都内での暮らしは選択肢が多く、利便性にとても優れています。その反面、物価や賃料の値上がりが続いているため、生活コストについて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。23区外に住んでもそこまで賃料は大きく下がらない上に、通勤や通学に時間がかかるため、不便に感じることも多いでしょう。
生活コストを下げたい、家族とゆったり過ごしたいという方におすすめなのが、地方移住です。都内と比較して地方の賃料は安く、土地も都内より広いので、戸建住宅を購入することも可能です。それに加え、都市部より水がきれいだったり、旬の新鮮な食材を手に入れることができたり、生活面がより豊かになるでしょう。
この記事では地方移住でどのように生活コストがかかるか、都市部と比較してどのくらい差が出るかについて解説していきます。ぜひこの記事を参考に、地方移住を検討してみてくださいね。
主な生活コスト
生活コストといっても幅広く、重要視するポイントも人それぞれだと思います。ここでは主な生活コストについて紹介します。
住居費
住居費は家賃や住宅ローンなど居住にかかる費用です。生活費の中で大きな部分を占めるもので、地域や住宅の種類によって異なります。都市部では家賃や住宅価格が高いため、住居費が大きな負担になっていることが多いです。
水道光熱費
水道光熱費は、水道、電力、ガスなどの公共サービスを利用する際にかかる費用です。地方だから安いというわけではなく、場所によっては都内の方が安い場合もあります。例えば雪が降るような地方に移住した場合、暖房を使用する期間が長くなるため、都市部より電気代やガス代が高くなるでしょう。冷房と暖房では暖房の方が消費電力が大きいので、移住先の気候も考慮して選ぶのがおすすめです。
食費
食費は食べ物や飲み物に費やす費用を指し、これは日常生活の中で食品を購入、調理し、食事をとるために必要な支出を含みます。食費は個人や世帯ごとに異なり、生活様式、食の好み、地域、家族の人数などによって変動します。
通信費
通信費は通信サービスを利用するために支払う費用を指し、現代の生活において重要な費用の一つです。通信費には主に下記のものがあります。
- 携帯代
- 固定電話代
- インターネット接続費
- ストリーミングサービス
- 固定通信設備のメンテナンス費用
地方はテレビのチャンネル数が都市部より少ないところも多いので、物足りなく感じるかもしれません。NetflixやAmazonプライムなどのストリーミングサービスの活用もできますが、年間で計算すると利用料が高額になるので、使用頻度を考えて契約するのをおすすめします。
娯楽交際費
娯楽交際費には様々なアクティビティが含まれますが、主に下記のものがあります。こちらも個人の趣味や好みによってかかる費用は異なります。
- 映画やテーマパークなどのレジャー活動
- 飲食費
- 旅行費
- 趣味活動費
雑費
雑費は一般的に特定のカテゴリに分類しにくい、多様な小額の支出や雑多な費用を指す言葉です。雑費には、以下のような様々な支出があります。
- 交通費
- 修理費用
- 接待費
保険料
保険料は保険契約者が保険会社に支払うお金で、保険の提供と保護を受けるための代金です。保険契約の種類や条件によって金額は異なり、一般的な保険料の種類には以下のものがあります。
- 生命保険料
- 健康保険料
- 自動車保険料
- 住宅保険料
地域によっては自然災害の被害を受けやすい場所もあるので、移住先の立地条件や気候条件から保険を見直しましょう。
移住で下がる生活コスト
地方移住することで下がる生活コストを紹介します。それぞれコストが下がるだけでなく、都市部では得られないメリットもあるので、ぜひ参考にしてください。
土地代が安くなるため大幅に住居費を抑えることが可能
都市部と比較して地方では居住費が安く、同じ価格でも場所によっては倍の広さで暮らせます。また、地方移住を推進している自治体の多くは住宅の購入支援を行っているところも多くあります。自治体によっては子どもを連れての場合、移住支援金が加算されるところもあるので、移住支援のホームページなどで確認しましょう。
食材の費用が安いため食費が安くなる
地方は食材の価格が季節によって大きく変わり、地元産の旬のものは安価に手に入れることができます。加えて、季節の食材は新鮮で味わいが豊かなので、季節に合わせた食材を使用することで、より食事が楽しみになるでしょう。地方には道の駅や直産市も多いので、ドライブがてら巡るのもおすすめです。
娯楽施設が少ないため娯楽交際費が下がる
地方は都市部と比較してテーマパークやショッピングモールなどの施設が多くないため、その費用は少なくなるでしょう。地方は自然が豊かな場所が多いので、キャンプやサーフィンなど、アウトドアな趣味に触れてみるのがおすすめです。道具を揃えると初期費用はかかりますが、自然に触れることで大きなリラックス効果になりますし、子どもの成長にも良い刺激になります。続けている趣味や挑戦してみたいアクティビティから移住先を選ぶのもおすすめです。
具体的な生活コストはスタイルチャットで相談しよう
具体的にどのくらいの生活コストになるのか、移住先によって異なりますし、調べるには時間がかかります。そんな時におすすめなのが移住Styleのスタイルチャットです。LINEを利用して気軽に相談できますし、自分に合った移住先を診断できるコンテンツもあります。こちらは無料なので、生活コストに関する相談だけでなく、移住するにあたって不安なことがあればぜひ聞いてみましょう。
移住先での生活コストを算出して納得できる移住をしよう
地方での生活コストを知ることは、移住を検討するにあたって大きなポイントになります。場所によっては都市部での生活と大きく変わってくるので、なるべく不安を解消した上で移住先を探したいですよね。立地条件や気候によってかかる生活コストも変わるので、まずはStyleチャットで相談し、自治体のホームページや移住イベントでどれくらいコストがかかるのか確認しましょう。生活コストが下がるだけでなく、都市部では味わえない豊かな暮らしもできるので、ぜひ自分の理想の暮らしにあった移住先を見つけてくださいね。
※内容は2023年11月執筆時のものです。