別ランキング】では,近畿エリアにおいて子育て部門1位を獲得しています。

舞鶴市は,若狭湾国定公園に指定されたリアス式海岸の美しい海,丹波高地の深い緑の山々の自然が抜群で,少し足を伸ばすと,宮津市にある日本三景・天橋立も近いため見どころが満載です。また,かつて旧日本海軍の主要な軍港があり,明治期に造られた「赤レンガ倉庫群」など,レトロな雰囲気も魅力で,これらは街のランドマークとなっています。市街地も発展しており医療機関も充実しているため,子育て世代を中心に安心して暮らせる環境が整っているといえるでしょう。

参考:

【京都府】舞鶴市へ移住してリアス式海岸の美しい海と山・歴史ある旧海軍のレトロな雰囲気を満喫しよう!京都府舞鶴(まいづる)市は、県北部の日本海・若狭湾に面する人口約7.5万人の移住先です。古くから城下町として栄え、明治維新後の近代に入る...

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スマホを持つ男性の様子
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「海移住」の魅力を知って移住を検討しよう

京都府舞鶴市 美しい海岸線 夏イメージの様子
四方を海に囲まれた日本では,海の存在は身近なものです。しかしながら,移住希望者にとって気になるのは,海の美しさだけでなく,実生活の暮らしやすさや,移住支援の充実ぶりではないでしょうか?

今回は,宝島社の月刊誌「田舎暮らしの本」2月号,『住みたい田舎ベストランキング』より海の移住先にフォーカスし,充実した暮らしが可能な移住先を7つピックアップしました!よりよい移住生活が実現できるこれらの移住先は,海のそばで暮らしたい方にとって大いに参考になるはずです。

ぜひあなたも「海移住」の魅力を知って,最高の移住を叶えましょう!

※内容は2025年3月執筆時のものです。

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