埼玉県小川町は、埼玉県中部にあり比企郡に属する人口約2.7万人の移住先です。外秩父の豊かな自然と、古くから栄えてきた和紙づくりや日本酒づくりなどの伝統産業が今もなお盛んで、風情ある町並みから「武蔵の小京都」と呼ばれています。
自然豊かな埼玉県小川町は、池袋駅へ特急で約1時間という交通利便性も魅力です。しかも、特急や急行などの始発駅であるため「座れる」ことは、かなり大きなメリットといえるかもしれません。東京へもアクセスしやすい、山の緑にかこまれたおだやかな移住先なのです。
今回は、埼玉県小川町移住の魅力やメリット、利用できる補助金・支援金・サービス、おすすめエリアを紹介します！
埼玉県小川町の魅力を知って、ぜひ移住を検討しましょう！
埼玉県小川町移住の魅力／メリット3選
まずは、埼玉県小川町移住の魅力やメリットを3つ紹介します！自然が豊かで、伝統産業が盛んな移住先である埼玉県小川町の魅力を知って、ぜひ移住を検討しましょう。
「武蔵の小京都」と呼ばれる風情ある町並みと和紙・日本酒などの伝統産業を体験できる
埼玉県小川町は、和紙づくりや建具・日本酒などの伝統産業によって古くから栄えており、かつての面影を残した風情ある町並みが広がっていることから、「武蔵の小京都」と呼ばれています。
とくに、「小川和紙」は1300年の歴史を誇る伝統産業として有名で、国の「重要無形文化財」や「ユネスコ無形文化遺産」にも登録されているほどです。埼玉県小川町は、「和紙のまち」として、小川町和紙体験学習センターなどで和紙づくり体験もおこなっているので、ぜひあなたも体験してみてください。
また、日本酒づくりも同様です。こちらも古くから伝わる伝統産業の1つとして、現在も3件の酒造による日本酒づくりがおこなわれています。外秩父の清らかな水から作られた日本酒は全国に数多くのファンが存在し、毎年おこなわれる「小川町酒蔵まつり」は、多くの人が訪れる人気のイベントです。埼玉県小川町は、「和紙のまち」であると同時に、「日本酒のまち」といえるのかもしれませんね。
現代に受け継がれる伝統産業の発展により風情あふれる町並みが残され、それらを体験できることが埼玉県小川町移住の魅力です。ぜひあなたも、小川和紙や日本酒づくりなどの伝統産業に触れ、その歴史を感じてみてはいかがでしょうか？
池袋駅まで乗換なし特急約1時間でアクセスでき始発駅のため高確率で座れる
特急を利用すれば池袋駅まで乗換なしの1時間でアクセスでき、始発駅であるため高確率で座れることも、埼玉県小川町移住の魅力・メリットといえます。
東武東上線・小川町駅から東武池袋駅まで特急約1時間、急行約1時間20分のため、池袋周辺での買い物や都内でのイベント参加などが非常に便利です。特急や急行などの始発駅のため高確率で座れ、電車の本数も、多くの時間帯で1時間あたり4～5本程度あることからそれほど待ち時間も発生しません。
池袋駅へはもちろんのこと、都内へアクセスしやすいことは、移住先えらびにおいて大きなメリットとなるでしょう。とくに、「座ったまま池袋まで行ける」ことは、他の移住先にはないかなりのメリットといえそうですね。
山の自然が近くハイキングや温泉・川遊びなどを楽しめる
せっかく地方へ移住するのであれば、自然環境は重視したいものです。埼玉県小川町であれば、外秩父の豊かな自然に囲まれ、ハイキングや温泉、市街地の中央を流れる槻川での川遊びを楽しめます。
埼玉県小川町は、中心市街地がある程度栄えており利便性の高い暮らしができるものの、自然環境の近さが魅力です。車で数分の距離に山の緑があるため、いつでも気軽に自然に触れられます。ハイキングであれば笹山や官ノ倉山などがメジャースポットで、もっと近場がいい方は、中心市街地を見下ろす絶景が広がる仙元山見晴らしの丘公園がおすすめです。
また、小川町駅の近くには食事や岩盤浴なども楽しめる温泉施設があるため、温泉に入ってゆったりと過ごすこともでき、同じく小川町駅の南にある槻川の栃本親水公園では川遊びも楽しめます。
山の自然が近く、ハイキングや川遊びなどを通じてたくさんの癒しや開放感が得られることも、埼玉県小川町移住の魅力・メリットといえるでしょう。
埼玉県小川町移住の際に利用できる補助金・支援金、サービス
つづいて、埼玉県小川町移住の際に利用できる補助金・支援金、サービスを3つ紹介します！お得な移住支援を活用し、ぜひ最高の移住を実現させましょう！
東京都内へ通勤される方の座席指定券を補助！「小川町通勤者座席指定券購入費補助事業」
埼玉県小川町に移住する方を対象に、東京都内等への通勤で東武鉄道の座席指定制有料列車「TJライナー」を利用する場合、座先指定券を補助してくれる補助金制度です。
1か月につき7,500円を上限に補助してくれるため、TJライナーを利用する通勤者の方は、ぜひ申請しましょう。
参考：通勤に係る下りTJライナー座席指定券購入費用の一部を補助します！
新婚世帯の住居費や引越費用などを最大60万円補助！「結婚新生活支援事業補助金」
新婚世帯を対象に、移住の際に要した住居費や引越費用などを最大で60万円を補助してくれる補助金制度です。住居費においては、住宅取得費・賃貸料だけでなく、礼金・仲介手数料も補助対象となるため、かなりお得な補助金といえるでしょう。
夫婦の合算所得が500万円未満などの要件はあるものの、移住を検討中の新婚世帯の方は、ぜひ詳細をご確認ください。
参考：新婚生活を応援します！
耐震診断や耐震改修工事の費用の一部をそれぞれ補助！「小川町既存建築物耐震診断補助金」
埼玉県小川町移住の際に、対象となる木造住宅を取得した場合、耐震診断や耐震改修工事に要した費用の一部をそれぞれ補助してくれる補助金制度です。昭和56年5月31日以前に建築された木造住宅であることなどが要件となります。
対象となる木造住宅の購入を検討している方は、ぜひ詳細を確認しておきましょう。
【補助金の額】
- 耐震診断補助
耐震診断に要した費用の2分の1の額で、上限5万円を補助。 - 物耐震改修工事補助
耐震改修工事に要した費用の2分の1の額で、上限30万円を補助。
埼玉県小川町移住でおすすめのエリア3選
それでは、埼玉県小川町移住でおすすめのエリアを3つ紹介します！今回は、のどかな中心市街地・里山エリア・高速ICが近く移動に便利なエリアの3つです。ぜひ、移住の際の参考にしてください！
のどかな雰囲気で暮らしも便利な中心市街地「小川町駅」周辺エリア
のどかな雰囲気の中心市街地で、便利な暮らしをしたい方は、東武東上線・JR八高線「小川町駅」周辺エリアがおすすめです！
小川町駅周辺は、埼玉県小川町の中心市街地のため、駅前にはスーパー・コンビニ・飲食店などの商業施設が充実しており、暮らしに便利な住宅街といった雰囲気が感じられます。田畑も多く、山の自然も近いため、暮らしやすさと自然環境の両立が魅力といえるでしょう。駅の南に流れる槻川の「栃本親水公園」では川遊びを楽しめ、駅北東方向にある温泉施設でゆっくりと過ごすことも可能です。
もちろん、「武蔵の小京都」として、伝統的な町並みを楽しめることはいうまでもありません。小川和紙の産地で、伝統的な和紙づくり体験や、同じく伝統産業である日本酒の酒蔵などをぜひ散策してみてください。
保育園や小中高校もそろっているので、子育て世帯の方も安心して暮らせ、東武東上線を利用すれば池袋駅へ特急約1時間でアクセスできることから、都内へ出かけたい方にもおすすめといえます。
埼玉県小川町移住で住むエリアを決める際、中心市街地である小川町駅周辺エリアは、まず検討していただきたいおすすめエリアといえるでしょう。
里山の田園風景でのんびりとした田舎暮らし「腰越地区」周辺エリア
里山の田園風景でのんびりとした田舎暮らしにこだわりたい方は、「腰越地区」周辺エリアがおすすめです！
町の南西部にある腰越地区は、山にはさまれた田園風景となっており、里山での田舎暮らしに最適なエリアといえます。山の自然を目の前に感じながら、静かでのんびりとした田舎暮らしをぜひ実現させましょう。
山深い場所にある「館川ダム」といった見どころがあり、笹山のハイキングもおすすめです。また、集落を流れる槻川の河原では、初秋になると美しい彼岸花が咲き誇り、圧巻の光景が広がります。夏はBBQも楽しめるため、ぜひ家族で楽しんでみてください。
地方へ移住したのなら、とにかく田舎暮らしがしたい！という方は、ぜひ「腰越地区」を第1候補にしてみてはいかがでしょうか？
高速道路インターが近く遠出しやすい「中爪地区」周辺エリア
高速インターを使って遠出したい方は、のどかな田園風景とニュータウンがある「中爪地区」周辺エリアをえらびましょう！
町の北東部に位置する中爪地区周辺は、田園風景が広がるのどかな景色が特徴で、関越自動車道・嵐山小川ICが目の前であることから、遠出に便利なエリアです。
関越自動車道を利用すれば、練馬ICへ40分ほどでアクセスできるため、車で都内へ行きたい方にとって非常に便利な立地といえるでしょう。田園風景が広がるのどかなエリアですが、「小川パークヒル」というニュータウンが形成されており、このニュータウンだけで3,000人ほどが暮らしているといわれています。ニュータウンにある「旧上野台中学校」は、最新のコワーキングスペース・レンタルオフィス・レンタルキッチンなどを備えた、非常にオシャレな地域活動拠点として改装され、埼玉県小川町の大注目スポットとしておすすめです。フリーランスの方などは、ぜひご利用ください。
ニュータウンということで、自然が少ないのでは？と思われるかもしれませんが、自然環境は他のエリアと比べても悪くなく、ホタルを観賞できるスポットがあるくらいです。住む場所として、田畑が広がるエリアとニュータウンという、2つの選択肢があるのもいいですね。
中爪地区周辺エリアは、車での広域移動を便利におこないたい方や、ニュータウンでの便利な暮らしをしたい方におすすめといえるでしょう。
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埼玉県小川町の魅力を知って移住を検討しよう
埼玉県小川町は、「武蔵の小京都」と呼ばれる風情ある町並みと、「小川和紙」に代表される和紙づくりや日本酒づくりといった伝統産業が盛んな移住先です。外秩父の山々に囲まれ自然環境もよく、おだやかな暮らしが送れるでしょう。池袋駅まで特急で約1時間という利便性も魅力です。
埼玉県小川町の魅力を知って、ぜひあなたも移住を検討しましょう！
※内容は2024年4月執筆時のものです。
