たった一度の人生、代わり映えしない日常を離れておもいっきり趣味を楽しんでみてはいかがでしょうか？豊かな人生をリスタートすべく、毎年多くの方が移住を実現させています。叶えたい夢や大好きな趣味を中心とした生活の実現といった、前向きな思いが人を移住へと駆り立てるのです。
今回は、大自然と一体化し癒やしと冒険心をくすぐるウォーターアクティビティ「カヤック」に焦点をあて、カヤック移住の素晴らしさを存分に紹介します！カヤック移住の魅力やデメリット、移住先選びの注意点、移住スタイルが厳選する「おすすめのカヤック移住先」といった必見の内容です！特に、海や川・湖を問わず美しい水辺が自慢の移住先を厳選して紹介しているため、カヤック移住を検討されている方だけでなく、美しい水辺での移住生活をしてみたい方にとっても参考になる内容といえるでしょう。
カヤックを通じ人と自然の関わりを再認識することで、都会の生活では絶対に体験できない、より心豊かで健やかな人生を送れます。
「カヤック移住」を、あなたもぜひ前向きに検討しましょう！
カヤック移住の魅力3選
趣味を中心とした生き方が注目されている昨今、水辺のアクティビティとしておすすめなのが「カヤック」です！まずは、カヤック移住の魅力に迫りたいと思います！
いつでも気軽にカヤックをすることができる
カヤック移住では、いつでも気軽にカヤックをできるのが最大の魅力といえるでしょう。都会に住んでいるとカヤックはそう気軽におこなえる趣味ではなく、いざカヤックを楽しもうと思ったら休日を1日使うことは珍しくありません。
そこで、いっそのことカヤック移住すれば、趣味であるカヤックにいつでも没頭できるようになるため、最高の満足感を得られるでしょう。カヤックに興味があったり現在カヤックが趣味の方は、ぜひカヤック移住を検討してみてはいかがでしょうか？
現地へ移住すれば仕事前や仕事終わりなど、スキマ時間で気軽に楽しめるのでおすすめです！
都市部と比較し居住費を下げられるためカヤックにお金をかけられる
日々の生活コストを下げることが理由で、移住を希望する方はとても多く存在します。カヤック移住では都市部より居住費を下げられるため、必要であればカヤックにお金をかけられることは魅力といえそうです。
生活コストが下がることで生まれたお金は、貯金に回してもいいでしょう。金銭的な余裕は心の余裕にもつながるため、より趣味のカヤックに打ち込めるはずです。長時間あくせく働く都会の暮らしから、お金にも余裕が生まれ心豊かにのんびりと水辺で趣味を楽しむ生活への変化は、なにごとにも代えがたいことといえそうですね。
カヤックに行く回数が増え上達する
カヤックの技術を上達させる近道は、カヤックに行く回数を増やすことです。しかし、休日に長時間かけて移動しカヤックをする場合、どうしても時間や回数に限りがあります。そもそも長時間の移動そのものがストレスとなり、カヤックに行くのが億劫になるかもしれません。
カヤック移住の魅力は、それらの障壁をすべて取り除き好きなときに好きなだけカヤックへ行けるため、回数を重ねどんどん上達が可能です。カヤックを自由自在にあやつり、充実したカヤックライフを楽しみたい方は、ぜひカヤック移住を検討しましょう。
カヤック移住のデメリット3選
続いて、カヤック移住のデメリットも解説していきます！デメリットを事前に理解することこそ、移住成功に向けてもっとも重要な要素といっても過言ではありません。魅力とあわせて、こちらもぜひご覧ください。
お店が少なく日常生活は不便になる
カヤックに適した移住先は、都心部ではなく地方の自然豊かな場所がほとんどであるため、お店が少なく日常生活は不便になることを事前に想定しておきましょう。特に離島のような場所は、カヤック移住先として最高の環境ではあるものの、自然の豊かさに反比例して日常生活の利便性は悪くなりがちです。また、お店が少ない場所へ移住した際にネット通販は便利ですが、離島を中心に住むエリアによっては追加料金が発生することもデメリットといえます。
移住後に叶えたい理想とするライフスタイルを考え、どこまで日常生活の不便さを受け入れられるかを想定しながら、慎重に移住先を選びましょう。のちほど紹介する「おすすめのカヤック移住先」の中には、比較的日常生活に不便さが少ない場所もあるため、ぜひ参考にしてください。
新たに人間関係を構築しなければならない
カヤック移住に限ったことではありませんが、新たに人間関係を構築しなければならないことはデメリットといえるかもしれません。移住失敗の原因として、たびたび「人間関係」が挙げられます。人間関係の構築に失敗すると、移住生活の継続そのものに支障をきたす可能性があるのです。
ただ、あまりむずかしく考える必要はありません。地元の人達とはオープンマインドで接し、挨拶をはじめとした積極的なコミュニケーションを継続すればよいのです。町内会や地域のイベント等にはできるかぎり参加しましょう。
豊かな移住生活を実現させるためには、良好な人間関係が不可欠です。新たな人間関係を構築しなければならないのは大変かもしれませんが、避けては通れないことを理解しておきましょう。
学校が少ないエリアが多く子どもがいる場合は進学先に困る
自然豊かな移住先は人口が多くないため学校が少ないエリアが多く、子どもの進学先に困る可能性があることもデメリットといえます。通える学校がどれくらいあるのか事前に調べることはもちろん、学校外での習い事や学習塾といった環境がどの程度整っているかも調べておきましょう。
もし、希望する移住先に習い事の教室や学習塾などが充実していない場合、オンラインで受けられるものも増えてきているため、これらを積極的に活用していくのがいいかもしれませんね。
移住先を選ぶ際の注意点3選
短期間実際に住んでみて移住生活を体験する
移住先が自分に合うかどうかは、実際に住んでみなければわからないものです。自治体によっては「体験移住」を実施しており、数日から1週間程度現地に滞在して移住生活を体験できます。自治体が用意している宿泊施設や提携している民間の旅館などに滞在し、現地の宿泊費が無料であったり補助が出たりするため、現地へ訪れるきっかけとしてぜひ活用しましょう。
もし、希望する移住先に体験移住等がなくとも、旅行等で大丈夫なので最低でも1度、できれば複数回は現地へ訪れることをおすすめします。役所には基本的に「移住定住」を担当する部署があるため、移住を検討していることを伝えれば、現地のさまざまな情報も入手可能です。
短期間で構わないので、実際に住んでみて移住生活を体験することは、移住先選びにおいてとても重要といえるでしょう。
地元のカヤックコミュニティがあるか調べておく
移住先を選ぶ際、地元のカヤックコミュニティがあるかどうか調べておくことも大切です。カヤックをはじめとした趣味を満喫したい移住の場合、移住先で一緒に趣味を楽しめる仲間やコミュニティの有無が、移住の成功・失敗を決定づけるといっても過言ではありません。
どんなに好きな趣味であっても一緒に楽しめる仲間がまったくいない場合、趣味に対する情熱や楽しさは長続きしなくなることが考えられます。カヤックという共通の趣味をもつ仲間との交流を通じることで、心豊かな充実した移住生活が送れるのです。また、コミュニティの仲間と協力することでカヤックの上達スピードも早くなるため、よりいっそう楽しみが増していくことでしょう。
カヤック移住を最高に楽しむためにも、移住先を選ぶ際はカヤックが盛んにおこなわれており、また、カヤックコミュニティの有無を事前に調べておくことが重要です。
病気や怪我の際頼れる人間関係を構築する
これまで慣れ親しんだ土地を離れて新たな場所へ移住した場合、突然の病気や怪我といった万が一のトラブルへの対処にとても苦労します。そのため、常日頃から病気や怪我をした際に、頼れる人間関係を構築しておきましょう。
住む場所を選ぶ際に、人里から離れすぎたような場所はあまりおすすめできません。田舎暮らしをしたいという方であっても、隣家との距離感は離れすぎないほうがいいでしょう。お互いに「なにをやっている人」かわからなければ人間関係の構築はむずかしいからです。いざというときパニックにならないため、常日頃から近隣の方とのコミュニケーションを怠らないようにしましょう。
おすすめのカヤック移住先
それでは、移住スタイルが厳選する「おすすめのカヤック移住先」を5つ紹介します！海・川・湖と絶好のロケーションが自慢の場所ばかりです。カヤックだけでなく、美しい水辺の近くに住みたいという方にとっても大いに参考になるでしょう。ぜひご覧ください！
日本一の湖「琵琶湖」で楽しむ！滋賀県長浜市
最初に紹介するおすすめのカヤック移住先は、「滋賀県長浜市」です！日本一の大きさを誇る琵琶湖の北東部に位置する長浜市は、穏やかな湖畔でのんびりとしたカヤック移住を実現できます。特に、長浜市北部の「湖北エリア」は水質が非常に良く、緑あふれる山々に囲まれた一大レジャースポットとして湖水浴が楽しめ、キャンプ場やヴィラといったリゾート施設も充実していることが特徴です。
また、長浜市南部、JR長浜駅を中心とした市街地には、羽柴秀吉の居城であった「長浜城」をはじめとした歴史スポットも多く存在しています。市域の広い範囲にわたり当時の歴史を感じさせる趣のある伝統的な町並みが広がり、数々の伝統文化が今も継承されていることも、長浜市移住の魅力といえるでしょう。
そしてなんといっても、琵琶湖といえば「ブラックバス釣り」の聖地としても有名で、2009年に現在の世界記録（73.5cm、10.12kg）となるブラックバスが釣り上げられました。カヤックとともに、ブラックバス釣りも楽しめるのは大きな魅力といえそうですね。ぜひ、チャレンジしてみてはいかがでしょうか？
長浜市は、穏やかな琵琶湖のほとりでのんびりとしたカヤック移住に最適なエリアといえるでしょう。朝もやが立ちのぼる、幻想的な早朝の景色は必見です！
参考：【滋賀県】長浜市は戦国時代の歴史・伝統文化・琵琶湖が自慢！移住先としてメリット・デメリットを紹介
国内屈指の透明度を誇る仁淀川がある！高知県
国内屈指の透明度を誇る「仁淀川」や、日本最後の清流といわれる「四万十川」のある「高知県」もカヤック移住先としておすすめです！四国南部・太平洋側に位置する高知県は、カツオの一本釣りや、坂本龍馬の出身地として非常に有名ですが、日本屈指といえる「川」の美しさが自慢の移住先であることはご存じでしょうか？
まず、2022年時点で過去10年間のうち8回、水質ランキングで日本一に輝いた「仁淀川」は、「仁淀ブルー」といわれる圧倒的な透明度を誇ります。青く光る美しい川底は、必ず見ていただきたい奇跡の景観といえるでしょう。仁淀川でおこなうカヤックは、全国でここでしか味わえない貴重な体験となるはずです。
四国最長の川であり、日本最後の清流ともいわれる「四万十川」では、カヤックを中心にさまざまなリバーアクティビティが盛んにおこなわれており、多くのスクールやコミュニティが存在します。カヤックスポットや体験コースも多く、初心者でも安心して楽しめるため、これからカヤックを始めようとする方にもおすすめのエリアです。
高知県の仁淀川・四万十川周辺は、日本の原風景ともいえる里山の自然に囲まれた懐かしい景色が広がっています。ゆったりとした時間を楽しめる、田舎暮らしが中心のカヤック移住を実現させたい方は、ぜひ高知県を移住先の第1候補として検討してみてはいかがでしょうか？
参考：高知県への移住はメリットがたくさん！支援やおすすめの地域を解説
多くのカヤックスポットがある！長崎県
多くのカヤックスポットがある「長崎県」も、カヤック移住先としておすすめです！長崎県は3方向を美しい海に囲まれた独特の地形と多くの離島を有しており、なかでも佐世保エリアにある大小208の離島からなる「九十九島」は、大自然のシーカヤックスポットとして大きな注目を集めています。
九十九島には数多くのシーカヤックスポットがあり、絵画のような美しい景観が広がる穏やかな海で、ゆらゆらとシーカヤックを楽しめます。シーカヤックだけでなくさまざまな海のレジャーやアクティビティ、キャンプにBBQまで楽しめるため、多くの方に人気のエリアといえるでしょう。また、九十九島のある佐世保エリアには米軍基地もあることから独自のアメリカ文化も根付いており、「佐世保バーガー」も非常に有名です。ぜひ現地へ移住して、味わってみてはいかがでしょうか？
また、長崎県は生活コストを抑えられる移住先としても魅力的です。収入自体は都会よりも少なくなる傾向があるものの、住居や食費に関するコストが非常に安いため、結果として東京都や福岡県などと比べて手元に残るお金は多いことが調査によりわかっています。自由に使えるお金が増えることは、生活満足度の向上に欠かせません。趣味であるカヤックにお金をかけられるのも、移住先としておすすめの理由といえるでしょう。
自然豊かな美しい離島の景色のなか、シーカヤックを楽しめる長崎県へ、ぜひカヤック移住を検討しましょう！長崎県といえば、グラバー園をはじめとした異国情緒ただよう雰囲気も素敵ですね。
参考：長崎への移住は異国情緒漂うおしゃれな街と絵画のような美しい大自然が魅力！人気エリアも紹介
南国リゾート地でカヤックを楽しむ！沖縄県
南国リゾート地である「沖縄県」も、カヤック移住先としておすすめです！サンゴ礁の青い海に白い砂浜といった、いわずと知れた南国リゾート地では、数多くのマリンアクティビティが充実しています。シーカヤックも県内各地で盛んにおこなわれており、映画のワンシーンのような美しい海を日常の風景として独り占めできることは、沖縄県移住の醍醐味といえるでしょう。
そして、沖縄県ならではのカヤックといえば、「マングローブカヤック」です！熱帯・亜熱帯地域に広がり、海水と淡水が混じり合う場所に生息する植物の総称であるマングローブ林の中でおこなうカヤックは、まさに「大冒険」といえる非日常を味わえるのが最大の魅力です。独特な形状をした樹々に鳥の鳴き声、ここでしか見られない貴重な生き物たちとの遭遇……。本土では絶対に体験できない、最高のカヤック移住をぜひ実現させてみませんか？
南国リゾート地で楽しむカヤック移住は、カヤックだけにとどまらない魅力がたくさんです。海も川も緑もすべてが美しい沖縄県は、他とは一線を画すオンリーワンの移住先といえそうですね。
参考：沖縄移住の実態は?沖縄に住む魅力や注意点、住環境について解説
東京までのアクセスが良い！山梨県
東京までのアクセスの良さを重視したい方は、「山梨県」がおすすめです！富士山や南アルプスを擁する山梨県は山の自然が非常に充実しており、緑の癒やしに囲まれた移住生活が送れます。富士五湖（河口湖・本栖湖・精進湖・西湖・山中湖）を中心にカヤックが盛んで、常に富士山を眺めながら楽しめることが山梨県の大きな魅力といえるでしょう。
また、自然環境の豊かさとともに東京までのアクセスが良いことから、カヤック移住に限らず山梨県自体が移住先として人気があることも特徴です。特急を利用すれば約90分ほどで東京へアクセス可能なため、休日のショッピングにイベント参加、または東京への出張といった用事が頻繁にある方などはとても暮らしやすい場所といえます。
山の自然が豊かな山梨県では、カヤックだけでなくキャンプやBBQ、ハイキング・登山などといったアウトドアの趣味も幅広く楽しめるため、自然を相手に充実の移住生活が送れることも魅力です。雄大な富士山のふもとでカヤックやアウトドアを積極的に楽しみ、東京へのアクセスも重視する方は、ぜひ山梨県へ移住しましょう！
参考：山梨県が移住先に選ばれる理由。山梨の地域ごとの魅力や支援制度を総まとめ
カヤック移住の魅力を知って移住を検討しよう
海・川・湖を問わず楽しめるカヤックは、水辺のアクティビティとして多くの方に人気です。カヤックという趣味を中心とした「カヤック移住」を実現させることで、大自然と一体となったストレスフリーな生活を送れるでしょう。忙しすぎる現代社会での暮らしから、好きなことを好きなだけ楽しめる最高の人生へ、あなたもシフトチェンジしてみませんか？
今現在カヤックを趣味としている方も、今からカヤックをはじめようかなという方も、
カヤック移住の魅力を知って、ぜひ移住を検討しましょう！
※内容は2023年7月執筆時のものです。
