移住コラム

【栃木県】県第2の都市・小山市へ移住!新幹線で東京駅まで約40分!JR4路線が利用できる便利な「田園環境都市」

栃木県小山市

栃木県小山市は人口約16.6万人を有し、宇都宮市に次ぐ県内第2の都市として、発展した市街地とのどかな田園風景のバランスのよさが魅力の移住先です。東京駅まで約40分の東北新幹線停車駅「小山駅」があるため都心へ通勤が可能で、さらに合計4路線が利用できる高い交通利便性を誇ります。

街の歴史も古く、歴史好きの方にとっては、関ヶ原の戦い前夜、徳川家康による軍議「小山評定」が開かれた場所として知っている方も多いのではないでしょうか?

今回は、栃木県小山市にスポットをあて、その魅力やメリット、利用できる補助金・支援金・サービス、移住先としてのおすすめエリアを紹介します!

高い交通利便性と便利な市街地、豊かな自然の3拍子そろった栃木県小山市へ、ぜひ移住を検討しましょう!

栃木県小山市の魅力/メリット3選

新幹線

まずは、栃木県小山市の魅力・メリットを3つ紹介します!高い交通利便性や、市街地と田園風景のバランスなどは必見です。ぜひご覧ください!

新幹線で東京駅まで約40分はじめJR4路線が乗り入れる交通の要衝

新幹線で東京駅まで約40分、さらにJR4路線を利用できる高い交通利便性が、栃木県小山市の魅力・メリットです。

市の代表駅であるJR小山駅には東北新幹線が停車し、東京駅まで約40分でアクセスできることから、都心部への通勤が可能となります。そのため、関東地域で移住先を探している方にとって今の仕事を変えずに移住できることは、大きな魅力といえるでしょう。

また、JR小山駅には東北新幹線以外にも、宇都宮線(東北本線)・水戸線・両毛線の計4路線が乗り入れ、東西南北を自由に移動できることもメリットです。さらに市域の南北を国道4号線、東西を国道50号線が走っているため電車だけでなく車移動にも便利で、栃木県内において他とは一線を画す優位性をもっています。

都心へ通勤が可能で、近隣の街へもアクセスしやすい栃木県小山市は、まさに「交通の要衝」とも呼べる移住先といえるかもしれませんね。

便利な市街地と田園風景のバランスがとれた「田園環境都市」

生活に便利な市街地と田園風景のバランスがとれた「田園環境都市」であることも、栃木県小山市の魅力・メリットです。

栃木県小山市は、都市環境と田園環境のバランスを将来にわたり維持するため、「田園環境都市ビジョン」の策定に取り組んでいます。小山駅を中心に市街地がコンパクトに発展し、すぐそばには自然豊かな思川やのどかな田園風景が広がっていることから、気軽に自然を感じられるのが特徴です。そのため、都会のような息苦しさはまったくありません。中心市街地で暮らしていたとしても、すぐ近くでのどかな景色を体験できるため、満足度の高い移住生活を送れるでしょう。

また、市域南西端には広大なラムサール条約湿地「渡良瀬遊水地」を有し、東日本ではじめてコウノトリの野外繁殖に成功するなど環境保護も積極的におこなっています。便利な市街地と田園風景・自然の景色のバランスの良さは、多くの方にとって住みやすさを感じられる素敵な移住先といえそうですね。

地域資源が豊富で多岐にわたる「おやまブランド」を楽しめる

地域資源が豊富で多岐にわたる独自の「おやまブランド」を楽しめることも、栃木県小山市の魅力・メリットといえます。

栃木県小山市は、豊かな自然環境や古い歴史から特産品が充実しており、小山ブランド創生協議会によって一定の基準に適合するすぐれた特産品を、「おやまブランド」として認定しています。その品目は非常に多く、おやま和牛・地酒・かんぴょうといった食品から、タンスや人形といった伝統工芸品までさまざまです。

これらの特産品は市内の各店舗や「道の駅 思川」などで販売されており、高品質な特産品を簡単に入手できることは地元の特権といえるかもしれません。ぜひあなたも、これらの「おやまブランド」を楽しんでみてはいかがでしょうか?通販での購入も可能ですが、どうせなら現地で地産地消してみたいものですね。

参考:おやまブランドWebサイト

栃木県小山市のデメリット3選

小山市

つづいて、栃木県小山市のデメリットも3つ紹介します!メリットだけでなくデメリットに目を向けることは非常に重要です。ぜひこちらもご覧ください!

中心市街地以外は買い物に不便で移動には車が必要

中心市街地は栄えており買い物に便利であるものの、郊外には商業施設が少ないため買い物に不便で、市内の自由な移動には車が必要であることはデメリットといえます。そのため、今現在車を所有していない方は、事前に購入しておいたほうがよいでしょう。

車を所有するにあたって維持費は気になるものですが、栃木県小山市の月極駐車場代の相場は約7,000円のため、都会と比較するとかなり安く抑えられます。あまり大きな負担というわけではなさそうなので、便利な暮らしを送るためにも、移住の際はぜひ車の購入を検討しましょう。

夏の暑さが厳しく時おり雷もみられる気象条件

内陸性の気候もあり夏の暑さが比較的厳しく、時おり激しい雷もみられる気象条件であることも、栃木県小山市移住のデメリットといえるかもしれません。

気象庁のデータによると、8月の平均最高気温は東京31.3℃に対し、栃木県小山市は31.5℃と若干高くなっています。夏の気温の高さは栃木県全般にいえることですが、暖かい空気がたまりやすい内陸部の地理的要因が大きいようです。また、夏場は時おり激しい雷がみられることも特徴で、移住の際は少し注意しておきましょう。

身近な場所に山がなく登山などアウトドア好きには不向き

栃木県小山市は、平坦な地形が広がっており身近な場所に山がなく、登山などのアウトドアが趣味の方には少し不向きな移住先といえそうです。

栃木県には男体山や白根山などといった登山を楽しめる山が多数あるものの、栃木県小山市からは離れており、移動するのに時間がかかってしまいます。もし、山の自然体験を重視したいのであれば、移住は慎重に検討したほうがいいかもしれませんね。

栃木県小山市移住の際に利用できる補助金・支援金、サービス

補助金

ここからは、栃木県小山市移住の際に利用できる補助金・支援金・サービスを紹介します!とくに、新幹線通勤に対する補助金などは、かなり助かるのではないでしょうか?該当する方は、ぜひ活用してください!

東京圏からの移住者に最大100万円以上!「小山市移住支援金」

東京23区内在住者または、東京圏に在住し東京23区内へ通勤している方が、就業・起業・テレワークなどの要件を満たすことで、最大100万円以上の支援金を支給してくれる、大規模な移住支援事業です。

要件等が細かく設定されているため、詳細は下記のリンク先を参照し、該当する方は必ず申請しましょう。

【支援金の額】

  • 単身世帯 60万円
  • 2人以上の世帯 100万円
    ※18歳未満の世帯員を帯同する移住の場合、子ども1人につき100万円を加算。

参考:【移住支援金】東京圏から移住すると支援金が支給される場合があります。

新幹線通勤に月額1万円補助!「小山市新幹線通勤定期券購入補助金」

栃木県小山市へ移住した方が一定の要件を満たすことで、新幹線を利用した東京圏への通勤に対し、月額1万円を支給する補助金制度です。要件として、「39歳以下・39歳以下の配偶者がいる・同一世帯に15歳以下の子どもがいる」のいずれかを満たす必要があり、申請できるのは移住後1年を経過してからです。

新幹線を利用した通勤が可能な方であれば、非常にお得な支援といえるでしょう。新幹線が停車する栃木県小山市ならではの支援といえそうですね。

参考:小山市新幹線通勤定期券購入補助金について

広々とした敷地の平屋でお試し移住!「おやま暮らしお試しの家」

栃木県小山市では、移住体験施設「おやま暮らしお試しの家」を設置しています。市内にある空家を活用し、1か月間のお試し移住が可能です。和室がメインの平屋建て・4DKという間取りはゆとりがあり、庭を含めた敷地も広いためリラックスできる環境が確保されています。

栃木県小山市への移住を検討している方は、まず「おやま暮らしお試しの家」を活用し、現地の生活環境や地元の方とのコミュニケーションを体験してみてはいかがでしょうか?

【利用期間と金額】
1か月間 30,000円(水光熱費込み)

参考:おやま暮らしお試しの家

栃木県小山市移住でおすすめのエリア3選

小山駅

それでは、栃木県小山市移住でおすすめのエリアを3つ紹介します!移住後に叶えたいライフスタイルに合わせて、ぜひ参考にしてください!

東京都心へ通勤可能な中心市街地「小山駅」周辺エリア

東京都心へ通勤する方や便利な市街地で暮らしたい方は、東北新幹線をふくむJR4路線が利用できる「JR小山駅」周辺エリアがおすすめです!

小山駅の周辺は非常に栄えており、駅前にはさまざまな商業施設が立地しています。栃木県小山市でもっとも利便性が高いエリアとして、移住生活であっても日常生活の利便性を優先したい方は、迷わずこちらをえらびましょう。もちろん、新幹線を利用すれば東京駅へ約40分のため、都心部への通勤も可能です。

おもな市街地は駅から東側に広がり、北東方向には大型商業施設「イオンモール小山」があるため休日の買い物にも便利です。西側へ行けば緑も豊かな思川が目の前で、気軽に自然にふれられます。また、駅から近い思川沿いの小山総合公園では、毎年夏に大規模な花火大会「おやまサマーフェスティバル」も開催されるので、移住の際はぜひ参加してみてください。

どこまでも広がる田園風景が魅力「思川駅」周辺エリア

田園風景が広がるのどかな景色で田舎暮らしを楽しみたい方は、JR両毛線「思川駅」周辺エリアがおすすめです!

小山駅から1駅はなれた場所にある思川駅は、360度を田畑に囲まれており、おだやかな田舎暮らしが実現できます。エリアにスーパーなど商業施設はほとんどなく、コンビニが数件点在するくらいであるものの、この静かな環境こそが最大の魅力といえるかもしれません。

生活に不便なのでは?と思われるかもしれませんが、中心市街地まで車があれば10分ほどのため、そこまで不便さを感じることはなさそうです。また、栃木県第3の都市である栃木市との市境にあるためそちらへ出かけることも容易で、のどかな景色が広がりつつも2つの市街地を行き来できる便利な立地といえるでしょう。

栃木県小山市で、都会の喧騒とは無縁のおだやかな田舎暮らしがしたい方は、ぜひ思川駅周辺エリアを検討してみてはいかがでしょうか?

自然と市街地が好バランスで住みよさ抜群「間々田駅」周辺エリア

自然と市街地のバランスを重視した暮らしを実現したい方は、JR宇都宮線「間々田駅」周辺エリアがおすすめです!

市の南部に位置し、野木町との境界にあるこちらのエリアは、市街地と田園風景が非常に近く、中心市街地である小山駅のようなにぎやかさが少し苦手な方にとって、「ちょうどいい」住環境といえます。閑静な住宅街を中心とした市街地には、生活に必要なスーパー・コンビニをはじめとする商業施設がそろっており、同時にのどかな田園風景も楽しめます。

「小山市立車屋美術館」や「小山市立博物館」といったみどころも多く、ラムサール条約湿地「渡良瀬遊水地」が近いことも特徴です。とくに、渡良瀬遊水地近くにある「渡良瀬遊水地コウノトリ交流館」は、必見のスポットとしてぜひ訪れてみてください。

中心市街地である小山駅へは電車で1駅、または国道4号線を北上すればすぐにアクセスできることも魅力です。田園風景・自然・市街地のバランスのよさは、まさに「田園環境都市」にふさわしく、住みやすさ抜群であることから多くの方におすすめできるエリアといえるでしょう。

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栃木県小山市の魅力を知って移住を検討しよう

小山市の魅力

栃木県小山市は、宇都宮市に次ぐ県第2の都市として市街地が栄えている一方、のどかな田園風景も広がり、そのバランスのよさが魅力です。新幹線を利用すれば、東京駅まで約40分のため都心への通勤も可能となることから、都心で仕事をする方にとって注目の移住先といえるでしょう。また、「おやまブランド」と呼ばれる特産品も充実し、市街地と田園風景が近接する抜群の住みやすさは、満足度の高い移住生活の実現につながりそうですね。

栃木県小山市の魅力を知って、ぜひあなたも移住を検討しましょう!

※内容は2024年6月執筆時のものです。

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