移住を検討している方の中には、スキーやスノーボードなど、ウィンタースポーツができるエリアへの移住を検討してる方も多いのではないでしょうか。アクティビティによっては道具が大きく、収納場所やレンタル費用がかかるものもあるので、広い部屋に手頃に住める地方は、とても魅力的ですよね。
しかし、ウィンタースポーツが盛んな場所は都市部よりも降雪量が多いため、暮らしが大きく変わります。準備が不十分であると事故や怪我につながる可能性もあるので、しっかりと対策しておきましょう。この記事では雪国移住での必要な対策と、雪国移住の準備について解説しますので、雪国への移住を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
雪国移住で必要な対策3選
雪国は冬になると雪が積もり、道路が凍結します。通勤や移動に大きな影響を与えるので、必要な対策を知っておきましょう。
車を運転する場合は冬タイヤが必要になる
降雪量が少ない地域でタイヤ交換はあまり必要ありませんが、雪国でノーマルタイヤのまま走行すると、スリップして事故につながる可能性があるので、冬時期には必ず冬用タイヤに交換しましょう。冬用タイヤは溝の形状や素材が夏用タイヤと異なり、凍結や寒さに強く、滑りにくいという特徴があります。特に朝晩は道路が凍結していることが多いので、雪が降っていなくても冬用タイヤに交換することで事故に遭う可能性が低くなります。また、雪対策としてタイヤに巻くチェーンの用意もしておきましょう。スキー場周辺は市街地よりも積雪が多くなるので、冬用タイヤだけでは滑ったり、雪にはまって動けなくなる可能性があります。装着や取り外しは少し大変ですが、不安な方はチェーンを持っておくとより安心でしょう。
雪かきをしなければいけない
特に降雪量が多い地域では、朝の雪かきが欠かせません。大きめのスコップやチリトリを用意しましょう。また、雪かき専用のスコップもあり、それらは幅が広くかき出しやすい形状なので、あまり体力に自信のない方でも使いやすくなっています。雪かきにはある程度時間がかかるので、通勤前に雪かきする場合は早めに取り掛かることがおすすめです。
靴も冬用が必要になる
雪が降っている日には、滑りにくい冬用の靴がおすすめです。冬用の靴には溝が深く、滑り止め効果があり、道路が凍結した日にでも安全に歩けます。また、雪かきの作業をする際や、雪が積もっている日には長靴があると良いでしょう。長さがあり履き口が紐で絞れるものだと、雪が靴の中に入りにくいため、より安心です。
雪国移住の準備
雪国に移住する準備として、3つご紹介します。準備しておくことで不安を軽減できますし、必要な予算もわかります。どんな準備が必要なのか、手持ちのもので代用できるか、照らし合わせながらご覧ください。
移住先の情報収集
まずは移住先について調べましょう。必要な情報は人によって異なりますが、もし車を持たずに移住したい方は、駅やバス停、スーパーがどこにあるか調べておくと、物件探しの参考になります。また、移住者を受け入れている自治体の多くは移住支援が設けられており、移住費用の一部が補助される移住支援金や住宅取得支援金、暮らしを体験できるお試し移住などが用意されています。移住には費用がかかるので、こうした移住支援の情報はしっかり集めて利用しましょう。
必要な雪対策アイテムの検討
上記でもご紹介しましたが、雪国での暮らしには持っていた方がいいアイテムがいくつかあります。雪かき用のスコップや長靴は必須でしょう。また、それ以外にも寒さ対策の暖房器具や、場合によっては車の購入も検討が必要かもしれません。移住前に購入しておくのか、移住後に購入するかも踏まえて検討すると、予算を設定しやすくなります。もしどんなものが必要かわからない方は、移住先の移住窓口に問い合わせてみるのもおすすめです。中にはオンラインで移住相談を受け付けている自治体もあるので、気軽に利用してみましょう。
雪対策アイテムの購入
必要な雪対策アイテムを検討したら、冬が来る前に購入しましょう。シーズンになり、雪が積もると自分でお店に行くことは大変ですし、インターネットで購入しても普段通りの配達が難しくなります。また、品薄になって購入できない可能性もあるので、早めに準備しておくことがおすすめです。
雪対策のことなら「スタイルチャット」に相談する
インターネットで調べてもわからないことや、実際に住んでみないとわからないこともたくさんありますよね。そんなときにおすすめなのが、移住Styleの『Styleチャット』です。LINEで問い合わせができるので、時間や場所を気にせず質問できるのは嬉しいですよね。また、物件を紹介してもらえるサービスもあります。不動産会社に問い合わせるという方法もありますが、実際に契約するかわからない状況で利用するのは少し気が引けるという方も多いのではないでしょうか。Styleチャットではそういった物件情報も気軽に聞けるので、相場やエリア情報を気軽に知ることができます。
Styleチャットでは、具体的な質問に答えるとおすすめの移住先を診断できるツールも用意されています。ウィンタースポーツができる移住先は全国にもたくさんあるので、移住先を迷っている方はぜひ一度試してみてくださいね。
雪対策を知り雪国移住を検討しよう
都市部や温暖な地域ではあまり雪が降らないので、事前に準備せずに行くと戸惑うことや大変なことが多いと思います。特に凍結しているとスリップして転ぶこともあるので、移住後に現地で通勤、通学する方はよりしっかりと準備しましょう。また、地方は都市部と比較して賃料がやすいため、都市部と同じ賃料でも広い部屋に住むことができます。部屋が広くなると道具の収納場所も確保できるので、道具をレンタルする必要がなく、こまめに手入れができるのも嬉しいですよね。そんな暮らしも地方ならでは。ぜひ雪国に移住して、ウィンタースポーツを思いっきり楽しみましょう。
※内容は2024年9月執筆時のものです