移住コラム

【広島県】広島市までは車で1時間!自然の中で趣味や家族との時間を楽しめる安芸太田町に移住しよう!

自然の中で食事をしたり、お酒を飲んだり、日常から解放されるキャンプを趣味にしている方も多いのではないでしょうか?億劫に感じがちな準備や片付けさえも楽しめるので、不思議ですよね。しかし、都心からだとキャンプ場までのアクセスが悪かったり、毎回レンタカーを借りなければいけなかったり、キャンプに行くまでの手間が増えてしまいます。

「毎週末キャンプに行きたい」「自分の車を持って自由に行動したい」というそんな方は、思い切ってキャンプ場の近くに移住するのはいかがですか?この記事でご紹介するのは、キャンプが趣味の方にオススメな広島県安芸太田町です。広島市から車で1時間でアクセスでき、自然豊かな安芸太田町はキャンプやウィンタースポーツなど、アウトドアアクティビティを気軽に楽しめる、近年人気の街です。

この記事では安芸太田町の魅力だけでなく、移住する際の注意点やデメリットなどについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

安芸太田町移住の魅力/メリット3選

森林セラピー安芸太田町深入山の様子

安芸太田町の魅力といえば、自然が豊かなところです。その中で楽しめるアクティビティや過ごし方についてご紹介しますので、移住後の生活もイメージしながらご覧ください。

自然が豊かでアウトドアアクティビティを楽しめる

安芸太田町には広島県の最高峰「恐羅漢山」や、なだらかな草原の山「深入山」があり、昔から山とのつながりが深い街です。トレッキングや登山はもちろん、ガイドとともに三段峡の自然を巡るツアーも人気で、まるで山水画のような景色の中、解説を聞きながら探検できます。

また、町内にある三段峡は、原爆ドーム、と宮島と共に、フランスの権威ある旅行誌「ブルーガイド」で最高峰の三ツ星に格付けされました。散策は気分のリフレッシュに、渡船では圧倒されるような絶景を味わえるので、色んな角度から自然を楽しめます。

町内には6つのキャンプ場があり、キャンプ初心者の方も利用しやすい所から、ベテランキャンパーも楽しめる所、家族で過ごせるロッジがある所など、レベルや目的に合わせてキャンプ場を選べるのが魅力です。気分によってキャンプ場を変えたり、お気に入りの場所を探したり、飽きることなく楽しめるのが嬉しいですね。

自然に囲まれた温泉施設がありリラックスできる

安芸太田町には宿泊だけでなく、日帰りで入浴できる温泉施設があります。どこも自然に囲まれた中で温泉に浸かることができるので、アクティビティの後や仕事終わりに最高のリフレッシュになりますね。ここでは気軽に立ち寄れる4つの温泉施設をご紹介します。

  1. 三段峡ホテル
  2. 三段峡入口の景観が楽しめる温泉

    ■時間
    10:00~17:00(終了時間)
    ■料金
    大人600円
    小学生300円
    小学生未満無料

  3. いこいの村ひろしま
  4. 草原の麗峰、深入山のふもとにあり、サウナも楽しめる温泉
    ■時間
    11:00~20:00(受付19:00)
    ■料金
    大人500円
    小学生300円
    幼児(1歳未満除く)200円

  5. グリーンスパつつが
  6. 戸河内インターのある上殿エリアを一望できる高台の温泉
    ■時間
    12:00~20:00(最終受付19:00)
    ■料金
    大人550円
    小学生350円
    幼児(3歳~)200円

  7. 月ヶ瀬温泉
  8. 地元の方が集まる憩いの温泉
    ■時間
    11:00~21:00
    ■料金
    大人450円
    小学生以下200円
    3歳未満無料
    ■定休日
    第2・第4木曜日

参考:観光や遊びでぷらっと立ち寄り~日帰りでも入れる温泉施設~

のどかな田園風景が広がっておりのんびり暮らすことができる

大きなビルやマンションがない安芸太田町は、見渡す限り田園風景が広がっており、何気ない時間も心地よく過ごすことができます。広い庭がついている物件も多く、ホームセンターには必要なものがほとど揃っているので、家庭菜園にも挑戦しやすくなっています。道具を全て揃えるのは大変ですが、安芸太田町は人と人との距離が近いので、道具の貸し借りも日常茶飯事。周りには農業を生業としている方や、家庭菜園のプロがたくさんいるので、地域住民の方と交流し、家庭菜園を楽しんでください。

また、地方ならではですが、移動手段は基本的に車になります。そのため、都心から移住すると歩く距離が極端に短くなり、運動不足になる方も多いです。山に囲まれた安芸太田町は年間を通して過ごしやすい気候なので、ぜひ朝や夕方に散歩を取り入れ、運動不足を解消するとともに、季節の移り変わりを感じてみてくださいね。

安芸太田町移住で困ること/デメリット3選

悩み事を抱える若い女性の様子

魅力あふれる安芸太田町ですが、地方ならではのデメリットもあります。ここでは娯楽施設の少なさ、子育て環境の制約、交通インフラの乏しさの3つについて解説しますので、移住する前に確認しておきましょう。

商業施設や娯楽施設が少ない

都市部と比較すると買い物ができる大きな商業施設や娯楽施設は少なく、ショッピングが好きな方には少し物足りなく感じるかもしれません。スーパーやコンビニも1〜2店舗とあまり多くないですが、町内には道の駅があり、地元で採れた食材や地酒、生花などが手頃な価格で購入できます。

都市部に行きたい場合はまた、高速道路を利用すると、広島市内までは約1時間でアクセス可能です。大きな商業施設も多く、最近では駅ビルがリニューアルされてさらに活気があるので、週末にはぜひ足を伸ばしてみてくださいね。

教育機関が少なく子育て環境に制約がある

都市部と比較して町内に学校は少なく、子どもの教育面において制約があります。小学校と中学校はいくつかありますが、高校は町内に1校のみ。また、住むエリアによっては学校が遠く、送迎が必要な場合もあります。

しかし、町内の学校は生徒数があまり多くないため、学校と生徒の距離が近く、都市部の学校よりも地方の方が馴染むという子どもも少なくありません。地域住民と関われるカリキュラムもあるので、コミュニケーション能力の向上にも繋がると言えます。教育格差について不安になる方もいるかもしれませんが、今はインターネットを使用するといろんな授業やレッスンが受けられるので、伸び伸びと過ごせる地方での学校生活もおすすめですよ。

交通インフラに乏しく都市部に出る際に不便

町内に電車は通っておらず、公共交通機関はバスのみの運行です。しかし、1時間あたりの本数はあまり多くなく、電車やバスでの生活に慣れている方には不便に感じるかもしれません。また、移住を検討している方の中には、地方でテレワークをしつつ、たまの出勤で東京や大阪に行くという方もいるのではないでしょうか。都市部に行くには、まず高速バスで広島市まで行き、そこから新幹線で移動するようになります。この方法ですと、大阪駅までは約3時間、東京駅までは約5時間半というアクセスです。バスの本数も限られているので、利用する際は注意しましょう。

安芸太田町移住の際に利用できる補助金・支援金、サービス

安心のハートを包む手 信頼や安心・安全の様子

安芸太田町では移住促進と若い世代の定住促進のため、さまざまな補助金やサービスが用意されています。移住にはいろんな面で費用がかかるので、ぜひ活用してください。

安価にお試し移住できる!お試し体験住宅

移住を検討している方が気軽に町内の生活を体験できるよう、1週間あたり25,000円、または日帰り1日あたり5,000円で古民家を借りられるサービスです。古民家は暮らしやすいようリノベーションされており、そのまま住みたくなるような落ち着いた内装になっています。移住を検討している方だけでなく、町内に住みながら空き家を探している方や、町内に空き家を持っている方も対象なので、移住後にリノベーションを検討する際も利用できるのが嬉しいですね。

参考:お試し体験移住、はじまりの家

最大65万円もらえる!移住定住促進応援事業

安芸太田町へ移住し、5年以上居住することを条件に、補助対象経費(新築購入、中古購入、住宅改修、家財整理等)の3分の1(上限65万円)が助成される制度です。都市部で戸建て住宅に住むには費用もかかりますし、あまり広い土地に住むのは難しいですが、地方では都市部よりかなり安く購入できます。また、町内には空き家物件も多いので、暮らしやすいようにリノベーションするのもおすすめです。空き物件は空き家バンクに掲載されているので、ぜひみて見てくださいね。

参考:移住定住促進応援事業、空き家バンク

最大100万円以上もらえる!移住支援金制度

東京23区から安芸太田町へ人材を呼び込み、中小企業などの人手不足解消と若い世代の定住を目的とした制度です。対象東京23区から町内に移住し、対象となる求人に就職、または起業などをした方で、単身者の場合は60万円、2人以上の家族・世帯の場合は1世帯につき100万円が助成されます。さらに、18歳未満の家族がいる場合は18歳未満の家族一人につき100万円が加算されるので、子どもを連れての移住も、経済面で少し安心できるのではないでしょうか。こちらはテレワークでの移住も対象となるので、詳細はホームページで確認してください。

参考:安芸太田町移住・マッチング支援事業について

安芸太田町の情報を収集する際に便利なサイト3選

パソコンを使って働く女性の様子

移住前に何度か足を運べたら良いのですが、なかなかそうもいきませんよね。ここでは移住前に情報収集できるサイトを3つご紹介します。これらは移住した後も活用できるコンテンツがたくさんあるので、ぜひ参考にしてください。

あきおおたから はじまる 田舎暮らし

主に移住に関する情報が掲載されているサイトで、移住フェアや現地ツアーなどのイベント情報、空き物件の情報が見られます。また、町内での暮らしや移住した方のインタビューも掲載されているので、移住後の生活もイメージしやすいのではないでしょうか。サイト内では若い世帯から定年を迎えた夫婦、安芸太田町に住みながら広島市内の大学に通う外国人の方まで、幅広い方の暮らし方が知れます。住んでみて驚いたことなども答えられていたので、ぜひいろんな方の記事を読んでみてくださいね。

参考:あきおおたから はじまる 田舎暮らし

安芸太田ナビ

安芸太田町の観光情報やイベント情報、町内の飲食店情報など幅広く掲載されているサイトです。おみやげや宿泊施設についても掲載されているので、家族や知人を招く際にとても便利です。また、バスの時刻表や防災情報なども掲載されているので、移住後にも活用できそうですね。特に周りに家族や知人がいない、移住先での防災情報はとても重要です。もしもの時に困らないよう、普段から確認しておきましょう。

参考:安芸太田ナビ

あきおおたから

主に宿泊やアクティビティ、食事など観光に特化したサイトです。それぞれについての紹介記事が写真と共に掲載されているので、アクティビティのシーズンやどんな雰囲気の中で体験できるかなど、細かいところまで知ることができます。また、サイト内にはオンラインショップもあるので、大切な方へのギフト選びにも活用できそうですね。

参考:あきおおたから

安芸太田町の魅力を知って移住を検討しよう

川で釣りをする親子の様子

自然豊かで、伸び伸びとした環境で生活できる安芸太田町。公共交通機関や娯楽施設が整っている都市部と比較すると、とても便利とは言えないかもしれません。しかし、その不便さが安芸太田町の魅力のひとつです。広い庭で家庭菜園をしたり、季節の手仕事をしたり、自然に触れながらの生活は、子どもはもちろん、大人も心おだやかに過ごせる時間です。キャンプやハイキングなどのアクティビティも気軽にできる安芸太田町に移住して、都市部ではできない自分らしい暮らしをおくりましょう!

※内容は2023年9月執筆時のものです

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