移住コラム

【大阪府】茨木市は大阪・京都の両都心へ通勤可能!緑も多く住環境の良い人気の移住先

大阪府北部の人気エリア「北摂」の1つに数えられる茨木市は、交通アクセス・住環境にすぐれ、高校・大学も多いことから単身世帯だけでなく子育て世帯にも人気の移住先です。なにより、大阪市と京都市の中間に位置していることから、両市へのアクセスに便利なことが大きな強みといえるでしょう。市内北部は里山が広がり、市の中心部にも全長5kmにおよぶ緑地帯があるなど、都市にいながら身近に緑が感じられるため、落ち着いた移住生活が送れます。現在開発中の、さまざまな研究機関と自然が融合した新都市「彩都(国際文化公園都市)」にも注目です。

今回は、茨木市移住を検討されている方に向けて、人気の理由やおすすめエリア・移住前に知っておくべきデメリットなどを紹介します!さらに、利用できる補助制度やサービス、情報収集サイトまで紹介する必見の内容です!

茨木市への移住に少しでも興味がある方はぜひご覧ください!

茨木市が移住先として人気の理由3選

大阪駅の様子

茨木市はなぜ移住先として人気があるのでしょうか?まずは人気の理由を3つ紹介します!人気の理由を知って、移住へのイメージを明確にしていきましょう。

3路線利用でき大阪駅12分・京都駅21分・大阪空港駅22分の利便性

茨木市は公共交通網が非常に充実した、「交通の要衝」という側面を持ち合わせていることが人気の理由の1つといえます。JR京都線・阪急京都線・大阪モノレールという3つの路線を利用でき、最速で大阪駅12分・京都駅21分・大阪空港駅22分という交通利便性が大きな強みです。

大阪市・京都市の両方へ簡単にアクセスできるので、通勤・通学・観光・ショッピングなど気軽に両都市へ出かけられます。さらに、新大阪駅へはわずか7分で行くことができるため、新幹線をよく利用する方であればその恩恵は計り知れないでしょう。

また、電車の利便性もかなり高いのですが、名神高速道路の茨城ICもあるため高速道路利用に便利なことも特徴です。茨木市が移住先として人気の理由は、大阪市・京都市をはじめ新大阪駅や大阪空港駅へも簡単にアクセスできる、「交通の要衝」であることが1番といえそうですね。

北部は自然豊かでキャンプやハイキングなどが楽しめる

茨木市北部には、里山が残る自然豊かな環境が広がっていることも人気の理由といえるでしょう。JR茨木駅や阪急茨木市駅からバスで30分ほど北上すれば、緑豊かな田園風景や山林が広がっています。

この「いばきた」と呼ばれる北部地域は、日本の原風景ともいえる棚田や渓流、季節ごとに咲き誇るあじさいや彼岸花など最高の癒し空間となっており、都会の喧騒を忘れさせてくれる茨木市自慢の場所の1つです。キャンプ場もありハイキングも楽しめるため、休日のアウトドアはもちろん、ニジマス釣りやいも掘り体験からおしゃれなカフェで一息つくこともできるなど一大観光スポットとして多くの方に愛されています。

現在開発中の注目の新都市「彩都(国際文化公園都市)」がある

茨木市北西部、隣接する箕面市にまたがる丘陵地に、現在開発が進む新都市「彩都(国際文化公園都市)」があることも人気の理由といえそうです。人と自然の調和を軸に、研究開発拠点・国際的な学術研究機関を誘致し、文化交流もおこなっていく最新都市として多くの注目を集めています。

大阪モノレール彩都線「西彩都駅」が新設されたことで移住者も増えており、生活に必要なスーパーや病院、学校もあるため今後の発展が大いに期待できるでしょう。

茨木市移住のデメリット3選

山崎駅付近を走行するJR京都線の様子

交通利便性が非常に高く自然にも近い茨木市ですが、デメリットも少なからず存在します。移住を成功させるためにも、メリット・デメリットの両方をしっかりと理解しておきましょう。

大阪・京都中心部に通勤する際は朝の通勤ラッシュに巻き込まれる

JR京都線と阪急京都線は、大阪駅と京都駅という2つの巨大ターミナル駅を結ぶ人気路線のため、非常に多くの方が利用されます。そのため、大阪・京都の中心部に通勤する際は朝の通勤ラッシュに巻き込まれるのがデメリットといえそうです。

特に、大阪駅への通勤が混雑しており、JR西日本が発表している各路線の混雑状況を見ると、JR京都線高槻~大阪間の混雑率が、朝の時間帯は100%を超えているものが多くなっております。

人気路線の宿命といえるかもしれませんが、朝の通勤ラッシュに巻き込まれてしまうのは事前に知っておいた方がよさそうですね。

参考:京阪神エリアの平日乗車率【JR西日本】

人気エリアは大阪市内と家賃があまり変わらない

JR茨木駅周辺といった茨木市の人気エリアは、大阪市内と比較してあまり家賃が変わらない点もデメリットといえるでしょう。多少は安い傾向にあるものの、大阪市内の比較的家賃が安いエリアと比べると大きな差はないため、移住を機に生活コストを大幅に下げたいという方は注意が必要です。

家賃相場は茨木市内でも大きく変わるので、生活コストを少しでも抑えたい方は人気エリアである主要駅以外で物件を探したほうがよいかもしれません。

駅前に大型商業施設が少ない

隣接する高槻市のJR高槻駅前や阪急高槻市駅前と比較して、駅前に大型商業施設が少ないこともデメリットとして挙げられます。JR茨木駅には少し歩けば南側に「イオンモール茨木」はあるものの、JR高槻駅や阪急高槻市駅周辺にあるような百貨店や総合病院はなく、大型商業施設などの充実度は低い傾向にあるといえるかもしれません。

ただし、JR茨木駅自体も乗降客が多い人気駅のため駅前は十分に栄えており、スーパーやコンビニといった商業施設はもちろん、飲食店やクリニックも充実しているのでそれほど気にすることはなさそうです。

茨木市移住の際に利用できる補助金・支援金・サービス

ニュータウンの風景の様子

続いて、茨木市移住の際に利用できる補助金やサービスなどを紹介します!茨木市にはさまざまな制度が充実しているので、該当する方はぜひ活用しましょう。

茨木市空き家バンク

「茨木市空き家バンク」は、茨木市内の空き家等の有効活用を促進するために設置されたサービスです。空き家を「売りたい・貸したい方」と「買いたい・借りたい」方をWebサイトを通じてマッチングしてくれます。

相場より安く購入・賃借できる物件もあるので、移住の際はぜひご活用ください。

参考:茨木市空き家バンク

住宅用太陽光発電システム等設置事業補助制度

地球温暖化対策の一環として、太陽光発電システム等を新たに設置した方に対して設置費用の一部を補助するお得な補助制度です。移住の際に新たに設置を検討されている方はぜひ申請しましょう。対象設備や補助金額の詳細はリンク先を参照してください。

【対象設備と補助金額】

  • 太陽光発電システム
    1kWあたり12,500円、上限4kW(50,000円)
  • 太陽光発電システムと家庭用燃料電池(エネファーム)の同時設置
    上限40,000円
  • 自然循環型太陽熱温水器
    上限30,000円
  • 強制循環型ソーラーシステム
    上限40,000円
  • 蓄電システム
    上限40,000円

参考:令和5年度住宅用太陽光発電システム等設置事業補助制度のご案内
問い合わせ先:茨木市産業環境部 環境政策課

茨木市生ごみ処理容器等設置補助制度

家庭ごみの減量・リサイクルを推進するため、コンポスト容器や生ごみ処理機などを購入・設置される方に購入費の一部を補助する制度です。移住後、家庭菜園などに挑戦したい方におすすめの補助制度といえます。補助を受けるには、購入する前に申請手続きが必要なため注意しましょう。

【補助が受けられる機器と補助金額】

  • 電源を必要としない容器(コンポスト容器等)
    1基につき購入額の2分の1(上限5,000円)
  • 電源を必要とする機器(生ごみ処理機)
    購入額の2分の1(上限20,000円)

参考:生ごみ処理容器等設置への補助金制度
問い合わせ先:茨木市産業環境部 資源循環課

茨木市移住でおすすめのエリア3選

ニュータウンの風景の様子

ここからは、茨木市移住でおすすめのエリアを3つ紹介します!それぞれ特色あるエリアばかりなので、理想とするライフスタイルに合わせて、前向きに検討してみましょう。

大阪駅・京都駅へよく行くなら利便性が高い「茨城駅周辺エリア」

大阪駅・京都駅へよく行くなら、交通利便性が高い茨木市の中心駅、JR「茨木駅周辺エリア」がおすすめです!JR茨木駅は、茨木市内でもっとも利便性が高いといわれる駅の1つで、最速で大阪駅へは12分・京都駅へは21分でアクセスが可能です。新大阪駅にいたってはわずか7分で到着することから、新幹線をよく利用する方にもおすすめできるエリアといえるでしょう。

駅前も十分に栄えており、2015年には「立命館大学いばらきキャンパス」が駅近くにできたことで、学生も多くにぎわっております。「イオンモール茨木」をはじめ商業施設も充実しているため、買い物に不便さはなさそうです。

JR茨木駅から東へ数分歩くと「中央公園」を起点に「元茨木川緑地」という南北全長5kmにも及ぶ緑地帯が続きます。遊歩道ではウォーキングやハイキングを楽しめ、春は約1,200本の桜が咲き誇り、秋は一面の紅葉といった、季節のうつろいも感じさせてくれる有名スポットとして非常におすすめです。

大阪駅・京都駅へよく行く方は、「茨木駅周辺エリア」をぜひおすすめします!便利な都会にいながら緑豊かな遊歩道で気分転換できるのがいいですね。

閑静な住宅街で落ち着いた暮らしがしたいなら「総持寺駅周辺エリア」

閑静な住宅街で落ち着いた暮らしがしたい方は「総持寺駅周辺エリア」をおすすめします!茨木市内に「総持寺駅」という駅は2つあり、1つは「阪急総持寺駅」、もう1つは2018年に新設された「JR総持寺駅」です。両駅は近く歩いて10分程度で行き来できる距離にあり、広い範囲で閑静な住宅街となっております。

エリアのランドマークは西国三十三所の1つ「総持寺」であり、立派な仁王門を構える荘厳な寺院は、「包丁道の祖」で知られる平安貴族・藤原山蔭によって創建されました。毎年4月18日におこなわれる「山蔭流庖丁式」は見学も可能で、手で魚を直接触れずにさばく華麗な包丁さばきが見どころです。

阪急・JRの両駅とも大阪・京都へアクセスできることはもちろん、JR総持寺駅からは新大阪駅へ、阪急総持寺駅からは南茨木駅で大阪モノレールへ乗り換え、吹田市の万博記念公園や大阪国際空港(伊丹空港)へアクセスできます。閑静な住宅街ながら2路線利用でき、それぞれ行き先を選べることも大きなメリットといえそうですね。

自然にも近く新たに造られた街に興味がある方は「彩都西駅周辺エリア」

自然に近も近く新たに造られた街に興味がある方は、大阪モノレール彩都線「彩都西駅周辺エリア」がおすすめです!注目の新都市「彩都(国際文化公園都市)」は、官民が力を合わせ現在進行形でどんどん街が造られています。人と自然の調和を軸に、ゆとりある街区には閑静な住宅街が形成されており、さまざまな研究・学術機関を誘致しながら、国際的な文化交流も活発におこなわれていることが特徴です。

生活していく上で必要なスーパー・病院・その他の商業施設はもちろん、小中高の学校もあるため、ファミリー世帯での移住にも適しています。公園も多く町中に緑があふれているので、心身共に健やかな日常生活が送れるでしょう。彩都西駅から、吹田市にある「万博記念公園」「ららぽーとEXPOCITY」「大阪大学病院」などへ簡単にアクセスできることもおすすめポイントといえます。

今後の発展に目が離せない新都市「彩都(国際文化公園都市)」に興味がある方は、彩都西駅周辺エリアを強くおすすめします!

茨木市の情報を収集する際に便利なサイト3選

総持寺の様子

最後に、もっと茨木市の情報を知りたいという方に向けて、移住の際に役に立つ情報収集サイトを3つ紹介します!ここまで紹介しきれなかった情報も入手できるので、ぜひ目を通しておきましょう。

茨木ジャーナル

茨木ジャーナル」は、茨木市の旬の情報をリアルタイムで収集できる地域密着型情報サイトです。「ひと・グルメ・社会と経済・スポット」といった各ジャンルで構成され、さまざまな情報を幅広く入手できます。

茨木市の主な駅ごとにも情報を検索できるため、移住先の地元情報をピンポイントで収集できることもメリットです。ブログ形式の記事が読みごたえもあり内容も非常に充実しているので、ぜひチェックしていただきたいサイトの1つといえるでしょう。

参考:茨木ジャーナル

号外NET 茨木市

号外NET 茨木市」は、茨木ジャーナルと同様に地域の情報を入手できるサイトです。こちらは、カフェやレストランなどのグルメをはじめとしたショップ情報に強く、新店情報はもちろん、閉店してしまう店やリニューアル情報などもいち早く知れるため非常に助かります。

ブログ形式で記事のボリュームも多く、記事内にGoogleマップが貼り付けられているので、店の場所が一目でわかる親切なサイト設計もグッドポイントです。茨木市移住の際はこちらもチェックしておくことをおすすめします。

参考:号外NET 茨木市

茨木市観光協会アイランド

茨木市観光協会アイランド」は、茨木市観光協会の公式サイトとして、観光スポットや見どころをはじめとした盛りだくさんの楽しい情報を発信しています。グルメ情報や特産品も数多く紹介し、休日のお出かけに最適なおすすめスポットをどこよりも網羅していることが強みです。

茨木市内の代表的な観光スポットを知りたい方は、まずこちらのサイトを覗いてみましょう。

参考:茨木市観光協会アイランド

茨木市の魅力を知って移住を検討しよう

夕焼けのニュータウンの様子

大阪・京都の両方へアクセスしやすい利便性が特徴の茨木市は、市内に緑も多く、都会にいながら気軽に自然に触れ合える素敵な移住先です。北部にある里山の風景や、官民が力を合わせて開発を進めている新都市など、今後もその発展に目が離せません。

住みやすく利便性も高い茨木市へ、ぜひ移住を前向きに検討してみましょう!

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