日本第2の都市といわれる「大阪市」は、移住先として考えた時にどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?観光で行ったことはあるけど、移住先としてどうなんだろう?住みやすさは?街や人々の実際の雰囲気は?
今回は、旅行や観光ではない「移住先としての大阪市」のリアルな姿をお届けします!「なにわ文化」に代表される数多くの特徴がある大阪市の、実際に住んだ人にしかわからないディープな情報ばかりです!人気の理由・デメリット、移住するならココ!といったおすすめエリアまで、徹底的に紹介します。
オンリーワンの大都会「大阪市」の知られざる魅力に迫る必見の内容です!
大阪市が移住先として人気の理由6選
まずは、大阪市が移住先として人気の理由を紹介します!大阪市の魅力を凝縮して一気に紹介するので、ぜひご覧ください!
2025年に万博を控え現在も急激な発展を続けている
2018年11月、大阪中が歓喜の渦に包まれました。2025年に大阪万国博覧会の開催が決定したのです。そこから、長らく有効活用されていなかった湾岸エリアの埋立地「夢洲」を中心に、大阪市内各地の再開発が一気に加速しました。
万博の舞台である夢洲の新駅や各鉄道の延伸をはじめ、外資系高級ホテルの進出、そこに、JR大阪駅北側にあった広大な土地を再開発する「うめきた再開発」も加わり、今まさに大阪市が大きく生まれ変わろうとしています。
また、2023年4月、同じ夢洲においてIR計画(統合型リゾート施設:2029年開業予定)の認定を国から受けました。これにより2025年の万博、さらには2029年の大阪IR実現に向けて、官民一体となった再開発が急ピッチですすめられています。現在進行形で急激な発展を続けていることが、大阪市移住の人気の理由といえるでしょう。
東京にはない独自の「なにわ文化」を楽しめる
「大阪」といえばだれもが思い浮かべる「なにわ文化」が存在します。ノリのよい「大阪弁」や吉本新喜劇に代表される「お笑い」、たこ焼き・お好み焼きの「粉もん」など、独自の文化を楽しめることが大阪市移住の醍醐味といえるでしょう。
日本広しといえど、大阪だけといえるこれらの「なにわ文化」は、移住してこそ本当に味わえるものです。大阪人は自らが「楽しみ」、人を「喜ばせる」ことを大切にしています。お笑い文化が根付いているのはこのためかもしれません。大阪弁による「ボケ」と「ツッコミ」の応酬のようなテンポのよい会話は、聞いているだけで楽しいものです。時には距離感の近さに戸惑うこともありますが、当然悪気などはなく、むしろ、それらを含めて大阪独自の「なにわ文化」といえるのかもしれません。大阪市に移住した際には、お好み焼きやたこ焼きを食べながら、お笑いや観光など思いっきり楽しみましょう。
歴史・文化・都市の観光資源が豊富
大阪市は、歴史・文化・都市の観光資源も非常に豊富です。まず、歴史をさかのぼれば、奈良時代以前に「難波宮(なにわのみや)」という首都が置かれ、聖徳太子によって建立された「四天王寺」や豊臣秀吉の「大阪城」など、現在も数多くの歴史的な観光スポットが存在します。
文化面においても、国立文楽劇場で開催されている「文楽(人形浄瑠璃)」や、大阪=お笑い文化ということで、笑いの殿堂といわれる「なんばグランド花月」など、見どころがたくさんです。また、大阪市は「食いだおれの街」ともいわれています。なんばグランド花月の横にある、プロ向けの庖丁や調理器具を扱う専門商店街「道具屋筋」や、そこから少し歩いた「黒門市場」などは、特に外国人観光客に人気のある大阪文化を代表するスポットといえるでしょう。
都市観光に目を向ければ、グリコの看板で有名な「道頓堀」・通天閣の「新世界」・「USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)」など、こちらも挙げればキリがありません。最近では、日本一の高さ300mの超高層ビル「あべのハルカス」も人気です。
さらに、あまりメジャーではありませんが、ライトアップされた中之島周辺の都会の川と高層ビルが織りなす夜景はとても美しく、ぜひ一度体験していただきたいスポットといえます。大阪のイメージを根底からくつがえす洗練された景観が広がり、歴史的建造物として名高い「大阪中央公会堂」をはじめ、レトロと現代の都市建築があわさった、「水都・大阪」を代表する観光スポットとしてぜひおすすめです。
日本第2の都市として、歴史・文化・都市の観光資源が豊富であり、飽きることのない刺激的な日常生活を送れることが、大阪市移住の人気の理由といえるでしょう。
多くの企業が集まっており再就職に困らない
大阪には多くの企業があるため、再就職を考えたときに困ることはあまりないでしょう。大阪府の最低賃金は日本で第3位の高さであり、比較的給与も安定しています。地方へ移住する場合は仕事の幅がかなり限られるのが困るという方には特におすすめです。もし仕事を探す場合は、正社員を募集している企業とカジュアルな雰囲気で交流できるイベントや、職場体験できるイベントなど様々な企画があるので、それらに参加することでより企業について知ることができます。開催されるイベントやセミナーについてはOSAKAしごとフィールドのホームページで確認しましょう。
大規模なショッピングエリアがある
大阪市には規模の大きなショッピングエリアが数多くあり、買い物や週末のお出かけにとても便利です。人気なのは空中庭園で有名な「なんばパークス」や海遊館の近くにある「天保山マーケットプレース」、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを有するユニバーサルシティ エリア内にある「ユニバーサル・シティウォーク大阪」など。どれも子どもから大人まで楽しめる内容ですし、屋根があるため雨の日でも安心です。
また、2024年7月には大阪駅直結の「KITTE 大阪」がオープンしました。飲食店やアパレルショップもバラエティ豊かですが、中でもおすすめなのは全国から選りすぐりの商品が集まったアンテナショップ。北は北海道から南は沖縄まで、日本全国のお酒や食品が購入できます。中には大阪発出店のお店もあるので、ぜひ足を運んでみてください。
フレンドリーな人々が多い
大阪といえば、フレンドリーでオープンな人柄です。商売の都として栄えた歴史があるため、人とのコミュニケーションを大切にしており、親切な人が多いです。また、義理人情が息づいているのも大きな特徴でしょう。スマートフォンやインターネット、SNSが主流になり、人間関係が希薄になりつつある現代では貴重な県民性です。笑いを大切にし、人とのつながりを大事にする大阪では、知らないお客さんと一緒にお酒を飲んだり、店主との会話を楽しんだり、飲食店での楽しみ方が広がるかもしれません。家族や知り合いがいない場所に移住することがほとんどだと思いますが、こうした文化があると、新しい友人やつながりを作りやすく、移住後も楽しく暮らせるでしょう。
大阪市移住のデメリット3選
次は、大阪市移住のデメリットにも目を向けていきます。大阪市移住のメリットは、裏を返せばデメリットにもなるのかもしれません。1つずつみていきましょう。
東京ほどではないが人気エリアは家賃が高い
東京ほどではありませんが、大阪市内の人気エリアは家賃が高いことはデメリットといえるでしょう。基本的に、大阪市内をぐるっと囲む「JR環状線」の内側は家賃が高いといわれています。その中から、「梅田」の北区や「なんば」の中央区といった市内の中心部へ向かうほど家賃が高く、その周辺エリアも高い傾向です。
そのため、生活コストを落とすための移住であれば、人気エリアを避けた方が無難といえるでしょう。これらのエリアを避ければ比較的家賃相場が安いエリアもあるため、少しでも家賃を抑えたい場合は、中心部から少し離れた場所に移住することをおすすめします。
独特の「なにわ文化」が合わない人もいる
大阪市移住のメリットであり、同時にデメリットでもあるのが、独特の「なにわ文化」の存在です。粉もんに代表される食文化をはじめ、東京とは逆のエスカレーター「右立ち」といったユニークな文化が大阪には数多く存在します。
ただ、大阪市内に住むと人間関係の距離感が近いと感じることに戸惑う人も一定数おり、独特の「なにわ文化」が合わない人がいることも事実で、この点はデメリットといえるかもしれません。しかし、近年は多くの方が大阪市内に移住していることもあり、以前と比べ少しずつ変わってきています。あまり過度に心配する必要はないといえるでしょう。
繁華街の治安は他の都市と比べてあまりよくない
大阪を代表する繁華街は、観光客をはじめ多くの人が集まるため、市内の住宅街と比べ治安があまりよいとはいえません。大阪市HPに掲載されている令和4年の大阪市区別犯罪発生件数をみると、なんば・心斎橋の繁華街「ミナミ」がある中央区と、梅田の繁華街「キタ」の北区が圧倒的に多いことがわかります。
中央区と北区は、大阪市内でも人気のあるエリアですが、繁華街を中心に治安があまりよくないため、移住を検討している場合は防犯意識をもって生活したほうがよいといえそうです。
参考:令和4年中 大阪市区別大阪重点犯罪(抜粋)等発生件数【確定値】
大阪市移住の際に利用できる補助金・支援金・サービス
ここからは、大阪市移住の際に利用できる補助金・支援金・サービスを紹介します!大阪市にもさまざまな支援やサービスがあるので、ぜひご活用ください!
大阪市行政オンラインシステム
転入や戸籍の手続きなど長い待ち時間が発生しがちな行政手続きを、あらかじめパソコン・スマホで受付予約をおこなえる画期的なオンラインシステムです。水道使用開始の申し込みなど、一部の手続きであればオンラインで完結するためとても便利なシステムといえます。
新規登録しておくことで、マイページから過去におこなった行政手続きの確認ができ、申請後の結果を確認できるなどのメリットもあるため、大阪市移住の際はぜひ活用しましょう。
OSAKAしごとフィールド
「OSAKAしごとフィールド」は、年齢や状況を問わず「働きたい」と思っているすべての方が利用できる総合就業支援拠点です。
キャリアカウンセリングをはじめ面接対策や応募書類の添削など、新たに就業するために必要なスキルをすべて無料で利用できます。自己分析やスキルアップのセミナーといったものもあり、移住を機に自身のステップアップを考えている方にも最適といえそうです。
保育所探しや一時保育サービスもおこなっているので、小さな子どもがいる方も安心して利用できます。新たな移住先で仕事を探すことは非常に大変です。自分の希望にあった就業先を見つけるため、ぜひOSAKAしごとフィールドを活用してみてはいかがでしょうか?
大阪市新婚・子育て世帯向け分譲住宅購入融資利子補給制度
大阪市内ではじめて住宅を取得する新婚世帯・子育て世帯を対象に、住宅ローンの利子の一部を補助するとても助かる制度です。要件がやや複雑なため、こちらでは概要のみ紹介します。詳細は下記リンク先を参照してください。
【申し込み要件(一部抜粋)】
- 自ら居住するための住宅を、独立行政法人住宅金融支援機構または民間金融機関の融資を受けて取得する方
- 過去、自らが居住する住宅を所有したことがなく、はじめて住宅を取得する方
- 申し込み時において、新婚世帯または子育て世帯の世帯員である方
【対象となる住宅(一部抜粋)】
- 床面積(マンションの場合は専有面積)が50㎡(壁芯)以上
- 建築基準法に規定する検査済証の交付を受けている新築住宅
- 一定の要件に適合する中古住宅
【対象となる融資(一部抜粋)】
- 返済期間が10年以上のもの
- 融資利率が年0.1%以上のもの
【利子補給金の金額】
最大50万円(年間最大10万円で最長5年間)
参考:大阪市新婚・子育て世帯向け分譲住宅購入融資利子補給制度の概要
問い合わせ先:都市整備局 住宅支援受付窓口
大阪市移住でおすすめのエリア5選
それでは、大阪市移住でおすすめのエリアを5つ紹介します!若者・単身者・ファミリー世帯など、それぞれに人気のあるエリアばかりです。あまり注目されない「穴場」も紹介しているので、ぜひ住まい探しの参考にしてください!
ファミリー世帯に圧倒的人気の文教地区「天王寺区」
最初に紹介するのは、子育てのしやすさや教育環境などからファミリー世帯に圧倒的人気を誇り、大阪市内屈指の文教地区といわれる「天王寺区」です!天王寺区は、大阪市内の中央部分に位置し、JR・大阪メトロ天王寺駅・近鉄上本町駅といった2つのターミナル駅に加え、聖徳太子が建立した「四天王寺」や「一心寺」など寺社も数多く存在しています。「天王寺公園」や「天王寺動物園」、都心の一等地ながら広大な芝生広場がある新名所「てんしば」など、子どもを連れての休日のお出かけや癒しスポットが多いことも特徴といえるでしょう。
天王寺区南部は大阪第3の繁華街「あべの・天王寺エリア」の一角ですが、繁華街と住宅街が明確に住み分けられているため、住みやすさにはかなりの定評があります。寺社が特に多い夕陽丘町周辺は非常に静かな住環境で、新法院町にいたっては芦屋よりも地価が高い「高級住宅街」です。区域のほとんどが上町台地に位置することから地震に強いといわれており、南海トラフ地震による津波の影響を受けないエリアとされています。
また、なによりファミリー層に人気である特筆すべき点は、大阪府内でもトップクラスの進学校が天王寺区に集中していることです。大阪教育大学付属高等学校天王寺校舎や大阪星光学院高等学校といった名だたるトップ校が集結しており、ファミリー層からの絶大な支持を受けています。
天王寺区は、子育てのしやすさや教育環境からファミリー世帯に強くおすすめできる、圧倒的な人気エリアといえるでしょう。
若者に大人気の流行発信地「西区」
若者を含む流行に敏感な方は、大阪市内随一のオシャレな町「西区」をおすすめします!西区は、なんば・心斎橋の「ミナミ」の西側に位置し、流行発信地「堀江」や住環境と繁華街の距離感のバランスが良く近年脚光を浴びている「新町」、オシャレなカフェが立ち並び靭公園のある「京町堀」など、ブランド力のある区として羨望のまなざしを向けられることの多い人気エリアです。
区域は大きく3つに分けることができ、それぞれにことなった魅力があります。九条や千代崎を中心とした木津川以西エリアは、下町感のある住宅街が中心となっており、「イオンモール大阪ドームシティ」や「京セラドーム」もあるため、ショッピングやイベント・野球観戦に最高の環境です。人気の西区のなかでも比較的家賃が安く、多くの方におすすめできます。
なんば・心斎橋へ自転車・徒歩圏内の堀江や新町がある中央大通りから南のエリアは、まさに「流行の発信地」として、街全体にオシャレなお店が軒を連ねております。特に、堀江の立花通り(オレンジストリート)は、多くの若者でにぎわう最先端の場所です。近年注目されている新町は、落ち着いた住環境のよさがありながら、なんば・心斎橋へのアクセスもよく、タワーマンションが建設ラッシュを迎えています。
靭本町・京町堀・土佐堀といった中央大通りから北のエリアは、オフィス街が中心です。そのオフィス街のど真ん中に位置する大きな公園「靭公園」は、大都会のオアシスとして多くのビジネスパーソンや周辺に居住するマダムたちの憩いの場となっています。靭公園の周りには、落ち着きのある洗練されたカフェやフレンチ・イタリアンレストランが多く、若者の街・堀江に対して、こちらは「大人の街」といったところでしょう。
大阪市内でもトップクラスの人気を誇り、とにかくオシャレな生活を送りたい!という方は、「西区」がおすすめです!
どっぷり「なにわ文化」の中心で暮らしたい方はミナミの「中央区」
せっかく大阪市内へ移住したんだから、どっぷり「なにわ文化」の中心で暮らしたいという方は「中央区」に住みましょう!
中央区には「道頓堀・千日前・なんば・心斎橋」と、大阪を代表する「なにわ文化」が凝縮したミナミを擁し、さらに「大阪城」、なにわ商人の聖地「船場」といった大阪市の超重要スポットが数多く存在します。誰もが思い浮かべる「大阪」が、この中央区に集まっているのです。
今回は「移住先としての大阪」を紹介するため、観光地ではなく住み心地や生活利便性にフォーカスしていきます。まず、住居選びをするのであれば、刺激を求めたい単身世帯なら思い切って心斎橋やなんばに住むのも悪くありません。ただし、繁華街であることから常に人が多く、静かな住環境を確保しにくい点がデメリットといえます。そこで、ファミリー世帯を含めておすすめできるのが、松屋町筋より東のエリアです。
松屋町・谷町六丁目・玉造・森ノ宮周辺エリアは住宅街が広がっており、ファミリー世帯を含め人気のエリアとされています。特に森ノ宮は大阪城も近いことから人気が高く、2025年に「大阪公立大学森ノ宮キャンパス」が開設されることもあり、現在大注目のエリアです。生活利便性も申し分なく、中央区に住む場合は特段の事情がなければ、これらのエリアをおすすめします。
なにわ文化の中心地「中央区」は、大阪の魅力がすべて詰まっているといっても過言ではなく、大阪を十分に楽しみたい方はぜひこちらを検討しましょう。
うめきた再開発が進む梅田擁する大阪市の中心地「北区」
大阪市の中心といえば、JR大阪駅や梅田駅のある「キタ」エリアがある「北区」であるという方は多いのではないのでしょうか?現在、JR大阪駅北側の広大な土地の再開発がどんどん進んでいます。「うめきた」と呼ばれるこの一帯は、大阪都心最後のフロンティアとして2024年夏の先行街びらきに向け、緑あふれる都市公園と、たくさんの商業施設・タワーマンションが次々と建設されているのです。
北区といっても区域は広く、梅田周辺の繁華街から静かな住宅街までバリエーションが豊富といえます。もし、北区の中で生活利便性の高さを重視するなら、天神橋筋六丁目がおすすめです。全長2.6㎞という日本一の長さを誇る「天神橋筋商店街」があり、街全体が活気に満ちあふれていることが特徴で、自転車で梅田都心へ気軽に行けることもメリットといえます。
また、梅田から北へ歩いた中崎町は、都心のとなりでありながら下町風情が残り、古民家を改装したレトロなカフェや雑貨店が多く、注目を集める人気のエリアです。近年はタワーマンションも増えてきましたが、落ち着いた雰囲気のなかで生活ができ、梅田へも近いことから、今後も人気の高まりが期待できるでしょう。
再開発進む大阪の中心地「北区」は、少し歩けば静かな下町風情ある景色も残り、都心の便利さと住み心地のよさを両立できるエリアとしておすすめです。
有名な商店街と下町情緒ある落ち着いた住宅街「東住吉区」
最後に紹介するのは、大阪市南部の住宅都市「東住吉区」です!こういった記事であまり紹介されることが少ない、意外な区を今回はピックアップしました。東住吉区は、区域全体が住宅街であり、大阪市内でありながら落ち着いた環境で静かに暮らしたい方におすすめといえるでしょう。大阪市内中心部より家賃が安いことも大きな魅力です。
天神橋筋商店街・千林商店街と並ぶ大阪三大商店街の1つ「駒川商店街」は、むかしながらの商店街として活気があり、生活に必要なものならなんでもそろいます。また、大阪市内有数の大型都市公園「長居公園」は、かつて世界陸上が開催され、現在はJリーグ・セレッソ大阪のホームスタジアムがある、東住吉区民憩いの場です。公園内に博物館やカフェがあるのもいいですね。
東住吉区のなかでも北田辺や田辺、山坂あたりは人気も高く、非常に静かな住環境が確保されています。北区や中央区・西区のような派手さはないものの、大阪市内で地に足の着いた生活を送りたい方は、東住吉区がおすすめです。
大阪市の情報を収集する際に便利なサイト3選
最後に、大阪市の情報を収集する際に便利なサイトを3つ紹介します!まだまだ語りつくせない大阪市の魅力を知りたい方は、ぜひこれらのサイトもチェックしましょう。
OSAKA-INFO
「OSAKA-INFO」は、大阪公式観光サイトとして、大阪の魅力をあますことなく紹介しています。大阪府全体の見どころを紹介するサイトですが、大阪市内の観光スポット情報も充実しているためとても参考になります。
観光地の紹介にとどまらず、大阪の基本情報・文化・ポップカルチャー・スポーツなども紹介しているので、大阪市移住を検討されている方は、まずこちらのサイトを訪れてみてはいかがでしょうか?
参考:OSAKA-INFO
大阪・道頓堀魅力発信事業実行委員会
「大阪・道頓堀魅力発信事業実行委員会」は、大阪・道頓堀の文化・芸術を活用し、観光客の増加や産業の振興に寄与することを目的に設立されました。道頓堀エリアの文化・芸術をPRするサイトとして、多くの情報が掲載されています。
食いだおれの街・道頓堀の、もう一つの側面をうかがい知れる興味深いサイトです。ぜひ一度ご覧ください。
大阪つーしん
「大阪つーしん」は、大阪市に特化したローカル情報サイトとして、市内の最新グルメ情報を中心に、誰もが知りたい身近な情報を紹介しています。食文化が充実している大阪市で、ローカルグルメをはじめとしたさまざまな地元密着情報を発信し、話題の新店情報をいち早く入手できるのもいいですね。
参考:大阪つーしん
大阪市の魅力を知って移住を検討しよう
大阪市は、独自の文化をもつオンリーワンの大都市です。歴史・文化・都市の魅力にあふれ、多くの人を惹きつけてやみません。2025年の万博開催に向け、今もなお急激な発展を続けていることも、非常に前向きな情報といえるでしょう。
今後ますます都市機能が充実していくであろう大阪市へ、ぜひ移住を検討してみませんか?