移住コラム

【静岡県】富士山の麓・富士宮市へ移住して特別な日々を送ろう!自然豊かで東京へも行きやすい魅力的な立地

富士宮市

静岡県富士宮市は、日本の象徴ともいえる富士山の麓に存在します。富士山とともに、朝霧高原白糸ノ滝といった美しい自然や、全国の浅間神社の総本社となる富士山本宮浅間神社といった歴史的建造物など、移住先としての魅力は語り尽くせないほど多様です。毎日、自宅の窓から富士山を間近で楽しめることができるのは、富士宮市ならではの大きな魅力といえるでしょう。また、東京や横浜へ行きやすいことも移住を後押しする要因といえそうです。

今回は、富士宮市が移住先として人気の理由や移住へのデメリット、利用できる移住支援、さらにはおすすめのエリアなどを紹介します!あなたも、富士山をはじめとした豊かな自然に囲まれた、富士宮市でしか体験できない特別な移住生活を送りましょう。ぜひ、ご覧ください!

富士宮市が移住先として人気の理由3選

人気の理由
まずは、富士宮市が移住先として人気の理由を3つ紹介します!人気の理由を知って、移住へのイメージを膨らませましょう。

東海道新幹線「新富士駅」が近く東京、横浜へのアクセスが良い

富士宮市が移住先として人気の理由として、南に隣接する富士市にある東海道新幹線「新富士駅」が比較的近く、東京や横浜へのアクセスが良いことが挙げられます。富士宮市中心部から新富士駅までは車で30分ほど必要なものの、新富士駅からは「こだま」を利用して新横浜駅へは約45分、東京駅へは約1時間でアクセスが可能です。そのため、富士宮市から車で新富士駅まで移動したのち、新幹線に乗れば東京や横浜への通勤も不可能ではありません。

東京や横浜などで現在の仕事を続けたまま、富士山の麓にある富士宮市へ移住できることは大きな魅力といえるでしょう。新幹線が停まる新富士駅が近いということは、都心近郊への休日の買い物やイベント参加もしやすいということでもあります。普段は富士山を眺めながらのんびりと暮らし、ちょっとしたお出かけに東京や横浜へ行くといった生活が実現可能なことも、大きな強みといえるのではないでしょうか?

四季折々の富士山の表情を見ることができる

富士宮市移住の最大の魅力は、やはり「富士山」です。一年を通して四季折々の富士山の表情を見ることができるのは、他の地域で味わえない贅沢な体験となるでしょう。桜の季節や紅葉の季節、雪化粧など季節ごとに富士山とその周辺は美しく変化していきます。うつろいゆく富士山を自宅の窓から眺めるのも、朝霧高原や田貫湖といった「富士山眺望スポット」から眺めるのも、すべて富士宮市へ移住するからこそ体験できる特別な「日常風景」となるのです。

日本の象徴ともいえる富士山を、一年を通して間近で見続けられることは、やはり富士宮市移住の醍醐味といえそうですね。

農業が盛んで地元の農産物を購入できる直売所がある

富士宮市は農業が盛んで、新鮮な地元の農産物を安価に購入できる直売所が、山手を中心として市内各地にあることも人気の理由といえそうです。標高差が日本一である気候特性と、富士山からの清らかな湧き水といったさまざまな好条件により、米・いちご・落花生・水かけ菜などといった農産物が特産品として知られています。

これらの特産物をはじめとした多種多様な農産物が、JAの直売所や道の駅などで安価に購入可能です。都会のスーパーなどでは手に入らない地元ならではの新鮮食材を購入できることも、富士宮市移住ならではといえるでしょう。

富士宮市移住のデメリット3選

デメリット
続いて、富士宮市移住のデメリットにも着目していきましょう。移住を失敗しないためには、「デメリット」を事前に理解しておくことが特に重要です。メリット・デメリットの両方を知り、最高の移住を実現させましょう!

富士山が噴火した場合大きな被害が想定される

富士山の麓にある富士宮市は、万が一噴火した場合に大きな被害が想定されることはデメリットといえます。最後に噴火が記録されているのは1707年といわれ、建物の倒壊や道路の寸断を始めとした大きな被害を各地に与えました。

もちろん、現代においては噴火の予兆を知ることができるため、「突然の噴火」というものはなさそうですが、あらかじめハザードマップを確認して万が一に備えておくことが重要です。

参考:富士宮市富士山ハザードマップ

製紙工場の近くは臭いが気になることがある

富士宮市は製紙業が非常に盛んで、市内にはいくつかの製紙工場があります。しかし、製紙工場の近くでは独特の臭いが気になることが、移住のデメリットとなるかもしれません。

この臭いの原因は、製造時に発生する硫化物といわれています。これらの臭いの対策は当然おこなっているのですが、気になる方は製紙工場の近くは避けたほうがいいかもしれませんね。

大型商業施設が少なく地元で満足できる買い物ができない

富士宮市には大型商業施設が少なく、休日のショッピングなどはあまり便利でないこともデメリットといえそうです。日常生活における買い物に不便さはありませんが、大型商業施設で充実したショッピングがしたい場合は、静岡市内か、もしくは思い切って新幹線で横浜や都内まで行く必要があるといえるでしょう。

富士宮市移住の際に利用できる補助金・支援金、サービス

支援サービス
富士宮市は、移住希望者への支援にも力を入れております。ここからは、富士宮市移住の際に利用できる補助金・支援金、サービスを紹介します!要件等はあるものの、対象となる方は必ず活用しましょう。

最大180万円!移住定住奨励金

静岡県外から富士宮市へ移住し、住宅を取得または賃借した若者世帯に、移住定住奨励金として最大180万円を交付する大変お得な制度です。予算に限りがあるため、情報をこまめにチェックしながら確実に申請しましょう。

【対象者(一部抜粋)】

  • 静岡県外に1年以上居住していた世帯で、世帯員全員が県外から転入し、夫婦いずれかが40歳未満(交付申請時)の若者世帯。
  • 居住することを目的として住宅を取得(新築または購入)、もしくは移住定住推進団体を介して空家住宅(一戸建てに限る)を賃借すること。
  • 富士宮市に5年以上定住すること。

【助成金額】

住宅を取得したとき
(新築・中古住宅購入)
首都圏からの移住 夫婦いずれかが29歳以下
140万円

夫婦いずれかが34歳以下
120万円

夫婦いずれかが40歳以下
100万円

静岡県外からの移住 夫婦いずれかが29歳以下
60万円

夫婦いずれかが34歳以下
50万円

夫婦いずれかが40歳以下
40万円

移住定住推進団体を介して
空家住宅を賃借した場合
(一戸建てに限る)
首都圏からの移住 夫婦いずれかが29歳以下
90万円

夫婦いずれかが34歳以下
70万円

夫婦いずれかが40歳以下
50万円

静岡県外からの移住 夫婦いずれかが29歳以下
40万円

夫婦いずれかが34歳以下
30万円

夫婦いずれかが40歳以下
20万円

※加算額

  • 移住した世帯に中学卒業前の子どもがいる場合、子ども1人につき10万円(最大30万円)を加算
  • 定住推進団体を通じた移住の場合、10万円を加算

参考:移住定住奨励金【最大180万円】
問い合わせ先:富士宮市企画部 企画戦略課 地域政策推進室

最大60万円!結婚新生活支援補助金

富士宮市では、「結婚したいけど経済的な不安を抱えている」という方に対し、希望実現の後押しとなるよう結婚新生活支援補助金として、最大60万円を補助しています。要件に該当する方は、ぜひ富士宮市へ移住して申請しましょう。かなりありがたい支援制度といえますね。ただ、予算の上限に達した場合は、受付を終了することがあるので注意してください。

【補助対象世帯(一部抜粋)】

  • 夫婦の年間所得のうち、申請日の直近の所得合計額が500万円未満であること。
  • 婚姻日における夫婦の年齢がいずれも39歳以下であること。
  • 夫婦がいずれも補助金の交付を受けた日から1年以上、富士宮市内に定住する意思があること。

【補助金額】

  • 婚姻日における夫婦の年齢がいずれも29歳以下の世帯 上限60万円
  • 上記以外の世帯 上限30万円

【補助の対象となる経費】

  • 住宅取得費
  • 住宅賃借費用
  • 住宅リフォーム費用
  • 引越し費用

参考:富士宮市結婚新生活支援補助金
問い合わせ先:富士宮市企画部 企画戦略課 地域政策推進室

最大10万円!移住者首都圏通勤支援助成金

首都圏から富士宮市へ移住し、首都圏に通勤している方に対して、東海道新幹線「新富士駅」周辺の月極駐車場の使用量を助成する支援制度です。この助成金により、首都圏への通勤にかかる費用をかなり抑えられるため、該当する方はぜひ活用してください。

【対象者】

  • 移住定住奨励金の対象者のうち、首都圏から移住した方。
  • 東海道新幹線「新富士駅」から首都圏に通勤し、同駅周辺の駐車場を月極で賃借している方。

【助成金額】
年度中に支払った月極駐車場使用料の額で、最大10万円

参考:移住者首都圏通勤支援助成金【最大10万円】
問い合わせ先:富士宮市企画部 企画戦略課 地域政策推進室

富士宮市移住でおすすめのエリア3選

おすすめエリア
それでは、富士宮市移住でおすすめのエリアを3つ紹介します!あなたのライフプランや理想とする移住後のイメージを思い浮かべながら、最適なエリアを見つけましょう。

新富士駅まで出やすく市街地で便利に暮らしたいなら「大宮地域」

新幹線が停まる新富士駅まで出やすく市街地で便利に暮らしたい方は、「大宮地域」がおすすめです!富士宮市の中心駅である「JR富士宮駅」西側に広がる大宮地区は、富士宮市の中心部としてとても人気のエリアであり、線路を越えたところに映画館もある「イオンモール富士宮」があるため、生活利便性は抜群です。

新幹線が停まる新富士駅への行き方として、本数は少ないものの直通の路線バスがあります。また、電車で新富士駅まで向かう場合は、JR富士宮駅から富士市にある富士駅まで電車で移動した後、少しバスに乗って新富士駅まで行くルートとなり、いずれも所要時間は30~40分程度です。

富士宮市内に移住して、新富士駅までのアクセスや市街地で便利に暮らしたい方は「大宮地域」を第1候補にしてみてはいかがでしょうか?

富士山の表情を楽しみたいなら「上井出地域」

富士山の麓に移住し、その表情を楽しみたい方は「上井出地域」を選びましょう!富士山の頂上からみて西側に位置する上井出地域は、間近で富士山を眺められる特等席といえるかもしれません。周辺は田園風景が広がり、のんびりとした日常が送れるでしょう。富士宮市が誇る観光地の1つであり、日本有数のキャンプスポットとしても有名な「朝霧高原」も近く、山を存分に楽しみたい方にも最適です。

移動に車が必須のエリアですが、現在は無料化されたかつての有料道路である「富士宮道路」の上井出ICがあることにより、移動の利便性が高いことは特筆すべき点といえます。山とともに生活し、どこよりも富士山の表情を間近で楽しみたい方は、「上井出地域」がおすすめです。

都市部の近くで田舎暮らしをしたいなら「芝富地域」

都市部の近くで田舎暮らしをしたい方は「芝富エリア」をおすすめします!富士宮市西部の山間部にある芝富地区では、自然に囲まれた田舎暮らしが可能です。また、最寄りの「JR芝川駅」から中心部のJR富士宮駅へはわずか15分で移動できるため、すぐに都市部へ行ける安心感もあります。

車で少し走れば地元でとれた農産物の直売所もあり、いつでも新鮮な野菜が安価で購入可能です。地域を流れる「芝川」「富士川」の釜口峡ではラフティングや川遊びが楽しめ、田んぼが広がるのんびりとした雰囲気のなか、田舎暮らしにはピッタリといえるでしょう。都市部の近くで田舎暮らしを満喫したい方は、迷わず「芝富地域」を選びましょう。

富士宮市の情報を収集する際に便利なサイト3選

情報サイト
最後に、富士宮市移住を検討している方へ向けて、富士宮市の情報を収集できる便利なサイトも紹介します!ここまで紹介できなかった情報もあるので、ぜひご覧ください。

Fujinomiya Life

「Fujinomiya Life」は、富士宮市公式の移住・定住ポータルサイトです。富士宮市の特徴はもちろん、市内各地域の詳細な情報を紹介してくれているため、移住後の生活がとてもイメージしやすい親切なサイトといえます。求人情報なども網羅しており、かなりボリュームのある内容です。

移住する際に知っておくべき必見の情報ばかりなので、移住希望者の方は必ずこちらのサイトをチェックしておきましょう。

参考:Fujinomiya Life

ふじのみやハハラッチ

「ふじのみやハハラッチ」は、子育て中のお母さんが記者となり、富士宮市のイベント情報や観光スポット、公園や公共施設などを取材する珍しいサイトです。子育て中のお母さんならではの視点から、さまざまな見どころをブログ形式で紹介してくれるため、見ているだけで楽しいサイトといえるでしょう。

一風変わった切り口から得られる情報はどれも新鮮なものばかりです。こちらのサイトも、ぜひご覧ください。

参考:ふじのみやハハラッチ

ふじのみやNAVI

「ふじのみやNAVI」は富士宮市観光協会が運営する観光サイトです。富士宮市のグルメ・観光・ショッピング情報をどこよりも内容濃く発信しています。富士宮市といえば富士山ですが、富士山以外の観光スポットも数多く紹介されており、移住後の休日のお出かけに重宝しそうです。

地図から目的のスポットを探し出せるため、使い勝手が非常に良いことも特徴といえます。移住後に、近くの観光スポットを検索してみてはいかがでしょうか?

参考:ふじのみやNAVI

富士宮市の魅力を知って移住を検討しよう

富士山
日本の象徴ともいえる富士山を目の前にし、その四季折々の変化を楽しめることが富士宮市移住の最大の魅力です。新幹線が停まる新富士駅へも比較的近いことから、横浜や東京へアクセスしやすいことも移住への後押しとなるでしょう。日本広しといえど、富士宮市でしか体験できない数々の日常を送れることが、多くの移住希望者が富士宮市に注目している理由といえそうですね。

富士宮市の魅力を知って、あなたもぜひ移住を前向きに検討しましょう!

※内容は2023年月6執筆時のものです。

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