移住コラム

【埼玉県】渋沢栄一生誕の地・深谷市へ移住しよう!話題の手厚い移住支援や魅力を徹底解説!

渋沢栄一

埼玉県北部に位置する深谷市は、「深谷ねぎ」をはじめとした農作物の一大生産地として、のどかな田園風景が広がっています。市域は農地が多くを占めるものの、JR深谷駅を中心とした市街地は栄えており、普段の生活に便利なことも特徴です。また、なにより深谷市は新一万円札の肖像画となる「渋沢栄一」生誕の地として、にわかに注目を集めていることが特筆すべき点といえるでしょう。市内各地には渋沢栄一ゆかりの施設や歴史遺産が点在しています。

深谷市は、独自の手厚い移住支援も話題です。移住に関しての助成金・支援金がとても充実しており、多くの移住希望者から熱い視線を向けられています。手厚い移住支援により、今後ますます深谷市への移住希望者が増えていくことでしょう。

そこで今回は、独自の手厚い移住支援を中心に、移住先として深谷市の魅力や情報収集に便利なサイト、移住へのデメリットなどを紹介します!深谷市の魅力をおおいに知り、ぜひあなたも前向きに移住を検討してみてはいかがでしょうか?

深谷市独自の手厚い移住支援が話題

深谷市
まずは、話題となっている深谷市独自の手厚い移住支援を5つ紹介します!要件等はあるものの、とても助かる支援制度ばかりです。ぜひご覧ください!

引越費用の1/2(上限10万円)を助成

子育て世帯を中心とした若者世代を対象に、埼玉県外から移住した際に要した引越費用の一部を助成する支援制度です。移住に必要な資金を少しでも抑えるためにも、対象となる方は必ず申請しましょう。

【対象者の主な要件】

  • 埼玉県外からの移住であること
  • 市内に住宅を取得したものであること
  • 住宅取得日時点において40歳未満であること

【支援内容】
引越費用の2分の1(上限10万円)を助成

参考:埼玉県外から深谷市への移住を支援します(深谷市移住支援金のご案内)
問い合わせ先:深谷市企画課

農地付き空き家を紹介(埼北空き家バンクなどを通じて紹介)

埼北空き家バンク」を通じて農地付き空き家を紹介してもらえる制度です。移住を機に小規模な農業をはじめてみたいという方にはうれしい制度といえるでしょう。ぜひあなたも、深谷市の特産物「深谷ねぎ」づくりに挑戦してみてはいかがでしょうか?

【対象者の主な要件】

  • 埼玉県外からの移住であること
  • 市内に住宅を取得したものであること
  • 住宅取得日時点において40歳未満であること

参考:埼玉県外から深谷市への移住を支援します(深谷市移住支援金のご案内)
問い合わせ先:深谷市企画課

遠距離通勤を支援(新幹線定期券購入額の1/3(上限2万円/月・12カ月))

移住後に新幹線を利用して遠距離通勤している方に対し、定期券購入費用の一部を助成する支援制度です。移住前の仕事を継続した状態で通勤する場合、増加した交通費の負担がネックとなるため、移住への後押しとなるありがたい制度といえそうですね。
【対象者の主な要件】

  • 埼玉県外からの移住であること
  • 市内に住宅を取得したものであること
  • 住宅取得日時点において40歳未満であること

【助成額】
新幹線定期券購入額の3分の1(上限2万円 / 月・12カ月)

参考:埼玉県外から深谷市への移住を支援します(深谷市移住支援金のご案内)
問い合わせ先:深谷市企画課

テレワーク移住を応援(テレワークスペースに係る物品購入費の1/2(上限10万円))

埼玉県外からテレワーク移住した方を対象に、テレワークスペースにかかる物品購入費の一部を助成する支援制度です。テレワーク移住を検討している方は、ぜひ活用しましょう。

【対象者の主な要件】

  • 埼玉県外からの移住であること
  • 市内に住宅を取得したものであること
  • 住宅取得日時点において40歳未満であること

【助成額】
テレワークスペースに係る物品購入費の2分の1(上限10万円)

参考:埼玉県外から深谷市への移住を支援します(深谷市移住支援金のご案内)
問い合わせ先:深谷市企画課

新生活を応援(住宅所有者及び同一世帯に属する人数分1人あたり1万ネギーを進呈)

埼玉県外から深谷市へ移住した際に、新生活を応援する意味を込めて、地域通貨「ネギー」を進呈します。ネギーは、深谷市内の対象店舗で利用できるQRコード決済式の地域通貨です。「1ネギー=1円」としてQRコードを印刷したカードか、スマートフォンを利用することでキャッシュレスでの支払いが可能となります。

【対象者の主な要件】

  • 埼玉県外からの移住であること
  • 市内に住宅を取得したものであること
  • 住宅取得日時点において40歳未満であること

【助成額】
住宅所有者及び同一世帯に属する人数分1人あたり10,000ネギーを進呈

参考:埼玉県外から深谷市への移住を支援します(深谷市移住支援金のご案内)
問い合わせ先:深谷市企画課

深谷市の魅力3選

深谷
つづいて、深谷市の魅力を3つ紹介します!移住先候補として、深谷市にはどのような魅力や特徴があるのでしょうか?手厚い移住支援とあわせて、こちらもご覧ください。

新一万円札の肖像画「渋沢栄一」の出身地で全国的に注目されている

深谷市といえば、新一万円札の肖像画となる近代日本経済の父「渋沢栄一」の出身地として、全国的に注目されていることが魅力といえます。新一万円札の肖像画とともに、大河ドラマとしても取り上げられたことで知名度が一気に上昇しました。市内には「渋沢栄一記念館」や「旧渋沢邸」といった渋沢栄一にちなんだ観光スポットも多く、「深谷大河ドラマ館」も人気です。「清風亭」や「尾高惇忠生家」といった江戸時代後期や明治・大正時代に建てられた歴史的建造物なども多数遺されており、深谷市は「近代史」の街といえるかもしれません。

深谷市は、現代の日本の礎を築いた「渋沢栄一」の出身地であり、多くの資料や歴史遺産などに触れられることが、おおきな魅力といえそうですね。

機械式レンガ生産発祥の地でありレンガ造りの歴史的建造物がある

深谷市は渋沢栄一に関する歴史遺産だけでなく、日本における機械式レンガ生産発祥の地であり、レンガ造りの歴史的建造物があることも魅力といえそうです。

旧煉瓦製造施設」は、日本初の機械式レンガ工場として1888年(明治21年)に操業を開始しました。製造したレンガは東京駅や旧東宮御所などで使用され、2006年にその歴史に幕を降ろすまでの約120年間、日本の近代建築を支え続け、現在は重要文化財として深谷市のシンボルの1つとなっています。敷地内にある「煉瓦資料館」では、日本のレンガ製造の歴史や当時の貴重な資料などが展示されており、深谷市へ移住した際には必ず訪れていただきたい場所といえるでしょう。

旧煉瓦製造施設以外にも、渋沢栄一が初代頭取を務めた第一銀行の行員たちの出資により建築された「誠之堂」をはじめ、レンガ造りの歴史的建造物が市内各地に点在していることも魅力です。レンガ造りの東京駅を模した「JR深谷駅」へも、ぜひ一度訪れてみてください。

機械式レンガ発祥の地として、各所にレンガ造りの歴史的建造物があることも、深谷市移住を語るうえではずせない魅力といえるでしょう。

新幹線を利用すると東京駅まで約1時間でアクセス可能

新幹線を利用すれば、東京駅まで約1時間でアクセスできることも深谷市の魅力として挙げられます。JR熊谷駅で乗り換えは必要なものの、東京駅まで1時間ほどでアクセスできるため、新幹線を利用できれば都内への通勤は十分に可能といえそうです。

通勤以外にもイベントへの参加や休日の大きな買い物など、気軽に都内へアクセスできることはおおきなメリットとなり、移住への後押しとなりそうですね。

深谷市に移住する際のデメリット3選

デメリット
渋沢栄一生誕の地であり、手厚い移住支援が話題の深谷市ですが、移住へのデメリットや注意点も存在します。デメリットを的確に判断することが移住成功の秘訣です。1つずつみていきましょう。

都内へ在来線を利用し通勤する場合は片道2時間以上かかることが多い

深谷市から都内へ在来線を利用し通勤する場合、場所によって片道2時間以上かかることが多いのはデメリットといえそうです。新幹線利用であれば約1時間というアクセスの良さは魅力ですが、在来線を利用し、さらにそこから東京各地へ行く場合は、思いのほか時間がかかってしまいます。これまでの仕事を継続したうえで移住するのであれば、通勤時間にどれくらいかかるのかを事前に調べておきましょう。

市内の移動は車がないと厳しい

市内の移動には車がないと厳しいこともデメリットといえるでしょう。深谷市の中央部にはJR高崎線、南部には秩父鉄道が走っておりますが、両方とも市域の東西を結ぶ路線です。そのため、市域を南北に移動する場合や、そもそも鉄道利用ができないエリアでは、車がなければ移動に困難をともないます。コミュニティバスや観光バスはあるものの市内全域を網羅しておらず、一部地域では車が必要といえるでしょう。

幸い、深谷市内の月極駐車場の相場は5,000円からと非常に安いので、電車やバスの路線からはずれている場所へ移住するのであれば、あらたに車を購入した方がよいかもしれませんね。

徒歩圏内にスーパーやコンビニがないエリアもある

深谷市の中でもJR深谷駅やJR岡部駅などの駅近くであれば、スーパーやコンビニが徒歩圏内にあることは多いものの、場所によっては徒歩圏内にないエリアもあります。特に、周りを田んぼや畑に囲まれているようなエリアにはスーパーやコンビニなどが少なく、日常の買いものに車が必要になるかもしれないことは、事前に把握しておいた方がよいでしょう。

深谷市の情報を収集する際に便利なサイト3選

深谷市
最後に、深谷市の情報を収集する際に便利なサイトを3つ紹介します!ここまで紹介しきれなかった情報や見どころなどもたくさん知れるので、これらのサイトもぜひチェックしておきましょう。

まるっと深谷ガイド

まるっと深谷ガイド」は、深谷市魅力発信ポータルサイトとして、深谷市の魅力をさまざまな角度から紹介しています。深谷市の特産品やグルメ、おでかけスポットやイベントなど、深谷市にあまり馴染みのない方は、まずこちらのサイトからチェックしましょう。

特に、渋沢栄一関連の情報が豊富なので、市内にあるゆかりの地や関連イベントなどを知りたい方にもおすすめです。

参考:まるっと深谷ガイド

埼玉県北部地域移住・定住交流サイト「埼北移住」

「埼北移住」は、深谷市をはじめとした、埼玉県北部にある7つの市町への移住情報をまとめて紹介しています。深谷市近隣の街の情報が入手できるので、埼北エリアの特徴をうかがい知ることができるでしょう。各地域の魅力を伝えるブログ形式の記事も豊富で、見ていて楽しいサイトです。

学校の数や保育園・幼稚園の数などもデータとして記載されているので、子育て世帯の方を中心にぜひご覧ください。

参考:埼北移住

深谷市観光協会

深谷市観光協会」は、深谷市の観光スポットや見どころを中心に、深谷市の特産品なども紹介しているサイトです。市内の公共施設や「深谷七福神」を巡るガイドマップがあり、地図でそれらを俯瞰して見られるので、とてもわかりやすく位置関係などもすぐに把握できます。

休日のおでかけやイベント情報などの収集に、ぜひご活用ください。

参考:深谷市観光協会

深谷市の魅力を知って移住を検討しよう

深谷市
渋沢栄一生誕の地であり、各地に当時の歴史遺産やゆかりの施設が点在する深谷市は、独自の手厚い移住支援が話題を呼んでいます。新幹線を利用すれば東京駅まで約1時間でアクセスできることも強みで、現在の仕事をつづけながら移住することも可能です。市域には田園風景が広がりながらも市街地は栄えており、メリハリのある移住生活が送れそうですね。

深谷市の魅力を知って、ぜひ前向きに移住を検討しましょう!移住の際は、独自の手厚い移住支援をフル活用することをおすすめします!

※内容は2023年5月執筆時のものです。

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