移住コラム

【横浜市】「緑の割合市内1位」緑区へ移住!渋谷駅まで約40分・座って通勤できる超人気の移住先を徹底解説!

あし原湿原四季の森公園の様子

横浜市緑区は、市の北西部に位置する人口約18万人の移住先です。大都会である横浜市において、緑区の名の通り「緑の割合」が市でもっとも多く、区の面積の約4割を山林や農地などで占めています。もちろん、市街地は十分に発展しているため都会的な暮らしも可能で、都会暮らしをしながら自然にも触れられることが大きな魅力であり特徴といえるでしょう。

また、渋谷駅まで乗換なし約40分でアクセスでき、さらに当駅始発電車もあるため都内への通勤において座れることも特筆すべき魅力です。横浜市緑区は、その住みやすさや通勤のしやすさから、ぜひ多くの方に知っていただきたいおすすめの移住先といえるのです。

今回は、横浜市緑区移住の魅力やメリット、利用できる補助金・支援金・サービス、おすすめエリアを紹介します!

都市と豊かな自然が共存し、東京都内へ座って1時間以内で通勤できる数少ない移住先として、ぜひあなたも横浜市緑区への移住を検討しましょう!

横浜市緑区の魅力/メリット3選

四季の森公園の様子

まずは、横浜市緑区の魅力やメリットを3つ紹介します!都会的なイメージが強い横浜市ですが、緑区は自然が豊かで住みやすい移住先です!ぜひご覧ください!

緑の割合が市内1位で区の約4割を山林や公園の緑・農地が占める豊かな自然環境

横浜市緑区は、その名の通り緑の割合が市内1位で、区の約4割を山林や公園の緑・農地が占める豊かな自然環境が魅力です。

市の北西部に位置する緑区には、多摩丘陵の豊かな自然が広がっています。都会では見ることの少なくなった田園風景が今も残されており、5つの市民の森や大小さまざまな公園が148か所もあるなど、抜群の住みやすさといえるでしょう。数多くある公園の1つ「神奈川県立 四季の森公園」では、初夏にホタルが飛び交うほど自然が保存されているから驚きです。

横浜市緑区の被緑率は40.7%と市内1位で、どこからでも気軽に緑の自然に触れられます。都会的な暮らしをしながら、すぐそばでは豊かな森や田園風景が近いことは、日常生活にこれ以上ないほどの開放感や安心感・癒やしなどをもたらしてくれるはずです。横浜市緑区は、子育て世帯の方はもちろん、多くの方におすすめの移住先といえそうですね。

渋谷駅まで約40分かつ始発駅のため座って通勤できる超人気の移住先

渋谷駅まで約40分でアクセスできる始発駅のため、座って通勤できる「超人気」の移住先であることも、横浜市緑区の魅力といえるでしょう。

都内へ通勤する方にとって、通勤ラッシュはかなり大きなストレスとなります。「東急田園都市線・長津田駅」は、朝のラッシュ時において当駅始発電車が約10分おきに運行されていることから、座って通勤することが可能です。しかも、乗換なし約40分というアクセスのよさもあり、かなりの人気を集めています。

移住したいけど今の仕事を変えたくない方にとって、今の仕事をつづけたまま通勤ラッシュからも開放されることを考えれば、すぐにでも移住を検討したくなるほど魅力的な町といえるのではないでしょうか?

豊かな自然と生活利便性にすぐれた市街地という魅力に加え、都内へ座って通勤できる移住先は数えるほどしかありません。そのうちの1つが横浜市緑区であり、ぜひ多くの方におすすめの移住先といえるのです。

農業も盛んで地元産の野菜や果物の直売所が各地に設けられている

横浜市内でもっとも緑の割合が多い緑区は農業も盛んで、地元産の野菜や果物が充実し直売所が各地に設けられていることも魅力です。

横浜市緑区の農地面積は市内で2番目に大きく、小産多品目の生産をおこなう農家が多いため、さまざまな農作物を地産地消で味わえます。無農薬や減農薬などのこだわりの野菜・果物を生産している農家も多く、横浜市という都会的な街でありながら地産地消が可能なことは、特筆すべきメリットといえるでしょう。また、ブルーベリーや梨などの収穫体験をおこなっている農園もたくさんあります。

インゲン・キュウリ・カボチャ・トマト・キャベツ・タマネギ・スイカなど、かなりの種類の農作物が栽培されており、一般家庭であれば地元野菜のみで食生活が完結することも可能なくらいの充実度です。しかも、各地に直売所が設けられていることから、生産者の顔が見える形で安心して食べられます。毎週火・木曜日に緑区役所内で営業する「とれたてみどり直売所」をはじめ、区内には大小あわせて数十か所にもおよぶ直売所が営業しているほどです。

参考:とれたて緑区直売所マップ(PDF)

食育の重要性が注目される昨今において、野菜や果物を地産地消できる環境は、やはり大きな魅力といえます。ぜひあなたも、横浜市緑区へ移住して安心・安全な食生活をおこない、お気に入りの農家さんを見つけてみてはいかがでしょうか?

横浜市緑区のデメリット3選

長津田の住宅街の様子

つづいて、横浜市緑区のデメリットも3つ紹介します!どのような移住先であっても、少なからずデメリットは存在するものです。メリットとデメリットの両方を知り、失敗のない移住を実現させましょう!

区内に大型商業施設が少なく近隣市区へ出る必要がある

横浜市緑区は、横浜市内において豊かな自然環境が魅力の移住先です。日常生活で必要な商業施設は充実しているものの、大型商業施設自体は意外と少なく、近隣市区へ出る必要があることはデメリットといえるかもしれません。

横浜市の中心市街地や都内へのアクセスは決して悪くないため、そこまで不満をもつことはなさそうですが、徒歩や自転車圏内に大型商業施設は少ないことを事前に知っておきましょう。

地価がそれほど安くないため生活コストを下げる移住にはやや不向き

移住の目的の1つに、「生活コストを下げる」といったことがよく挙げられますが、横浜市緑区は他の地方都市と比較して地価がそれほど安くないため、生活コストを下げることが目的の移住にはやや不向きといえます。

横浜市緑区の坪単価平均は約81万円/坪と、やはり決して安いわけではありません。東京駅まで39分の千葉県我孫子市の坪単価平均は約34万円/坪のため、その差は歴然です。

参考:

【千葉県】東京駅39分!我孫子市へ移住して都心で働きながら手賀沼の自然を楽しもう!便利な市街地と田園風景も魅力千葉県我孫子市は、千葉県北西部、柏市の東に隣接する人口約13万人の移住先です。風光明媚な手賀沼や利根川の自然が豊かでありながら市街地も発...

賃貸マンション相場も、駅徒歩5分以内の新築物件で比較した場合、ワンルームで約8万円・2LDKでは約14万円前後となっており、劇的に生活コストを下げられるというわけではなさそうです。「横浜ブランド」があるため仕方ないのかもしれませんが、移住の際のデメリットの1つとして、ぜひ認識しておきましょう。

場所によっては坂が多く徒歩や自転車での移動が大変

横浜市緑区は場所によって坂が多く、徒歩や自転車での移動が大変であることもデメリットといえそうです。

横浜市緑区の一部のエリアは多摩丘陵を造成してできた市街地であるため、坂道が多いことが特徴です。丘陵地のため見晴らしはよいものの、坂道を行ったり来たりすることは日常生活を送る際の負担になることも考えられます。

丘陵地に移住する場合は、電動アシスト自転車などを活用しながら、なるべく負担が少なくなる方法を検討したほうがいいかもしれませんね。

横浜市緑区移住の際に利用できる補助金・支援金、サービス

横浜市緑区役所・緑公会堂・神奈川県横浜市の様子

ここからは、横浜市緑区移住の際に利用できる補助金・支援金、サービスを3つ紹介します!地方の移住先のような移住支援金はありませんが、暮らしに必要な支援がそろっているため、要件に該当する方はぜひ活用しましょう!

省エネ住宅への住み替えで最大150万円!「省エネ住宅住替え補助制度」

緑区をふくむ横浜市では、新築住宅の建築または既存住宅のリノベーションに対し、断熱等級やZEHといった省エネ住宅にかかる要件を満たすことで、最大150万円を補助してくれる補助金事業を実施しています。補助金対象者は、諸要件を満たした夫婦のいずれかが49歳以下である世帯または、平成18年4月2日以降に生まれた子どもがいる世帯です。

対象住宅への住み替えで70万円、横浜市街からの転入者加算30万円、再エネ設備設置加算50万円の最大150万円が補助金として支給されます。これから横浜市緑区へ住宅取得をともなう移住を検討している方は、ぜひ詳細を確認しておきましょう。

参考:令和6年度省エネ住宅住替え補助制度

古い木造住宅の耐震改修に100万円以上!「横浜市木造住宅耐震改修補助制度」

昭和56年5月末日以前に着工された2階建て以下の木造個人住宅で、耐震診断の結果、耐震性が低いと判定された住宅に対し、耐震改修工事費として最大100万円以上を補助してくれる補助金事業です。

一般世帯は100万円・非課税世帯に対しては140万円を補助限度額とし、基礎の補強や筋かい(耐力壁)の補強などの耐震改修工事が対象となります。補助を受ける際に必要な耐震診断や訪問相談は無料なので、要件に該当する古い木造住宅を購入予定の方は、ぜひ活用しましょう。

参考:横浜市木造住宅耐震改修補助制度について

子育て情報や支援に活用!「地域子育て支援拠点 いっぽ」「みどりっこひろば」

横浜市緑区では、安心の子育てをバックアップする「地域子育て支援拠点 いっぽ」、区の子育てガイドとして情報収集をおこなえるWebサイト「みどりっこひろば」を運営しています。

「地域子育て支援拠点 いっぽ」は、親子が自由に過ごせる広場や親同士の交流・子育て相談などをおもにおこなっている子育て支援センターです。子育てのストレスや不安を軽減できる貴重な支援拠点のため、子育て世帯の方はぜひ積極的に利用しましょう。

「みどりっこひろば」は、横浜市緑区の各エリア(長津田エリア・十日市場エリア・中山エリア・鴨居エリア)における子育て支援施設の紹介や子育て活動における情報を発信しているWebサイトです。地域の子育てイベントカレンダーやメールマガジンなど、子育て世帯にとって非常に有益な情報が多数発信されているため、ぜひ登録してみてください。

横浜市緑区は地域が一体となって子育てできる体制が整っており、都会の利便性と豊かな自然環境のもと、安心して子育てできる素敵な移住先といえそうですね。

参考:緑区地域子育て支援拠点 いっぽ
参考:みどりっこひろば

横浜市緑区移住でおすすめのエリア3選

【神奈川県】東急長津田駅の様子

それでは、横浜市緑区移住でおすすめのエリアを3つ紹介します!今回は、渋谷駅約40分の超人気始発駅・自然や田畑が近い住宅街・大型商業施設が目の前のエリアの3つです!理想とするライフスタイルにあわせて、ぜひ参考にしてください!

渋谷駅まで約40分・座って通勤!超人気の「長津田駅」周辺エリア

最初のおすすめエリアは、渋谷駅まで座って通勤可能な超人気エリア、JR横浜線・東急田園都市線「長津田(ながつた)駅」周辺エリアです!

長津田駅は、JR横浜線と東急田園都市線の2路線利用が可能で、駅周辺は商業施設が充実しています。駅直結のショッピングモール「エトモ長津田」が非常に使い勝手がよく、飲食店やベーカリー・惣菜店・ドラッグストアなどショップの充実度が魅力です。

また、プール・動物園・スポーツ施設などがある大規模な公園「こどもの国」へ電車で8分というアクセスや、大きな繁華街がある町田市のJR町田駅へもわずか6分と気軽に出かけられるため、休日を大いに楽しめることも魅力といえるでしょう。さらに、駅を南下すれば広大な芝生広場やBBQを楽しめる「玄海田(げんかいだ)公園」や、「フィールドアスレチック横浜つくし野コース」といった自然のなかで遊べる施設も充実しています。さらに、「緑区地域子育て支援拠点 いっぽサテライト」もあるため、子育て世帯の方に強くおすすめできるエリアといえそうです。

何より長津田駅周辺エリア最大の魅力は、東急田園都市線を利用して渋谷駅まで乗換なし約40分、朝のラッシュ時を中心に当駅始発電車があることで、通勤時に座れるということに他なりません。都内へ通勤する方にとって、これはかなり大きなメリットといえるのではないでしょうか?

都内へ通勤している方はもちろん、さまざまなメリットがたくさんの長津田駅周辺エリアは、横浜市緑区移住でまず検討していただきたいおすすめエリアといえるでしょう。

市民の森や田畑など自然が近い住宅街「十日市場駅」周辺エリア

つづいてのおすすめエリアは、広大な市民の森や田畑などの自然が近い住宅街、JR横浜線「十日市場(とおかいちば)駅」周辺エリアです!

十日市場駅は、駅のすぐ近くに田園風景が広がっているため、のどかな雰囲気を感じながら日常生活が送れます。また、駅を南へ進めば面積約67haの広大な森を有する「新治(にいはる)市民の森」があり、癒やしにあふれた森林浴が可能です。

新治市民の森のふもとには里山の田園風景も見られ、谷地に作られた田んぼである「谷戸田(やとだ)」では、ボランティアによる田植えが毎年おこなわれており、市民も参加できます。ここが横浜市であることを忘れさせてくれるほど自然に近いことから、田舎暮らしをしているかのような、おだやかな気持ちになれるかもしれませんね。

十日市場駅周辺エリアは自然に近い環境とともに、「横浜市緑図書館」「緑区子育て支援拠点 いっぽ」があり、子育て世帯の方にとっても住みやすい環境といえます。もちろん、日常生活に必要な商業施設は十分そろっているため、生活利便性も申し分ありません。

横浜市緑区で自然体験重視の移住生活を実現したい方は、ぜひ十日市場駅周辺エリアを検討してみてください。

新横浜駅5分・横浜駅17分の好アクセスと大型商業施設がすぐ近く「鴨居駅」周辺エリア

最後のおすすめエリアは、新横浜駅や横浜駅へのアクセスにすぐれ、大型商業施設がすぐ近くの便利な立地、JR横浜線「鴨居(かもい)駅」周辺エリアです!

区の東端に位置する鴨居駅は、JR新横浜駅へ5分・JR横浜駅へ17分でアクセスできる交通利便性と、駅北側の鶴見川を渡れば都筑区の大型商業施設「ららぽーと横浜」がすぐ近くという立地のよさが特徴といえます。また、エリアには総合病院が3つあり、そのうちの1つ「牧野記念病院」は24時間救急対応のため、かなりの安心感といえるでしょう。

駅北側を流れる鶴見川の河川敷には緑が広がっており、駅から南へ行けば「鴨居原(かもいはら)市民の森」を中心に自然が各所にあることから、ゆったりとした暮らしが実現できます。もちろん、他のおすすめエリアと同様、日常生活に必要なスーパー・コンビニなどは充実しているので、暮らしに便利なことはいうまでもありません。

映画館がある「ららぽーと横浜」へ買い物に行きたい方をはじめ、新横浜駅から新幹線を利用したい方、中心市街地である横浜駅へのアクセスを重視したい方などは、鴨居駅周辺エリアをぜひ移住先の候補にしてみてはいかがでしょうか?

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神奈川県立四季の森公園の様子

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横浜市緑区の魅力を知って移住を検討しよう

横浜市の鶴見川の様子

横浜市緑区は、横浜市内においてもっとも緑の割合が多く、市街地のすぐそばで豊かな自然に触れられる希少価値の高い移住先です。渋谷駅へ乗換なしで約40分、しかも当駅始発電車があることから座って通勤可能なため、かなりの人気を誇ります。便利な市街地・豊かな自然・都内への交通利便性など多角的な魅力を備えた移住先として、多くの方におすすめです。

横浜市緑区の魅力を知って、ぜひあなたも移住を検討しましょう!

※内容は2024年8月執筆時のものです。

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