移住コラム

【千葉県】八街市へ移住して日本一の落花生を味わおう!のどかさと利便性が共存し東京駅・成田空港へのアクセスも良好

千葉県八街市(やちまたし)は、県中北部に位置する人口約6.7万人の移住先です。農業が盛んで田園風景が広がり、日本一の落花生の生産地として知られています。中心市街地もある程度発展していることから、のどかでありながら日常生活も便利なため、移住先として住みやすさを大いに感じられるでしょう。また、東京駅へ約60分・成田空港まで約30分という立地のよさも魅力です。

今回は、千葉県八街市移住の魅力やメリット、利用できる補助金・支援金・サービス、おすすめエリアを紹介します!

ぜひあなたも千葉県八街市へ移住し、最高品質の落花生を存分に味わってみましょう!

千葉県八街市の魅力/メリット3選

卓上の落花生3の様子

まずは、千葉県八街市の魅力・メリットにフォーカスを当て、人気の理由に迫ります!移住を検討中の方や少しでも興味のある方は、ぜひご覧ください!

東京駅まで約60分・成田空港まで約30分でアクセス可能な好立地

東京駅まで約60分・成田空港まで約30分でアクセスできるため、都心への移動や空港利用に便利な立地であることが、千葉県八街市の魅力・メリットです。

市内にはJR総武本線八街駅・榎戸駅の2駅を有し、八街駅からであれば東京駅まで特急利用で約60分と、都心へのアクセスにすぐれています。また、成田空港へは車で約30分のため、飛行機の利用にも便利です。その他にも、JR千葉駅までは普通電車で約30分・九十九里浜へは車で約40分と、東西南北どこへでも比較的移動しやすいため、アクティブな移住生活を楽しめます。市内に高速ICはありませんが、車で20分圏内に6つもあることから遠出にも便利で、広域移動しやすいことも、特筆すべきメリットといえるでしょう。

千葉県八街市は、他の移住先と比較しても広い範囲で行動しやすい、好立地な移住先といえそうですね。

日本一の落花生の生産地として農業が盛んで自然も豊か

千葉県八街市といえば、知る人ぞ知る「日本一の落花生の生産地」として有名です。また、市域の広い範囲で農業が盛んにおこなわれており、自然も豊かであることは移住するにあたって大きな魅力といえるでしょう。

落花生は、千葉県の特産品として知名度が高く、国内生産量の7~8割を占めています。そのなかでも、最高級品質を誇る八街市の落花生は、県内1位の生産量かつ全国1位の生産地として知られ、「落花生のまち」といっても過言ではありません。市内のあちこちに落花生畑が広がり、その景観は千葉県八街市ならではといえるでしょう。落花生畑だけでなく野菜全般の農業も盛んで、スイカ・里芋・人参・生姜などは県内トップクラスの生産量です。

また、市内の広い範囲で農業がおこなわれるかたわら、豊かな自然も残されています。市の南西部にある小谷流(こやる)地区は里山の景色が美しく、愛犬家大注目の日本最大級ドッグリゾートもあり、イベントも盛んです。その他にも、カタクリの群生地や、広がる林の造形が、まるで大きなお釈迦様が寝ているように見える「寝釈迦」など、風光明媚なスポットも存在しています。

ぜひ千葉県八街市へ移住して、日本一の生産量を誇る最高級の落花生を味わいながら、ゆったりとした移住生活を実現してみてはいかがでしょうか?

市街地と田園風景の距離が近くのどかでありながら便利な暮らしが可能

千葉県八街市は、市街地暮らしであっても田園風景との距離が近いため、のどかでありながら便利な暮らしが可能であることも魅力といえそうです。

主な市街地は、JR八街駅を中心とした沿線沿いに広がっていますが、いずれもすぐ近くに田畑があるため、市街地暮らしであっても落ち着いた雰囲気のなか日常生活を送れます。とくに、中心市街地近辺は商業施設も多いため生活に便利で、自然環境とのバランスがよいことは、日々の暮らしにおいて大きなメリットといえるでしょう。

千葉県八街市は、都会過ぎず田舎過ぎない「ちょうどいい」住みやすさを感じられる環境が整っており、そのような移住先をお探しの方にとって、とてもおすすめできる移住先といえそうです。

千葉県八街市のデメリット3選

デメリットの様子

つづいて、千葉県八街市のデメリットも3つ紹介します!事前にデメリットを知って対策することで、失敗のない移住が可能です。ぜひこちらもチェックしておきましょう。

電車の本数が少なく日常生活には車が必要

地方移住において必ずいわれることでもありますが、都会に比べて電車の本数が少なく、公共交通機関も発達していないため、日常生活に車が必要であることは事前に知っておきましょう。

電車はJR総武本線の1路線のみで市街地しかカバーしていないため、郊外へ行くには車が必要です。路線バスはあるものの、こちらも本数が少ないため都会のように便利とはいいづらく、基本的にマイカーが市民の足として利用されています。月極駐車場代の平均相場は月額6,000円ほどとかなり安いので、便利な暮らしを送るためにもぜひ車を所有しておきましょう。

冬の乾燥で落花生畑の砂埃が舞い上がる「やちぼこり」という砂害がある

千葉県八街市特有の現象として、冬の乾燥で落花生畑の砂埃が舞い上がる「やちぼこり」という砂害があります。これは、ぜひ事前に知っておきたい移住の際のデメリットといえるでしょう。

毎年、冬の終わりごろに春一番の強い風が吹くと、落花生畑の砂が一気に舞い上がって目を開けられないほどの砂埃となり、視界がさえぎられるくらいの状態となります。まるで砂嵐のような様相を呈し、はじめて体験する方は一体なにごとかと思うかもしれません。もちろん窓を開けてしまっていたら砂埃が家中に入ってしまうため大変です。「やちぼこり」は春の訪れを感じさせてくれるものでもありますが、正直いって、あまりうれしくない風物詩といえるかもしれませんね。

人口当たりの病院や診療所の数が全国平均を下回る

人口当たりの病院や診療所の数が全国平均を下回っていることも、移住の際のデメリットといえるかもしれません。日本医師会のデータによると、人口10万人あたりの病院の数は、全国平均53.63に対し千葉県八街市は47.44と少なく、一般診療所の数は全国平均72.59に対し28.17です。

とくに、一般診療所の人口10万人あたり数が全国平均の半分以下となっているため、ちょっとした体調不良などでクリニックへ訪れる際は、近くになかったり待ち時間が長くなったりと、やや不便さを感じるかもしれません。移住の際は、いざというとき慌てずにすむよう、住む場所の周辺にどのような医療機関があるのか、しっかりとリサーチしておいたほうがよさそうです。

千葉県八街市移住の際に利用できる補助金・支援金、サービス

住まい関連の補助金の様子

ここからは、千葉県八街市移住の際に利用できる補助金・支援金、サービスを紹介します!少しでもお得な移住を叶えるためにも、該当する方はぜひ活用しましょう!

新婚世帯の住宅取得費や家賃等を幅広く補助!「八街市結婚新生活支援事業」

令和6年1月1日から令和7年3月31日の間に婚姻届を提出した、夫婦ともに39歳以下である方を主な対象に、住宅費用(住宅取得費用・リフォーム費用・賃貸費用)と引越し費用の合計額を、上限30万円の範囲で補助してくれる支援事業です。

婚姻日時点で夫婦ともに29歳以下の場合は、補助金の上限が60万円となる優遇措置も設けています。夫婦の所得合計が500万円未満であることなどの細かい要件はあるものの、新婚世帯の方にとって活用しやすい補助金のため、該当する方はぜひ申請しておきましょう。

参考:新婚生活を応援します!

リフォーム工事に最大10万円を補助!「八街市定住促進住宅リフォーム工事補助事業」

千葉県八街市内の施工業者がおこなうリフォーム工事に対し、補助対象経費の100分の10以内で、10万円を限度とする補助金を交付する補助金事業です。外壁塗装やクロスの張り替えなど、補助対象となるリフォーム工事は多岐にわたるため、移住の際に古い空き家などを購入予定の方にとってありがたい補助金といえます。

申請多数のため令和6年度の受付は終了したものの、来年度も継続する可能性があるため、ぜひ情報をこまめにチェックしておきましょう。また、補助金をもらうためには、リフォーム工事の契約前に、交付申請の手続きをおこなう必要がある点に注意してください。

参考:令和6年度八街市定住促進住宅リフォーム工事補助事業のご案内

18歳までの子ども医療費の全額または一部を助成!「八街市子ども医療費助成制度」

千葉県八街市では、保険診療における18歳までの子ども医療費の全額、または一部を助成してくれる「八街市子ども医療費助成制度」を実施しています。市民税所得割課税世帯においては通院1回300円・入院1日300円のみの窓口負担となり、市民税均等割世帯および非課税世帯においては窓口負担なく通院・入院が可能です。

また、令和5年8月より制度の一部が拡張され、1人の子どもが1つの医療機関における、月ごとの入院11日または通院6回以降の医療費は無料となりました。子育て世帯の方にとって、非常にありがたい制度といえるでしょう。

制度の詳細や申請方法などは、下記のリンク先を参照してください。

参考:八街市子ども医療費助成制度

千葉県八街市移住でおすすめのエリア3選

母子を遠くから見守るの様子

それでは、千葉県八街市移住でおすすめのエリアを3つ紹介します!移住後に実現させたいライフスタイルにあわせて、ぜひ参考にしてください!

のどかさと利便性が両立した中心市街地「八街駅」周辺エリア

最初のおすすめエリアは、のどかさと利便性が両立した中心市街地・JR総武本線「八街駅」周辺エリアです!

千葉県八街市の中心市街地である八街駅は、駅前に商店街もあり日常の買い物に便利で、カフェや飲食店も充実しています。駅北口にある落花生のモニュメントと、かつて馬の生産地であったことから設置された、躍動感ある馬のモニュメントが強烈なインパクトを放っており、ちょっとした注目スポットといえるかもしれません。市役所や総合病院、幼稚園・小中高校などひと通りそろっているため、かなり利便性の高い暮らしが送れます。

市街地が発展している一方、少し移動すれば田畑が広がっており、窮屈さを感じることはありません。この「ちょうどよさ」こそが最大の魅力といえ、おすすめポイントといえるでしょう。また、東京駅へ特急約60分・車で成田空港へ約30分という好アクセスのため、都内へ出かけたり飛行機を利用したい方にもおすすめです。

中心市街地として日常に便利な八街駅周辺エリアは、多くの方にとって住みやすさを感じられる、「第1候補」としてぜひ検討していただきたいエリアといえるでしょう。

スーパーなどが徒歩圏内で緑も豊かな新興住宅地「榎戸駅」周辺エリア

つづいてのおすすめエリアは、スーパーが徒歩圏内で田畑と緑も豊かな新興住宅地・JR総武本線「榎戸駅」周辺エリアです!

榎戸駅は、かつて大規模開発がおこなわれた新興住宅地として戸建住宅が建ち並び、落ち着いた雰囲気が漂っています。田畑や緑の自然が多く、より静かな環境で暮らしたい方に最適といえるでしょう。駅近くにスーパーがあることで、生活利便性も上々です。また、隣の酒々井町(しすいまち)にある大型アウトレットモール「酒々井プレミアム・アウトレット」まで車で10分ほどと、休日の買い物に便利なことはかなり大きなメリットといえます。

もちろん、小中高校・こども園とそろっており、子育て世帯の方も安心です。市街地ではなく自然を感じられる静かな住宅街で暮らしたい方は、榎戸駅周辺エリアをぜひ検討してみてください。

大型アウトレットモール至近の田園風景広がる田舎暮らし「八街は」周辺エリア

最後に紹介するおすすめエリアは、大型アウトレットモール至近で田舎暮らしが実現できる、「八街は」周辺エリアです!

千葉県八街市は、地名に「いろはにほへ」を採用しており、「八街は」地区は、市の北部に位置しています。どこまでも田園風景が広がる農村地帯であり、田舎暮らしにピッタリといえるでしょう。「八街は」地区最大の特徴は、境界を接する酒々井町(しすいまち)にある大型アウトレットモール「酒々井プレミアム・アウトレット」が目の前にあることです。田舎暮らしをしながら日常的にショッピングを楽しめることは、これ以上ない恵まれた環境といえるかもしれません。

また、酒々井プレミアム・アウトレットのすぐ北には、東関東自動車道・酒々井ICもあるため高速道路を利用しやすく、田舎暮らし=不便というイメージがあてはまらない便利さがあります。国道409号線沿いにイオンやホームセンターもあり、そのまま南下すれば八街駅までアクセスできるので、満足度の高い田舎暮らしが実現できるでしょう。

田園風景が広がる農村地帯でありながら便利さも確保されている「八街は」周辺エリアも、千葉県八街市移住においてぜひおすすめです。

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スマホを操作する笑顔のビジネスウーマンの様子

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千葉県八街市の魅力を知って移住を検討しよう

家のミニチュアとハート_秋背景の様子

千葉県八街市は、市街地がある程度発展しながらも、広い範囲に田畑や自然が残るのどかな景色が魅力の移住先です。日本一の生産量を誇る「落花生」は市の最大の特産品であり、最高品質を誇ります。各地で栽培される落花生畑を眺めながら、のんびり田舎暮らしと便利な市街地暮らしの両方を実現でき、東京駅へ約60分・成田空港へ約30分という利便性も魅力です。多くの方にとって、バランスよく住みやすい移住先といえるかもしれませんね。

千葉県八街市の魅力を知って、ぜひあなたも移住を検討しましょう!

※内容は2024年7月執筆時のものです。

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