移住コラム

【長野県】リニア新幹線駅設置予定の飯田市へ移住!南アルプス・天竜川の自然と暮らしやすさ抜群の市街地が人気の移住先

長野県飯田市

長野県飯田市は、県南部に位置する人口約9.5万人の南アルプスと天竜川の自然景観が美しい移住先です。自然の豊かさとともに中心市街地は発展しており、精密機械をはじめとする各種産業も盛んであることから仕事も多く、住みやすさに定評があります。また、宝島社発行の月刊誌『田舎暮らしの本』「2024年版 住みたい田舎ベストランキング」において、若者世代・単身者部門および子育て世代部門で全国1位を獲得したことから、現在注目の移住先といえるでしょう。

さらに、2034年以降に開業を予定している「リニア中央新幹線」において、「長野県駅(仮称)」が設置予定のため、今後の発展にも大いに期待できそうです。

今回は、長野県飯田市移住の魅力やメリット、利用できる補助金・支援金・サービス、おすすめエリアを紹介します!

豊かな自然と市街地のバランスが良く、リニア中央新幹線の新駅設置に湧く長野県飯田市へ、ぜひあなたも移住を検討しましょう!

長野県飯田市の魅力/メリット3選

長野県飯田市

まずは、長野県飯田市の魅力やメリットを3つ紹介します!南アルプスの自然のもと多様な魅力にあふれ、とくに、リニア中央新幹線の新駅設置は大きなニュースとなりました。ぜひご覧ください!

南アルプスの豊かな自然とともに市街地や産業も発展している

南アルプスの豊かな自然を有しながら市街地や産業も発展していることが、長野県飯田市最大の魅力といえるでしょう。市域の約8割を森林が占め、南アルプスの豊かな自然と南北に貫く天竜川の景観は、春夏秋冬それぞれの変化を楽しめます。信州百名山の「風越山」、川下りや温泉も楽しめる国指定名勝「天龍峡」などはその代表格です。

豊かな自然を楽しめる一方で中心市街地は発展しており、精密機械を中心に食品製造、水引などの伝統工芸といったさまざまな産業が盛んなため、多くの移住希望者のニーズを満たせます。また、産業の発展とともに環境への配慮も重視し、国の「環境モデル都市」に指定されていることも特徴で、自然との共生が実現できているため暮らしやすさに定評があることも、移住者にとって大きなメリットです。

豊かな自然と市街地・産業の発展により、山間部・里山・街なかといった多様な暮らしを実現できることは、ぜひ知っていただきたい長野県飯田市の魅力といえるでしょう。

リニア中央新幹線の新駅が設置予定で品川駅へ約45分でアクセス可能

2034年以降に開業する「リニア中央新幹線」の新駅「長野駅(仮称)」が設置予定であり、実現すれば品川駅へ約45分でアクセスできることは、長野県飯田市の大きな魅力・メリットです。品川・名古屋間を最速約40分で結ぶリニア中央新幹線は、各県に1駅ずつ設置されることになっており、長野県においては飯田市が選定されました。

長野県飯田市に停車するリニアは各駅タイプとなるものの、それでも品川駅約45分、名古屋駅にいたっては約24分という短時間でアクセスが可能となるため、開業後はまちがいなく大いに注目を浴び、今以上に発展することでしょう。

リニア中央新幹線が開業することで東京・名古屋への通勤が可能となり、両大都市へ気軽に遊びに行くことも可能です。まさに「夢のような話」が実現することは、今後移住を検討する方にとって、大きな後押しとなりそうですね。

「住みたい田舎ベストランキング」若者単身者・子育て世代全国1位の移住先

宝島社発行の月刊誌『田舎暮らしの本』「2024年版 住みたい田舎ベストランキング」、「人口5万人以上10万人未満の市」において、若者世代・単身者部門および子育て世代部門で全国1位を獲得したことは、長野県飯田市への移住を語るうえで絶対に外せない魅力・メリットです。

自然環境と市街地のバランスが良い長野県飯田市は、その住みやすさから移住先として人気があり、近年はさらなる移住者獲得のための取り組みも評価され、2部門において全国1位という快挙を成し遂げました。

とくに、「遠山郷ショート留学」「結いターンシップ」といった移住体験プログラムが非常に好評で、1週間程度という短期間のお試し移住を通じて暮らしを体験できることが、移住者増加の要因のようです。

若者世代や単身者、子育て世代からの支持は非常に厚く、それだけで長野県飯田市が移住先として魅力的であることがわかります。ぜひあなたも、「2024年版 住みたい田舎ベストランキング」全国2冠の長野県飯田市へ、移住を検討してみてください!

長野県飯田市のデメリット3選

飯田市

つづいて、長野県飯田市のデメリットも3つ紹介します!メリット・デメリット両方を理解し、失敗のない移住を叶えましょう!

公共交通機関が発達していないため移動には車が必須

長野県飯田市の市街地はある程度発展しているものの、公共交通機関は発達しているわけではないため、不便なく日常生活を送るためには車が必須といえそうです。市内の移動においてはJR飯田線または市民バス・広域バスなどがあるものの、市内を網羅し本数も多いわけではありません。

月極駐車場代の平均相場は6,000円と安く、商業施設などの駐車場料金も無料であることがほとんどなので、維持費はそれほど負担にはならなさそうです。便利な日常生活を送るためにも、車を所有していない方は、ぜひこの機会に購入しておきましょう。

工業系求人の充実に対しオフィスワークの求人は少なめ

長野県飯田市は、精密機械などを中心に産業が発展しており、工業系求人は充実しています。一方、工業系求人と比較するとオフィスワークの求人は少ない傾向にあるため、この点は長野県飯田市移住のデメリットといえるでしょう。

あくまで少ない傾向というだけなので、オフィスワークを希望する方は、求人を検索したうえで、市の移住窓口へ相談してみるといいかもしれませんね。

大学がなく進学には市外へ出る必要がある

市内に大学がなく、進学するためには市外へ出る必要があることも、長野県飯田市移住のデメリットといえそうです。

看護・幼児教育系の短大はあるものの4年生大学はなく、大学進学には長野県松本市や上田市・名古屋市内などへ通わなければなりません。ただ、通学するには遠すぎるため1人暮らしとなる可能性が高く、子育て世帯の方は注意が必要です。

長野県飯田市移住の際に利用できる補助金・支援金、サービス

飯田市

ここからは、長野県飯田市移住の際に利用できる補助金・支援金、サービスを紹介します!最大100万円以上の移住支援金は、東京圏だけでなく大阪府と愛知県も対象です。該当する方はぜひ活用しましょう!

東京圏・大阪府・愛知県が対象!最大100万円以上!「移住支援金」

東京圏・大阪府・愛知県から長野県飯田市に移住し、就業等の要件を満たした方に最大100万円以上の支援金を支給する、大規模な移住支援事業です。要件等がやや複雑ではあるものの、かなりお得な支援といえるため、これらの大都市から移住を検討している方は、ぜひ詳細を下記のリンク先から確認してみてください。

【支援金の額】

  • 単身世帯 60万円
  • 2人以上の世帯 100万円<
    ※18歳未満の世帯員を帯同する移住の場合、子ども1人につき100万円を加算。/li>

参考:移住支援金(飯田市UIJターン就業・創業移住支援事業補助金)のお知らせ

自然保育とお試し移住を同時に体験!「遠山郷ショート留学」

長野県飯田市では豊かな自然環境を活かし、市内の山間部にある保育園での保育を体験できる「遠山郷ショート留学」を実施しています。山間部地域でのお試し移住を通じ、小規模な保育園で自然保育や食育体験、地域での暮らしや住民との交流を体験するプログラムで、最短5泊6日から最長1か月の期間体験が可能です。

参加補助費として、1泊上限5,000円(最大5泊まで)の補助金も支給されるので、長野県飯田市への移住に興味がある子育て世帯の方は、ぜひ参加を検討してみましょう。

参考:「自然保育」と「お試し移住」を体験!〜遠山郷ショート留学の募集案内〜

補助金あり!現地で就業体験できる短期移住「結いターンシップ」

「結いターンシップ」は、長野県飯田市へのお試し移住のかたわら、現地での就業体験または生活体験をおこなうオーダーメイド型の移住体験プログラムです。最長5泊6日という期間で市内企業へインターンシップをおこなう「仕事の体験」、農業体験や地域活動への参加などといった「暮らしの体験」など、希望にあわせてプログラムを組める非常に興味深い移住支援といえるでしょう。

「結いターンシップ」には交通費と宿泊費に対する補助金も支給されるため、興味のある方はぜひ詳細をチェックしてみてください。

【結ターンシップ事業における補助金の額】

  • 交通費 上限5,000円
  • 宿泊費 上限1泊5,000円 5泊25,000円まで

参考:【一部補助あり】飯田市お試し移住体験〜結いターンシップ〜

長野県飯田市移住でおすすめのエリア3選

天龍峡

それでは、長野県飯田市移住でおすすめのエリアを3つ紹介します!今回は、動物園もある中心市街地・天竜川の絶景エリア・注目のリニア駅予定地の3つです。ぜひ移住の際の参考にしてください!

動物園もある便利な中心市街地「飯田駅」周辺エリア

最初のおすすめエリアは、動物園もある便利な中心市街地・JR飯田線「飯田駅」周辺エリアです!

長野県飯田市の中心市街地である飯田駅周辺は、日常生活に必要なものは基本的になんでもそろうため、利便性の高い街なか暮らしを送れます。スーパー・コンビニ・総合病院や飲食店などはもちろん、「飯田市立動物園」や、プラネタリウムを併設した「飯田市美術博物館」、高台の大きな公園「かざこし子どもの森公園」など各種施設の充実度も申し分ありません。

中心市街地ではあるものの、そこまで高い建物は少なく過密ではないため、息苦しさを感じることはなさそうです。長野県飯田市移住で便利な街なか暮らしを実現させたい方は、ぜひ、中心市街地である飯田駅周辺エリアをえらびましょう。

天竜川の絶景と緑豊かな田舎暮らし「天竜峡駅」周辺エリア

つづいてのおすすめエリアは、天竜川の絶景と緑豊かな田舎暮らしを実現できる、JR飯田線「天竜峡駅」周辺エリアです!

国指定名勝「天龍峡」最寄りの天竜峡駅は、周囲を田園風景と緑に囲まれており、風光明媚な天竜川の渓谷美を楽しみながら、のんびりとした田舎暮らしが実現できます。観光地としての側面をもち、天龍峡での川下りや遊歩道での散策、温泉なども楽しめることから、田舎町でありながら退屈しない充実の移住生活が送れるでしょう。また、周辺には果樹園も多く、さくらんぼ狩りやリンゴ狩り・ぶどう狩りなど季節のフルーツを堪能できるのもいいですね。

中央自動車道に接続する「三遠南信自動車道・天龍峡IC」もあり、高速道路利用にも便利なため、車で遠出しやすいこともメリットです。長野県飯田市移住で田舎暮らしをしたい方は、「天龍峡」の絶景を楽しめる天竜峡駅周辺エリアを、ぜひ検討してみてください。

リニア停車駅予定地で注目が集まる「上郷飯沼地区」周辺エリア

3つ目のおすすめエリアは、リニア停車駅が設置されることで注目を集める「上郷飯沼地区」周辺エリアです!

中心市街地からみて北東方向に位置する上郷飯沼地区は、住宅街と田畑が混在するのどかな景色が広がっていますが、この場所にリニア中央新幹線の新駅「長野県駅(仮称)」の設置が決まっており、現在建設が進んでいます。新駅設置にともなう再開発が進んでいることから、今後まちがいなく人気のエリアとなりそうです。

現状においても国道153号線が南北を貫き、スーパーやチェーン飲食店・家電量販店などが立地しているため生活利便性も良好です。東方向へ天竜川を越えて車を走らせれば、市内を一望できる「アルプスの丘公園」「喬木村運動公園」といった自然に触れられるスポットもあり、落ち着いた暮らしが送れるでしょう。

リニア停車駅予定地で注目を集める上郷飯沼地区は、今後が非常に楽しみなエリアといえそうですね。

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長野県飯田市の魅力を知って移住を検討しよう

飯田市

長野県飯田市は、南アルプスと天竜川の自然景観の美しさと、発展した市街地や産業による暮らしやすさが魅力の移住先です。2034年以降に開業するリニア中央新幹線の新駅が設置されるため、今後の発展にも大いに期待できるでしょう。また、現在においても移住先としての人気が高く、「2024年版 住みたい田舎ベストランキング」で全国2冠に輝いた実績は、多くの移住希望者からますます注目を集めそうですね。

長野県飯田市の魅力を知って、ぜひあなたも移住を検討しましょう!

※内容は2024年6月執筆時のものです。

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