移住コラム

【愛知県】日本文化とマリンアクティビティが楽しめる知多市。便利さと自然を兼ね備えた街でちょうどいい暮らしを楽しもう!

コロナウイルスの流行から、リモートで働くことがスタンダードになりつつある近年。都心を離れ、ゆったりとした地方に移住したいと考える人も多いのではないでしょうか。愛知県の知多半島にある知多市は、海や自然が近くにあり、名古屋市にも近いので、移住先として注目を集めている街のひとつです。この記事では知多市の魅力やデメリット、おすすめのエリアなどについて紹介するので、この記事を参考に、移住先として知多市を検討してみてくださいね。

知多市が移住先として人気の理由3選

移住先に自然が多いところを検討している人も多いのではないでしょうか。知多市の魅力はなんと言っても、自然と街が共存しているところです。ここでは3つに絞って紹介します。

知多市の海の様子

温暖で海が近く自然が豊か

1年を通して温暖な気候の知多市は、伊勢湾に面していることもあり、人気のサップやウィンドサーフィンを楽しめるスポットがたくさんあります。また、海以外にも広々とした公園が多く、のんびりとした雰囲気です。ウォーキングコースにしたり、子供と遊んだり、使い方は人それぞれ。

せっかく地方に移住したのであれば、都市部ではなかなか味わえない自然を満喫したいですよね。移住をきっかけに新しいことを始める人も多いですが、知多市はそんな人にピッタリな街です。マリンアクティビティの体験ができるお店も多いので、興味がある人はぜひ挑戦してみてください。

中部国際空港(セントレア)まで電車で15分でアクセス可能

国内線だけでなく、国際線も多くある中部国際空港までは、電車で15分というアクセスの良さも魅力です。コロナが落ち着き、飛行機を使う機会が増えた人もいるのではないでしょうか。旅行や出張だと荷物が大きくなりがちなので、空港までのアクセスがいいと便利ですよね。飛行機を利用することの多い人には特におすすめです。

また、中部国際空港はひとつの観光スポットにもなっており、ショッピングができるエリアや、実際の飛行機が展示してある施設があります。子供から大人まで年代問わず楽しめるので、ぜひ休みの日に出かけてみてくださいね。

名古屋駅までも約30分でアクセス可能

知多市には名鉄常滑線が通っており、知多市の北部にある寺本駅から名古屋駅までは約30分でアクセスが可能です。また、知多市内には特急が止まる駅もあるので、知多市の南部からのアクセスも良く、通勤や通学にとても便利です。車だと渋滞が気になるところですが、電車だとその心配がないので、休日のお出かけもしやすいですね。

都市部から移住してくる人の中には、車を持たずに引っ越してくる人も多いのではないでしょうか。定住するのであれば車を購入したほうが行動範囲は広がりますが、まずは電車を利用しながら生活してみて、慣れた時に車の購入を検討してもいいかもしれません。

知多市移住のデメリット3選

ここまで知多市の魅力を紹介しましたが、やはりその土地ならではのデメリットもあります。移住する前に確認しておきましょう。

知多市の交通の様子

製鉄所が近くにあり鉄粉が飛んでくることがある

知多市の近くには大きな製鉄所があり、風向きや地域によってはその鉄粉が飛んでくることがあります。洗濯物に付着することもあるので、屋内に干したり、また窓や車の清掃を頻繁にしたり、生活する上で少し注意が必要です。

飲食店が市内に少ない

知多市にはあまり飲食店が多くないので、外食が好きな人、外でお酒を飲むことが好きな人には少し物足りなく感じるかもしれません。名古屋駅までのアクセスがいいので、足を伸ばして行く人も多いですが、電車の本数があまり多くないので、終電の時間を事前に調べておくことをおすすめします。

車社会であり鉄道だけでは移動が困難

東京や大阪などの都市部と比較し、地方都市である知多市は電車の本数があまり多くありません。そのため多くの人が車を利用しており、出勤時間や休日には渋滞も発生します。今まで電車を利用していた人には不便に感じるかもしれません。しかし、都市部に比べると車の維持費は安く、市内外の移動もしやすくなるので、地方での生活を楽しみたい人は車の購入も検討してみてくださいね。

知多市移住の際に利用できる補助金・支援金、サービス

地方に移住するとき、気になるのは初期費用ですよね。知多市には移住者向けの補助金やサービスが用意されているので、移住を検討している人はぜひ確認しておきましょう。

お二人の相談している女性の陽数

愛知県移住支援金

これは県が行っている支援で、東京23区から愛知県に移住し、かつ対象の求人に就職した人には、単身で60万円、世帯で100万円が支給される制度です。また、2022年4月以降、18歳未満の子どもと一緒に移住した場合は、こども1人あたり30万円が支給されます。この制度はテレワークも含まれるので、自分が対象かどうか、県や支援センターのホームページで確認してみてくださいね。

知多市空き家バンク

知多市空き家バンクは知多市内の利用されていない空き家や土地をインターネットで公開し、定住の促進や地域の活性化を目的とした、物件のマッチングサイトです。売買物件と賃貸物件の両方が掲載されているので、それぞれのニーズに合った物件を探せます。また、愛知県では「空き家マイスター」という独自の制度を設けており、空き家に関する知識が豊富なスタッフが在籍している店舗もあります。知多市空き家バンクのホームページから検索できるので、物件と併せて調べてみてください。
https://akiyabk.com/chita/

知多市移住でおすすめのエリア3選

知多市はコンパクトな街でありながら、海が近い街、レトロな街など、それぞれの地域に個性がある街です。ここでは3つのエリアを紹介します。

新舞子駅の様子

電車で快適に移動したいなら「巽ヶ丘駅周辺エリア」

名鉄名古屋駅まで約30分で移動できるので、主に電車を利用して生活したい人におすすめのエリアです。都市部に住んでいると車はほとんど必要ないので、移住後すぐに車を持つのは少し不安ですよね。巽ヶ丘駅前を通る県道にはコンビニや飲食店、スーパーがあるので、他のエリアと比較し、徒歩や自転車移動でも生活しやすいです。

マリンアクティビティを楽しみたいなら「新舞子エリア」

マリンスポーツの聖地として有名なのが、新舞子エリアです。このエリアには新舞子マリンパークという人工島の公立公園があり、サップやウィンドサーフィンが楽しめます。近隣にはアクティビティの体験ができるお店があるので、初心者の人も始めやすいです。この他にもビーチバレーのコートやドッグラン、海釣り施設などがあるので、アクティビティが好きな人はぜひ候補に入れてみてくださいね。

歴史を感じるレトロな町並みを楽しみたいなら「岡田エリア」

日本の文化や古い街並みが好きな人には、岡田エリアがおすすめです。「知多木綿」の名産地であり、江戸時代から明治時代に建てられた土蔵や黒板堀がそのまま残っているので、まるでタイムスリップしたような気分を味わえます。街歩きもおすすめですが、普段と違うことをしてみたい人におすすめなのが、木綿蔵でできる手織り体験です。糸車を使ってオリジナルの作品を作れるので、日本の手仕事が好きな人はぜひ挑戦してみてください。

知多市の情報を収集する際に便利なサイト3選

知多市にはどんな所があるのか、住むとどんな暮らしができるのか、移住をする前に知っておきたいですよね。ここでは情報収集に便利なサイトを3つ紹介します。

タブレット端末でのオンライン自宅学習の様子

ちょうどいいまち 知多

このサイトでは暮らしや福祉、観光など幅広い情報が掲載されているので、移住前に必要な情報集めをするのにおすすめです。特に移住後の手続きやゴミの分別方法、税金についても分かりやすく書かれているので、引っ越しをする前に確認しておきましょう。
https://www.city.chita.lg.jp/citypromotion/

知多市観光ガイド

季節ごとのイベントやエリアなど、知多市の観光情報を網羅したサイトです。中でも大興寺で行われる開運大日福だるま大祭は全国的に有名で、山のように集められただるまに火がつけられるお焚き上げは圧巻です。これ以外にもサップやウィンドサーフィンの大会情報が掲載されるので、季節ごとにイベント情報をチェックしてみてくださいね。
https://chita-kanko.com/

ちたまるNavi

主に知多半島のお店情報が掲載されているサイトです。新メニューやお得な情報など頻繁に更新されているので、ランチやお出かけ先を決めるのにおすすめ。またサイト内には知多半島にあるお店の商品をお取り寄せできるショッピングページがあり、家にいながら知多半島のグルメを楽しめます。ちたまるNavi公式のInstagramと、ショッピングの公式Instagramがあるので、ぜひSNSをフォローして最新の情報をゲットしてくださいね。
https://www.chitamaru.jp/

知多市の魅力を知って移住を検討しよう

手を繋いで歩く家族の様子

名古屋へのアクセスが良く、日本のレトロな文化が残る街、知多市。都会すぎず田舎すぎないちょうどいい暮らしができるため、地方への移住に少し不安がある人にもおすすめしたい街です。また、自然や海が近いため、のびのびとした空気感があるのも魅力のひとつ。

ですが、電車移動だけでは少し不便だったり、製鉄所の鉄粉が飛んできたり、知多市ならではのデメリットもあります。なので、移住を検討している人は、ぜひ一度旅行で訪れてみてはいかがでしょうか。中部国際空港や名古屋駅から電車で移動してもいいですし、車をレンタルして市内を回ってみるのもおすすめです。

ぜひこの記事を参考に、移住先として知多市を検討してみてくださいね。

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