移住コラム

【茨城県】牛久市の魅力は、大仏だけ……じゃない!自然に癒されながら東京通勤も可能!

茨城県南部に位置する牛久市は、豊かな自然環境と都心へのアクセスの利便性を併せ持つ、とても住みやすい街です。

東京まではJR常磐線一本でアクセスでき、所要時間も50分という手頃さから、首都圏のベッドタウンとしての役割を担っています。
市内には大型スーパーや家電量販店、飲食店が豊富で、買い物に困ることもありません。

また、そんな都会的な側面だけでなく、のどかな自然に触れられる部分も牛久市の大きな魅力です。
市内を車で走れば、田園風景や里山が広がる光景を楽しむことができます。
「牛久自然観察の森」、「ひたち野みずべ公園」をはじめとする大規模な緑地公園や、河童が住むと言われる「牛久沼」などの大自然がすぐ側にあるので、落ち着いた生活が送れます。

さらに、牛久市のシンボル・高さ世界一の「牛久大仏」、日本初の本格的ワイン醸造場として1903年に造られた「牛久シャトー」など、魅力的な観光資源も見逃せません。

今回は、利便性に加え、豊富な自然やレクリエーションスポットを秘めた牛久市の魅力を、余すことなくお伝えします。
おすすめエリアや移住支援についても解説しているので、ぜひご覧ください!

牛久市が移住先として人気の理由

常磐線の牛久駅付近を空撮の様子

牛久市の人気の秘密とは?牛久市の知られざる魅力をご紹介します!

市名の由来となった牛久沼では淡水魚の釣りを楽しめる

市の南西に位置する広大な牛久沼は、キジ、カモ、白鳥などの水鳥たちの楽園です。水面に映る四季折々の表情が楽しめることから、古くから釣り人やカメラマン、画家に愛されてきました。
河童を描いた画家・小川芋銭(うせん)、『橋のない川』の住井すゑなどの文化人が活躍した地域としても有名です。

ブラックバス、ブルーギル、ワカサギなどの淡水魚が釣れることでも知られ、週末には湖畔のウォーキングを兼ねて釣りを楽しむ人々から親しまれています。

また、牛久沼はうな丼発祥の地として名高いと名高い地域です。
国道6号線の牛久沼湖畔は、うなぎの老舗店が軒を連ねる「うなぎ街道」とも呼ばれており、名物のうな丼を目当てに訪れる観光客で賑わいます。

東京駅までのアクセスは電車で約50分

牛久市に住んで得られる最大のメリットは、何と言っても都心へのアクセスが便利な点でしょう。
JR常磐線が東京まで伸びているため、品川駅、東京駅まで乗り換えなしで行くことができます。所要時間も約50分とお手頃なので、都内への通勤、通学も可能です。
地方移住をしてみたいけれど仕事を変えたくない人にとっては好条件と言えるでしょう。

また、道路網やバスの交通網も充実しており、市外へも気軽にアクセスできます。
成田空港へも車で約45分と、旅行に出かけるのにも便利です。

近隣には大型の商業施設がある

牛久市は、市内での生活にも非常に利便性のある街です。
コンビニや24時間営業のスーパー、家電量販店、飲食店など、普段使いに便利な買い物環境が整っています。

JR牛久駅前にある大型商業施設「エスカード牛久」も、市民から親しまれている店舗です。フィットネスクラブや100円均一などが入っており、生活に必要なものは大抵揃います。

また、市外にはなりますが、牛久市中心部から車で20ほどで行ける「あみプレミアムアウトレット」も忘れてはいけません。アメリカ西海岸をイメージした外観が目を引き、敷地内には国内外の有名ブランド約160店が出店しています。
都内に出ずともオシャレな洋服や生活雑貨が揃えられるのはポイントが高いですね。

業務核都市に指定され整った街並みである

牛久市は、都心へのアクセスが良く商業施設が充実しているので、地域の中心となる都市である業務核都市として指定されています。牛久駅の周辺には、ニュータウンが整備され、住宅街や道路が広がっています。住宅街には小さな公園があちこちにあるので、特に子育て世帯の方にとって住みやすいでしょう。

大規模な公園が点在している

牛久市内には、大きな公園がたくさんあります。里山をイメージした「牛久自然観察の森」には、雑木林や池、草原のエリアがあるので、昆虫や野鳥などの生き物観察や散歩が楽しめます。また、市の東部にある「牛久運動公園」には、遊具エリアのほかに野球場やテニスコートもあるので、子育て世帯のみならず、スポーツを楽しみたい中高年の方にもおすすめです。他にも、牛久沼の岸辺にある「うしく かっぱガーデン キャンプ場」では、バーベキューやキャンプができるので、気軽にアウトドアが楽しめるでしょう。

待機児童ゼロを達成している

牛久市は、待機児童問題に対して積極的な取り組みを行い、待機児童ゼロを達成しています。また、病後児保育をおこなう「牛久みらい保育園病後児保育室 バンビちゃんのお家」があるので、子どもが病気でしばらく登園できないときでも、有休を減らさずに済みます。他にも、朝7時から夜7時まで児童クラブが開設されているので、都心に通勤している方も安心して働けます。子育てと仕事が両立可能な環境が整っているので、都心で働いてキャリアを築きたい方に、特におすすめの街です。

牛久市移住のデメリット3選

困った表情の女性の様子

利点だけではなく、牛久市に住むデメリットも3点見ていきましょう。

冬は雪が積もり渋滞が発生しやすい

牛久市は基本的に車社会のため、車がなければ不便に感じる人が多いようです。

また、車での移動は、普段は問題になりませんが、冬になると一転します。慣れない雪道の運転で交通事故発生率が増え、道路が渋滞しやすくなるのがネックです。

それほど雪のイメージのない関東地方ですが、年によっては大雪が降ることもあります。道路の渋滞だけでなく、公共交通機関も麻痺してしまうので、油断は禁物です。

公共交通機関の運賃が高い

地方から都心への通勤が可能な牛久市ですが、裏を返せば、地方から通っている分だけ通勤費が高くなるのは当然です。

リンクを見れば、JR牛久駅からJR東京駅までの運賃が、片道だけでも約1,000円と高額なのが分かります。これは、週末の娯楽に都内へ出かけるのを躊躇する金額でしょう。

参照:NAVITIME 牛久駅~東京駅の運賃

通勤など都内に頻繁に出向く予定がある人は、金銭面で負担にならないかどうかも考慮することをお勧めします。

牛久沼周辺および小野川周辺は土砂災害特別警戒区域に指定されている

牛久市は、牛久沼、小野川や稲荷川など水辺環境に恵まれている反面、大雨などの災害時には影響を受けやすいと言うデメリットと隣り合わせでもあります。

特に、牛久沼周辺や小野川周辺は災害の可能性が最も高いエリアとして、2020年4月時点で土砂災害特別警戒区域に指定されています。

牛久市への移住を検討している場合は、予めハザードマップを確認するなどの準備をしておきましょう。

参照:牛久市 土砂災害警戒区域

牛久市移住の際に利用できる補助金・支援金、サービス

寄付金やお祝い金の様子

牛久市に移住すると、どんな支援が受けられるのでしょうか?新天地でのスタートをスムーズに切れるように、移住前にチェックしておくと良いですね。

牛久市わくわく茨城⽣活実現事業における移住⽀援⾦

東京23区に在住、または東京圏在住で東京23区に通勤する人が牛久市に移住した場合に支払われる支援金です。

都道府県が掲載するマッチングサイト内の求人に就職」、「移住前の業務をテレワークにて継続」など、5つの条件のいずれかに該当する場合、2人以上の世帯に対して100万円、単⾝世帯に対して60万円の移住⽀援⾦が支給されます。
また、18歳未満の子どもを帯同する場合は30万円の加算もあります。

なお、令和4年度は予算の都合上停止となっていますが、令和5年度には再開される可能性があるので、下記のサイトを定期的にチェックしてみてください。

参照:牛久市わくわく茨城⽣活実現事業における移住⽀援⾦について

牛久市 空家・空地バンク

市外からの移住や定住を促進するために、牛久市では「空家・空地バンク制度」を実施しています。
下記のリンクから、物件の簡易情報が確認できます。物件や所在地の詳細を確認する場合は、空家・空地バンクの利用登録が必要となるので、まずは登録してみましょう。
空家・空地バンクへの申し込みは、市の空家対策課から可能です。

参照:牛久市 空家・空地バンクトップページ

住宅用環境配慮型設備設置事業補助金

地球温暖化の原因である温室効果ガスの削減を図り、環境保全を推進するため、家庭用の環境配慮型機器を設置した場合に交付される補助金です。

補助対象設備の例としては、家庭用燃料電池 システム(エネファーム)、蓄電システムが挙げられ、補助金額は40,000円~50,000円です。

なお、補助金額には年度ごとの予算総額があり、補助金の交付は先着順となっています。蓄電システムについては、令和4年度分の受付は終了しているため、次年度を待ちましょう。

参照:令和4年度住宅用環境配慮型設備設置事業補助金について

牛久市移住でおすすめのエリア3選

ひたち野うしく駅西口駅前風景の様子

東西に長い牛久市では、エリアごとに異なった表情が見られます。ぜひ自分のお気に入りエリアを探してみてください。

新しい住宅地で便利にショッピングしたいなら「ひたち野うしく駅エリア」

洗練された都市で快適に暮らしたいなら、「ひたち野うしく駅エリア」が良いでしょう。
マンションや戸建住宅が増えている新しいエリアで、24時間営業のスーパーやレストラン、書店、ドラッグストアなどが立ち並ぶ他、ショッピングモールも近いため、買い物には困りません。

東京やつくば市へのアクセスも良く、利便性も高いことから、これから住むのにはおススメのエリアです。

街の中心部で便利に暮らしたいなら「牛久駅エリア」

市の中核を担う「牛久駅エリア」は、コンビニやスーパー、オシャレなカフェなどがあり、暮らしやすいエリアです。また、駅周辺には、整形外科や内科、歯科、眼科などのクリニックも点在しており、医療面でも安心して生活できます。

駅から徒歩で行ける「牛久シャトー」や、市内最大の「うしくかっぱ祭り」もこのエリアの目玉です。

自然豊かな環境で田舎暮らしを楽しみたいなら「東部エリア」

とにかく自然に囲まれた暮らしがしたい!という人は、市の東部エリアに注目してみてください。と言うのも、このエリアが電車が通っていない農村地帯だからです。

牛久自然観察の森」では、約21ヘクタールの広大な森の中で、思う存分森林浴を楽しみましょう。
また、落花生やブルーベリー、リンゴなどの栽培が盛んで、フルーツ狩りができる農園も点在しています。

西部に比べると不便ではありますが、都会の喧騒から離れたい人にはうってつけのエリアです。

牛久市の情報を収集する際に便利なサイト3選

パソコン作業をする男性の様子

東京などの都心と比べ、地方の情報はなかなか見つけにくいですよね。牛久市が気になってきたら、次の3つのサイトにぜひ足を運んでみましょう。

らしく、うしく。

市の広報対策課が手掛ける牛久市の情報サイトです。サイト名の「らしく、うしく。」には、「市民が自分らしく生きることで町を輝かせる」という意味が込められています。

市の特徴が一目で分かるガイドブックを見れば、牛久市のことがまるわかりです。
牛久市初心者は、まず目を通してみると良いでしょう。

参照:らしく、うしく。

牛久市観光協会

牛久市のイベントや観光スポット、名物や名産をまとめたサイトです。全国的な知名度は低い牛久市ですが、実は知られざる名産や魅力的なスポットがいくつもあることに驚かされます。

事前に牛久市に詳しくなっておくと、移住後の牛久ライフをより楽しめますね!

参照:牛久市観光協会

Re:BARAKI

茨城県が運営するポータルサイトで、茨城への移住、定住の促進を目的としています。
空家情報や移住支援金の詳細、求人窓口などのコアな情報が満載なため、ぜひブックマークしておきたいメディアです。

市ごとのページもあるので、牛久市についての情報も得られますよ!

参照:Re:BARAKI 牛久市

牛久市の魅力を知って移住を検討しよう

牛久市の公園の様子

都心へのアクセスも便利で、のどかな自然が広がる牛久市は、非常に暮らしやすい街です。移住先として牛久市を検討している人は、ぜひこの記事を活用して情報収集をしてみてください!

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