岐阜県恵那市は、県南東部に位置する人口約4.6万人の移住先です。中心市街地は名古屋市へのアクセスの良さや都市機能が充実し、山の自然と美しい渓谷、歴史あふれる城下町といった多岐にわたる魅力にあふれています。宝島社発行の月刊誌『田舎暮らしの本』の「2024年版 住みたい田舎ベストランキング」において3部門全国1位を獲得したことが話題となり、今まさに注目の移住先といえるでしょう。
今回は、岐阜県恵那市移住の魅力やメリット、利用できる補助金・支援金・サービス、おすすめエリアを紹介します！
「2024年版 住みたい田舎ベストランキング」3部門全国1位の岐阜県恵那市へ、ぜひ移住を検討しましょう！
岐阜県恵那市移住の魅力／メリット3選
まずは、岐阜県恵那市移住の魅力やメリットを3つ紹介します！岐阜県恵那市は自然と都市機能のバランスがよく、住みやすさが抜群です。ぜひご覧ください！
「住みたい田舎ベストランキング」3部門1位の子育て世代・シニア世代に人気の移住先
岐阜県恵那市移住の魅力・メリットとして、宝島社発行の月刊誌『田舎暮らしの本』2月号の「2024年版 住みたい田舎ベストランキング」人口3万人以上5万人未満の市、総合部門・子育て世代部門・シニア世代部門において全国1位にえらばれたことが挙げられます。
岐阜県恵那市では、近年移住者獲得のための施策を積極的におこなっており、市だけでなく地域住民や先輩移住者も協力しながら街全体を盛り上げていることが、3部門1位という快挙につながりました。
子育て世代に対しては、18歳までの医療費無償化や多子世帯の児童福祉サービス利用料の免除、第3子移行の出産祝い金などの支給をおこなっています。また、シニア世代への支援として、指定された時間に指定された場所へ送迎するデマンド交通や、まちなか巡回バスの導入など、交通弱者になりやすいシニア世代に寄り添う施策も数多くおこないました。
さらに、移住希望者に対しては、先輩移住者が相談員となって対面で話ができる「移住定住サポーター制度」の創設によって移住への不安や疑問を解消し、移住実現への強力な後押しとなっています。
これら官民の積極的な施策や活動により、岐阜県恵那市は多くの方にとって「移住したい街」へと生まれ変わりました。その結果として「住みたい田舎ベストランキング」3部門1位に輝いたことが、岐阜県恵那市移住の大きな魅力・メリットといえるのです。
「恵那峡」をはじめ雄大な自然を楽しめ歴史文化や特産品も充実
「恵那峡」をはじめとする雄大な自然を楽しめ、歴史文化や特産品が充実していることも、岐阜県恵那市移住の魅力・メリットといえるでしょう。
市内随一の景勝地、力強い巨大ダムと渓谷美が魅力の「恵那峡」や、市内を一望できる絶景スポット「笠置山」、日本の棚田100選「坂折棚田」など、岐阜県恵那市には美しい自然の見どころが満載です。また、岩村地区には「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された城下町のレトロな町並みが広がり、400余年の歴史文化を大いに体験できます。
そして、岐阜県恵那市には「おいしい特産品」が充実していることも見逃せません。栗の名産地であることから栗きんとんが非常に有名で、ぜひとも現地で味わってみてください。五平太餅といった郷土料理や、ハヤシライスの生みの親といわれる早矢仕有的氏ゆかりの地であることから、ご当地グルメ「えなハヤシ」など、実に多彩な特産品にあふれています。
雄大な自然や歴史文化、おいしい特産品が充実の岐阜県恵那市は、さまざまな角度から移住生活を楽しめる、魅力がたくさんの移住先といえそうですね。
名古屋市内へ電車や車で約1時間の好アクセス
名古屋市内へ電車や車で約1時間の好アクセスであることも、岐阜県恵那市移住の魅力・メリットといえます。
地方移住といえども、やはり大都会へのアクセスは気になるものです。岐阜県恵那市は交通の便がよく、電車や車で気軽に名古屋市内へ出られることは、移住先えらびの大きなアドバンテージとなるでしょう。普段は岐阜県恵那市で自然に囲まれのんびりと暮らしながら、週末には名古屋市内へショッピングやイベントに出かけられることで、結果として満足度の高い移住生活の実現につながるのです。
名古屋市内へ電車や車で約1時間という交通利便性は、特筆すべき魅力・メリットといえるでしょう。
岐阜県恵那市移住の際に利用できる補助金・支援金、サービス
つづいて、岐阜県恵那市移住の際に利用できる補助金・支援金、サービスを紹介します！どれもお得な移住支援ばかりのため、該当する方はぜひ活用しましょう。
東京圏からの移住希望者必見！最大100万円以上！「移住支援金」
東京圏から岐阜県恵那市へ移住する方に対し、最大100万円以上を支給する大規模な移住支援事業です。東京23区内の在住者や通勤者が、移住後に就業・起業・テレワークなどの要件を満たすことで移住支援金を支給してもらえます。
支給要件がやや複雑なため、詳細は下記のリンク先を参照していただき、該当する方は必ず申請しましょう。
【支援金の額】
- 単身世帯 60万円
- 2人以上の世帯 100万円
※18歳未満の世帯員を帯同する移住の場合、子ども1人につき100万円を加算
参考：東京圏からの移住支援金
東京圏以外の方も対象！各種補助金・奨励金が充実「移住定住推進事業」
岐阜県恵那市は移住者獲得に力を入れており、他の一般的な自治体と比較して移住支援が非常に充実しています。ここでは、「移住定住推進事業」の中から東京圏以外の方も対象となる各種支援の概要を紹介するので、詳細を確認したうえでぜひ活用しましょう。
【東京圏以外の方が利用できる各種移住支援（一部抜粋）】
- えなで暮らそう奨励金
50歳未満の方が住宅を取得することで、上限30万円の範囲で奨励金を支給 - 空き家バンク活用支援補助金
空き家バンク登録物件を取得し改修する方に、上限150万円の範囲で補助金を支給 - 清流の国ぎふ移住支援金
40歳未満の方が県外から移住し就業等の要件を満たした場合、単身者10万円・世帯20万円を支給 - 新婚生活応援事業補助金
50歳未満の新婚世帯が移住した場合、引越費用の一部を上限10万円の範囲で補助金を支給
参考：移住定住推進事業
移住準備で来訪した際の宿泊費と交通費を補助！「移住促進補助金」
県外在住者が移住準備のため岐阜県恵那市へ来訪し、市内の民間施設に宿泊した場合、その宿泊費と交通費の一部を助成してくれる補助金です。宿泊費補助として宿泊に要した費用の2分の1（宿泊人数✕4,000円が上限）を補助し、交通費補助として申請者の住所に応じた金額を1,000円～10,000円の範囲で補助してくれます。
対象となる移住準備活動や交通費補助のエリア分けなどの詳細は、下記のリンク先を参照してください。
参考：移住促進補助金
岐阜県恵那市移住でおすすめのエリア3選
それでは、岐阜県恵那市移住でおすすめのエリアを3つ紹介します！今回紹介するのは、都市機能が充実した中心地、城下町のレトロな町並みが美しいエリア、高原地帯での田舎暮らしができるエリアの3つです。ぜひ、理想の移住を実現させるための参考にしてください。
名古屋市内へもアクセスしやすい都市機能充実の中心地「恵那駅」周辺エリア
名古屋市内へ頻繁に出かけたい方や、都市機能が充実した市街地で暮らしたい方は、岐阜県恵那市の中心地「恵那駅」周辺エリアがおすすめです！
人口約4.6万人の岐阜県恵那市の中心市街地として恵那駅周辺は商業施設も多く、日常生活を送るうえで不便さを感じることはなさそうです。大都市にあるような大型商業施設はありませんが、スーパー・コンビニ・家電量販店などがバランスよく配置され、MEGAドン・キホーテやスターバックスコーヒーといったおなじみのお店もあります。市街地が広がっているものの山や田園風景も近く、都市機能と自然が絶妙にマッチしていることがおすすめポイントといえるでしょう。
恵那駅から名古屋駅へは快速電車で最速66分、恵那ICから高速道路を使えば名古屋市の中心市街地まで約70分と、交通利便性の高さも魅力です。岐阜県恵那市移住で生活利便性や名古屋市内への交通利便性を重視したい方にとって、恵那駅周辺エリアは最適な場所といえそうですね。
城下町のレトロな町並みと日本一といわれる農村景観が魅力「岩村駅」周辺エリア
風情あふれる城下町のレトロな町並みや、「農村景観日本一」といわれる田園風景を体験したい方は、「岩村駅」周辺エリアをえらびましょう！
岩村駅を降りて東へ進めば、そこには全長約1.3kmにおよぶレトロな町並みがつづきます。「岩村城下町」として重要伝統的建造物群保存地区に選定された、往時の姿を残す歴史的なその景観は、移住先としてとても魅力的です。何気ない日常を歴史や文化に囲まれながら送れることは、とても贅沢といえるでしょう。また、岩村城下町には岐阜県恵那市の特産品や名物であるカステラや五平餅のお店などが点在しており、食べ歩きが楽しめるのもいいですね。
岩村城下町の北側には、「農村景観日本一」といわれる美しい田園風景が広がっていることにも注目です。環境問題を研究する京都教育大学・木村教授より授かったこの称号は、失われつつある日本の原風景の象徴として、多くの方に心の落ち着きと癒やしをもたらしてくれます。ぜひあなたも、古きよき日本の景色を存分に楽しんでみてはいかがでしょうか？
城下町のレトロな町並みと美しい農村景観が岩村駅周辺エリアの魅力であり、おだやかな移住生活が送れるエリアとして、ぜひおすすめといえるでしょう。
標高600mの高原地帯で素敵な田舎暮らし「飯地町」周辺エリア
岐阜県恵那市で自然に囲まれた田舎暮らしを満喫したい方には、「飯地町」周辺エリアをおすすめします！
岐阜県恵那市の北西部に位置する平均標高600mの高原地帯である飯地町は、山に囲まれた盆地に田畑が広がるとてものどかなエリアです。コンビニはもちろん信号もない、約640人という市内でもっとも人口の少ない町ですが、飯地町だからこそできる素敵な田舎暮らしが実現でき、心豊かな日々を送れます。
里山の自然とともに、イノシシやカモシカといった野生動物たちものんびりと暮らしている飯地町は、どこまでもつづく緑の風景と、夜になれば満天の星がきらめく透き通った空気や青い空が魅力です。標高600mの高原地帯のため夏はクーラーが必要ないほど涼しく、暑さが苦手な方にはとても過ごしやすい環境かもしれません。
飯地町と市街地を約30分でつなぐ里山バスや往診が可能な診療所、農協の営業所や郵便局はあるものの、やはり市街地のような利便性は望めません。しかし、決して便利ではない環境だからこそ地域住民が助け合って暮らしており、人とのつながりや思いやりを強く感じられることは大きな強みといえるのです。
人とのつながりを大切にしながら、標高600mの高原地帯で素敵な田舎暮らしを満喫できる飯地町周辺エリアは、岐阜県恵那市移住でぜひ検討していただきたいおすすめエリアといえるでしょう。
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岐阜県恵那市の魅力を知って移住を検討しよう
岐阜県恵那市は、都市機能が充実した市街地や美しい山と渓谷、歴史あふれる城下町といった、多岐にわたる魅力を備えた移住先です。「2024年版 住みたい田舎ベストランキング」3部門全国1位を獲得したことも納得の結果といえるでしょう。
岐阜県恵那市の魅力を知って、ぜひあなたも移住を検討しましょう！
※内容は2024年2月執筆時のものです。
