宮城県は、発展した都市機能と、豊かな自然を併せ持つエリアです。どちらの魅力も味わえるとあって、移住先として近年注目を集めています。都会の便利さと田舎ののどかさ、どちらも堪能したい方にとって、宮城県は理想的な移住場所かもしれません。
この記事では、宮城県への移住を検討している方に向けて、県の特色や魅力的なポイント、移住におすすめのエリアを紹介します。移住を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
宮城県の特色
宮城県は、東北地方の太平洋側に位置し、豊かな自然と都会が融合したエリアです。仙台市を中心とした都市部では、多くの企業や商業施設が集まっているため、東北一の都会エリアとなっています。
その一方、海側に行けば、美しいリアス式海岸があるほか、山間部では美しい紅葉や温泉地などの魅力的な観光地が沢山あります。都会さと豊富な自然を併せ持っている点が、宮城県の大きな特色です。
宮城県の魅力3選
ここからは、宮城県の魅力のなかから代表的なものを3つ紹介します。魅力を知って、宮城県への移住を検討してみましょう。
新幹線を利用すれば仙台駅から東京駅まで約1時間半でアクセス可能
仙台駅から東北新幹線のはやぶさに乗車すれば、東京駅まで約1時間半でアクセス可能です。出張が多い方や、普段はリモートワークで定期的に東京へ出社が必要な方にとって便利です。他にも青森や盛岡、福島などの東北各地へも行けるので、旅行好きな方にもおすすめです。
蔵王温泉や秋保温泉など有名な温泉地がある
宮城県内には、美しい自然に囲まれた温泉地が多数存在します。1900年の歴史を持ち、山形県にまたがる蔵王温泉郷では、遠刈田温泉や青根温泉などの多種多様な温泉が楽しめます。他にも仙台市太白区にある秋保温泉は、仙台駅からバスで約30〜50分で行けるアクセスの良さが魅力です。週末に、温泉巡りを楽しむと良いでしょう。
世界三大漁場の三陸沖漁場が近いため海産物が豊かである
三陸沖は、世界三大漁場に数えられているほど豊かな漁場が広がっているため、多くの海産物が獲れます。ブランドサバである金華サバや金華かつお、金華沖で養殖されている銀ざけの金華ぎんなど、有名な魚が豊富です。また、牡蠣や帆立などの貝類も沢山獲れます。新鮮な魚介類が手に入りやすいので、自分で調理したり、地元の料理屋で海鮮料理を堪能することが可能です。
宮城県おすすめエリア5選
宮城県の特色や魅力がわかったところで、次に移住先におすすめのエリアを紹介します。移住先に悩んでいる方は、参考にしてみてください。
東北地方最大の都市!仙台市
仙台市は、東北地方最大の都市で、経済の中心地です。仙台に本社機能を有する企業や、大企業の支社などが多くあるため、仕事探しを予定している方におすすめです。また、仙台駅周辺には商業施設が集まっているので、買い物にも困らないでしょう。
一方、昔から城下町として栄え、仙台城跡や大崎八幡宮、仙台東照宮などの歴史を感じられる場所が多くあります。
また、向山中央公園や海岸公園冒険広場などの大きな公園があるので、子育て世帯にもおすすめです。
詳しくは、仙台市の移住について解説した下記記事をご確認ください。
仙台駅まで約15分でアクセス可能!塩竈市
塩竈市は、仙台市の近郊に位置し、美しい海と港町の風情が楽しめるエリアです。仙台市内へのアクセスが良く、JR東北本線に乗車すれば約15分で行けるので、通勤や通学が可能です。本塩釜駅前にはイオンタウン塩釜のような買い物スポットがあるので、生活に便利です。また、東塩釜駅の近くには塩釜水産物仲卸市場があるので、新鮮な魚介類を食べられます。
詳しくは、塩釜市の移住について解説した下記記事をご確認ください。
漁業が盛んで移住支援が充実!石巻市
石巻市の海上にある金華沖は、豊かな漁業で知られ、新鮮な海産物が豊富な街です。
東日本大震災では大きな被害を受けましたが、近年では新たな移住者への支援が積極的に行われています。市外から転入し、住宅を取得若しくは改修する場合は、補助対象経費の50%(最大で50万円)が補助される定住促進住宅取得等補助金もあります。おためし移住制度を利用すれば、7泊8日の滞在費用が無料になるので、移住を検討している方は、利用してみると良いでしょう。
また、仙台駅へ電車やバスで行けるので、通勤・通学も可能です。
詳しくは、石巻市の移住について解説した下記記事をご確認ください。
チャレンジを応援してくれる街!気仙沼市
世界三大漁場の三陸沖に近い気仙沼市は、豊富な魚介類が魅力的です。気仙沼市魚市場ではセリ見学が可能です。目の前にある気仙沼海の市では、新鮮な魚介類が食べられます。
また、お試し移住・暮らし補助金を利用すれば、対象宿泊施設での宿泊費に加え、レンタカー代も支給されます。移住を検討している方は、ぜひ利用してみると良いでしょう。
他にも、空き店舗を活用したい方を支援するチャレンジオーナー支援事業や、気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザの一階では、チャレンジショップを募集しています。移住先で自分のお店を持ちたい方におすすめです。
詳しくは、気仙沼市の移住について解説した下記記事をご確認ください。
住みたい田舎ランキング総合1位!栗原市
県北西部にあり、岩手県と秋田県と境界を接する栗原市は、「2024年版 住みたい田舎ベストランキング」の人口5万人以上10万人未満の市部門で、総合部門全国1位になった程、移住人気が高まっている街です。市の全域が「栗駒山麓ジオパーク」に指定されており、紅葉の名所である栗駒山や、広大な田園風景などの美しい景色が見られます。
また、東北新幹線の「くりこま高原駅」を利用すれば、仙台市へ約25分、東京へ約2時間でアクセス可能です。東北自動車道の築館IC・若柳金城ICがあるので、車での移動も便利です。
他にも、18歳までの子どもにかかる通院費・入院費の全額助成や、小中学校の給食費無償化、出産支援として子どもの人数により2万円〜20万円の支給などの子育て支援も充実しています。
詳しくは、栗原市の移住について解説した下記記事をご確認ください。
移住の相談窓口「スタイルチャット」に相談する
宮城県への移住を検討しているなかで、不安に感じたりしていることがあれば、移住Styleのスタイルチャットを利用してみると良いでしょう。スタイルチャットとは、移住に関するお悩みや、素朴な質問などに解答するLINE相談窓口です。一人一人に合った移住先を紹介します。具体的に質問すれば、物件の紹介も可能です。気軽に利用してみましょう。
詳しくは、こちらをご確認ください。
スタイルチャット
宮城県の魅力を知って移住を検討しよう
宮城県には、東北一の都市である仙台市があり、仕事や買い物には困らない都会さがあります。一方、海側に行けば三陸沖で獲れる豊富な海産物が味わえたり、山側に行けば多種多様な温泉に浸かれたりするなど、豊かな自然が身近にあります。
また、新幹線を利用すれば約1時間半で東京へ行けるので便利です。仙台空港からは日本各地のみならず、ソウルや台北などのアジア各国へもアクセス可能です。
移住を検討している方は、気になっているエリアを一度訪れてみることをおすすめします。宮城県の魅力を自分の目で確かめて、移住するか検討してみましょう。
※内容は2024年3月執筆時のものです