移住コラム

名古屋までリニモで1本!子育て支援が魅力の長久手市に移住しよう!

長久手市は愛知県の北西部に位置し、名古屋市のベッドタウンとして発展した街です。2005年に開催された愛•地球博で注目されるようになりました。豊臣秀吉と徳川家康が直接戦った小牧・長久手の戦いの舞台でもあり、市内には歴史の名所が数多く残っています。

そんな長久手市は2022年住み心地ランキング1位に選ばれ、今若い世代の移住先として注目を集める街です。子育て世代への支援が充実しており、また大学のキャンパスも多いことから、日本で一番平均年齢が若い自治体という結果が出ました。

名古屋市や豊田市へのアクセスもいいので、長久手市を移住先として検討している人も多いのではないでしょうか。この記事では長久手市の魅力や注意点、おすすめのエリアを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

長久手市が移住先として人気の理由3選

長久手市の自然の様子

長久手市は自然に囲まれながら利便性が高い街です。ここでは長久手市の魅力を3つご紹介します。

名古屋へのアクセスが良い

地方への移住を考える際に最も気になるのは、都市部までのアクセスですよね。リニモを利用すれば長久手古戦場駅から名古屋市の藤が丘駅までは約8分で到着するので、通勤・通学にも便利です。また、東名高速道路の名古屋ICや主要道路のひとつである名古屋第二環状自動車道の入口も近いので、車での移動もしやすくなっています。

名古屋市の反対にはトヨタ自動車で有名な豊田市があり、長久手市から通勤する人も少なくありません。長久手市にはトヨタ自動車博物館があり、車の歴史を学べるだけでなく、19世紀以降の車両が約140台展示されている、子供から大人まで楽しめる施設になっています。

イオンやイケアなどの大型商業施設がある

市内にはイオンやイケア、アピタなど大型の商業施設があり、週末にはたくさんの人で賑わっています。その中でもイオンは「リニアテラス構想」のひとつとして、地域住民と来訪者へのおもてなしを目指して建設されました。広い店内には200を超えるテナントや映画館があり、週末は家族づれで賑わう憩いの場です。

イオンは長久手古戦場駅、イケアは公園西駅、アピタは杁ヶ池公園駅と直結しているので、交通のアクセスもよく、気軽にショッピングを楽しめます。

子育て支援の充実

子どもを連れての移住や、若い世代の人にとって、気になるのは子育てしやすい環境かどうかですよね。長久手市は「子どもたちにいずれ帰ってきたいと思われる街づくり」を掲げており、子育て支援も充実しています。

特に大きなポイントは2つあり、保育所や幼稚園が多いことと、子どもの医療費助成があることです。長久手市は共働きの家庭が多いので、市内には認可保育所・幼稚園が合わせて17ヶ所、小学校が6校あり、安心して働ける環境が整っています。

子ども医療費助成は、中学生までは通院・入院費が、高校生は入院費がほぼ無料の制度です。特に子どもが小さい時は体調を崩しやすいので、医療費の助成は嬉しいですよね。市内には救急医療に対応している大学病院があるので、もしもの時にも安心です。

2022年11月1日にジブリパーク開園で話題

長久手市のジブリパークの様子

計画が発表された時から話題のジブリパークがついに開園します。2022年11月にオープンするのは3つのエリアで、ジブリの大倉庫、青春の丘、どんどこ森です。それぞれにジブリ作品をテーマにした施設やカフェがあり、中でもジブリの大倉庫では短編作品が上映される予定です。

場所は愛・地球博記念公園の敷地内なので、交通のアクセスも便利です。チケットは日時指定の予約制で、エリアごとに予約が必要なので、チケットを購入する際は注意しましょう。3歳児以下は無料で入場できるので、オープンしたらぜひ行ってもらいたいスポットです。

長久手市移住のデメリット3選

長久手市の様子

たくさんの魅力に溢れた長久手市ですが、住む上での注意点もあります。デメリットを3つ紹介するので、移住する前に知っておきましょう。

リニモの運賃が高い

愛知県内を走り通勤にも便利なリニモですが、地下鉄と比較し料金が少し高めです。最長の八草駅から藤が丘駅までは普通運賃大人380円、小児(6歳以上12歳未満)190円です。ただ、6才以上の子どもの保護者1人につき2人まで運賃は無料なので、小さい子どもがいる家庭に優しい料金設定になっています。

シーズンごとにリニモは関連したイベントもあるので、そんな時は1日乗車券を利用しましょう。金額は大人800円、小児400円です。また、交通系のICカードが使えるようになり、より気軽に利用できるようになりました。ショッピングセンター周辺は車も多いので、渋滞を気にしないリニモでお出かけしたいですね。

市内に飲食店が少ない

2つ目のデメリットは、市内に飲食店が少ないことです。全国チェーンのお店は何店舗かありますが、個人経営のお店は少なく、遅くまでお酒を楽しみたい人には少し物足りなく感じるかもしれません。

名古屋市に位置する藤が丘駅周辺には繁華街があり、リニモで長久手市から行く人も多いです。藤が丘駅から終点の八草駅までの最終は23時50分なので、時間には注意が必要です。

車がないと不便なエリアが多い

名古屋市や栄市などへのアクセスは便利ですが、日進市や東郷市など主要エリア以外へのアクセスはあまり良くありません。長久手市に移住する場合は、車があるとより行動範囲が広がります。

長久手市内には市内を循環するバス「Nバス」が走っており、1回100円で乗車できます。路線は7種類あるので、通勤や通学で利用する人も多いです。

長久手市移住でおすすめのエリア3選

長久手市の公園の様子

長久手市には主に3つの主要エリアがあります。それぞれ特徴が異なるので、ぜひ比較して見てくださいね。

名古屋へのアクセス重視なら「藤が丘駅徒歩圏エリア」

藤が丘駅周辺エリアの特徴は、交通の利便性です。地下鉄の東山線を利用すれば名古屋駅まで約30分で行けるので、通勤や通学に便利です。また、天然温泉『長久手温泉ござらっせ』まで無料のシャトルバスが出ていたり、大型ショッピングセンターや大学病院にもバスで行けたり、長く暮らす上でとても魅力のあるエリアです。

ネックなのは、家賃の高さです。名古屋に近く繁華街もあるエリアなので、駐車場代も比較的少し高めになります。その点も考慮して選びましょう。

オシャレな生活をしたいなら「杁ケ池公園駅エリア」

学校が多数あり活気に溢れた杁ケ池公園駅エリアは、周辺にはカフェも多く、特に若い方に人気のエリアです。街並みが綺麗で比較的明るく、クリスマスにはイルミネーションが楽しめます。

デメリットは主要道路であるグリーンロードが近いので、遅い時間でも騒音が気になる点です。通勤時間帯には渋滞も発生しやすいので、注意しましょう。

自然の中で落ち着いた暮らしをしたいなら「公園西駅エリア」

愛・地球博記念公園にも近い公園西駅は、周辺に小さな公園も多くあり、のんびりとした環境で子育てをしたい人におすすめのエリアです。週末は公園で遊んだり、朝や夕方にはウォーキングをしたり、子育て世代だけでなく、いろんな世代の人におすすめです。

11月にはジブリパークがオープンするので、週末だけでなく、平日も人や車が多くなるかもしれません。人気が落ち着くまでは渋滞やラッシュに気をつけましょう。

長久手市の情報を収集する際に便利なサイト3選

長久手市の情報収集の様子

長久手市の移住を考えたいとき、色々な情報を集めて検討したいですよね。移住する際に便利な情報を得られるインターネットサイトを3つご紹介します。

長久手市観光交流協会

長久手市に移住するとなると、歴史や観光名所も気になりますよね。長久手市観光交流協会のサイトでは、地形や長久手市の名前の由来まで丁寧に書かれており、より深く長久手市について知ることができます。

Facebookではイベントや施設の休館日などの発信もされています。地元ならではの身近な情報が知れるので、移住を検討している人はぜひフォローしてみてくださいね。

ながコミュ

移住するにあたって気になるのは、地元のお店情報ですよね。ながコミュでは市民の人がお店のレビューを投稿しているので、リアルな口コミと情報を知ることができます。

また、長久手市にある各保育園の特徴や金額、施設情報が詳しく掲載されています。知り合いもいない土地に移住する場合、どんな保育園なのかは気になるところですが、事前に詳細がわかると安心ですよね。近隣の施設についての情報も載っているので、ぜひ移住後の生活を考える上で参考にしてください。

愛知の住みやすさ発信サイト

愛知県全体を対象にした、仕事情報に特化しているインターネットサイトです。自分の転勤で移住する人もいれば、住む環境を変えたくて移住する人など、移住の理由は人それぞれです。転勤関係なく移住する人が気になるのは、その土地の仕事情報ですよね。

愛知の住みやすさ発信サイトでは異なった働き方をする女性の漫画が掲載されており、移住後にどんな働き方ができるかをタイプ別に知ることができます。同時に東京都との家賃比較や、愛知県の生活水準、特徴を具体的な数字で見れるので、移住後の生活もイメージしやすいです。

長久手市の魅力を知って移住を検討しよう

長久手市の環境の様子

住み心地ランキングでも毎年上位に入るほど、住みやすいと言われる長久手市。近年若い世代の流入も激しく、市を上げて街の活性化に取り組んでいるので、これから子育てをしたい人、環境を変えて新しく生活を始めたい人に特におすすめしたい街です。

しかし、都市部と比較すると公共交通機関のみで生活することは難しく、車はあったほうが良いでしょう。しかし、ショッピング施設や公共施設が固まっているため、週末の交通渋滞や通勤ラッシュが問題視されています。名古屋方面ではない街に出勤する人や、車に乗っての移動が多い人は、移住前に短期間滞在するのがおすすめです。

それでも街と緑が共存している長久手市は、ジブリパークのオープンを控え、ますます注目度が高まる魅力にあふれた街です。通勤や通学手段を考慮しつつ、ぜひ移住先として検討してみてくださいね!

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