利便性が高く、最新のトレンドで溢れている都会ですが、物価の高騰や賃料の高さから「家族とのびのび暮らしたい」「自然がある中で子育てしたい」など、考える人も多いのではないでしょうか。最近では家族で地方移住するケースも珍しくありません。移住を検討する上でのおすすめは「お試し移住」です。自治体が宿泊施設を用意しており、実際にその土地の暮らしを体験することができるケースもあります。しかし、自治体によって用意されている備品は様々で、特に寝具がない場合は自分達で持参したり、レンタルしたり、手配が必要となります。できたら身軽に移住を体験できる施設を探したいですよね。
この記事ではお試し移住で気になるポイントや寝具をレンタルできるおすすめの移住先についてご紹介します。お試し移住してみたいという人はぜひ参考にしてみてくださいね。
お試し移住で気になるポイント
安い費用で滞在できるお試し移住ですが、ホテルとは違うので、不安点も多いと思います。ここではお試し移住の気になるポイントについて解説します。
備品は何があるか
どこまでの備品が用意されているのかは、お試し移住するにあたって一番気になるポイントではないでしょうか。用意されていることが多いのは、エアコンや冷蔵庫、電子レンジなどの家電製品と調理器具です。食器類や布団は場所によって用意されているところとそうでないところがあります。もし他の人と同じものを使うことが気になるようであれば、持参するのがおすすめです。
寝具はレンタルできるか
寝具は用意されていない場合も多いので、自分たちで用意しなければいけないのか、自治体からレンタルできるのか、事前の確認が必要です。もし住んでいる場所が車で行ける距離だったり、小さな子どもがいて気になる人は自分たちで用意するのもいいでしょう。
レンタル費用はどれぐらいか
レンタル可能な場合は、レンタル費用を確認しましょう。ホームページにレンタル可能の記載があっても、費用が掲載されていない場合も多いです。事前に担当窓口で問い合わせた上で、自分たちで手配した場合の金額や利用方法について調べ、比較して申し込むのがおすすめです。
寝具をレンタルできるお試し移住先5選
Screenshot移住体験施設のなかでも寝具をレンタルできるおすすめの自治体を5つご紹介します。それぞれ特徴が異なるので、移住後の理想の暮らしをイメージしながらご覧ください。
埼玉県秩父郡「小鹿野町お試し住宅」
豊かな自然に囲まれ、便利な暮らしもできる街が埼玉県秩父市。池袋駅から西部秩父駅までは特急ラビューを利用すると約80分でアクセスできるので、リモートワークで週に1、2回出社があるという人も通勤しやすい距離ではないでしょう。また、観光スポットも充実しており、宝登山や宝登山小動物公園、桜の名所で知られる羊山公園など、家族で楽しめる場所がたくさんあります。市内にはお試し移住できる施設が5つあるのですが、都心へのアクセスがいい暮らし、自然に囲まれた暮らしなど、さまざまな暮らしを体験できます。その中の一つである小鹿野町お試し住宅は寝具のレンタルが可能です。一般的な戸建住宅に滞在できるので、リアルな秩父暮らしを体験できるでしょう。
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福島県「葛尾村」
広大な太平洋と奥羽山脈に囲まれた福島県は、震災以降復興が進められており、また移住支援も手厚いことから今移住先として注目を集めています。その中でも福島県内特定の市町村に移住した際にもらえる移住支援金は、単身での移住で120万円、世帯を伴っての移住で200万円と、その金額は日本でもトップクラスです。また、多くの自治体は都内在住者や通勤者のみが対象となりますが、福島県は全国の都道府県が対象なので、かなり手厚いと言えるでしょう。葛尾村にあるお試し住宅はログハウス風の戸建住宅で、1人2,000円で寝具のレンタルが可能です。こちらは期間の長さ関係なく1回の利用料金なので、かなりお手頃です。
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長野県伊那市「田舎暮らしモデルハウス」
長野県南部に位置する伊那市は、中央アルプスと南アルプスに囲まれ、その間を天竜川や三峰川が流れる自然豊かな町です。そんな伊那市は田舎暮らしモデルハウス、ふるさとワーキングホリデーなど移住支援に積極的に取り組んでいることでも有名で、移住先として近年注目を集めています。お試し移住ができる住居からは圧倒されるような山と空が広がり、室内には薪ストーブがあるので、長野らしい暮らしを体験できるでしょう。寝具は市内にある民間業者からのレンタルが可能です。
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愛媛県西条市「リブイン西条ハウス」
愛媛県西条市は穏やかな瀬戸内海と西日本最高峰である石鎚山に囲まれた、田舎と都市のバランスがとれた街です。また、「うちぬき」という自噴する地下水が各地にあり、その水質の良さから名水百選にも選ばれました。その水を利用した酒造りが盛んで、最近ではクラフトビールの醸造所もオープンしました。お酒が好きな人にはたまらない環境と言えるでしょう。市内にあるお試し住宅は駅から徒歩5分で、周辺にはコンビニやスーパーのある便利なエリアにあります。寝具は用意されているので、自分たちで手配する必要はありません。
西条市お試し移住用住宅貸付規則
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寝具レンタルができる移住体験施設の相談は「スタイルチャット」に相談する
上記では寝具をレンタルできるエリアを5つご紹介しましたが、他のエリアで移住を検討している人も多いと思います。自分たちだけで寝具がレンタルできるお試し移住を探すのは大変ですよね。そんな時は移住Styleの「スタイルチャット」を活用しましょう。LINEで相談できるので、場所や時間を問わず利用できます。ツールの中には自分に合った移住先を診断できるものもあるので、移住先について悩んでいる人はぜひ利用してみてくださいね。
寝具のレンタルをして手軽に移住体験施設の利用を検討しよう
寝具がレンタルできるかどうかは、どれだけ身軽にお試し移住できるかにつながるので、大きなポイントだと思います。もともと用意されていたり、レンタルできれば公共交通機関でのお試し移住も簡単ですよね。自治体やお試し移住の施設によって可能滞在期間や金額が異なるので、どんな暮らしをおくりたいか、逆にどんな暮らしを避けたいかなど考えながら移住先を検討しましょう。
※上記の内容は2024年6月執筆時のものです
