移住コラム

ペットとの移住で叶える理想のライフスタイル!事前準備や注意点・ペットとの暮らしに最適な移住先を紹介!

ペットと一緒に移住することは、ライフスタイルそのものを見直し、より豊かな暮らしを築くための大きな決断です。都会の騒音や狭い住環境をはなれ、自然に囲まれた地域へ移住すれば、ペットにとってストレスの少ない環境でのびのびと過ごすことができるでしょう。

ただし、ペットとの移住を計画するのであれば、新しい環境にスムーズに適応する準備や情報収集は絶対に欠かせません。思った以上に、ペットとの移住には事前の準備が必要なのです。

そこで今回は、ペットと移住することのメリットや移住前にやっておくべき準備、移住の際における注意点、さらには、ペットと素敵な新生活が可能なおすすめ移住先を紹介します!

ペットは大切な家族でありパートナーです。今回の記事を通じて、ぜひペットとの移住を検討してみてください!

ペットと一緒に移住することのメリット3選

麗レイの様子

まずは、ペットと一緒に移住するメリットを3つ紹介します!家族の一員であるペットと共に、素敵な移住生活を実現しましょう!

ペットの運動量が増えることでストレスが軽減し健康的な暮らしができる

都会から地方へ移住することで、広々とした自然環境や公園・交通量が少ない道で散歩でき、ペットの運動量が自然と増加します。十分な運動量を確保できることでペット自身のストレスが軽減され、心身の健康状態が向上するでしょう。これまでよりも毎日の長めの散歩や遊びの時間が確保できるため、ペットの肥満防止や問題行動の改善にも繋がります。

また、飼い主も一緒にアウトドアでの活動を楽しむことで日常の運動不足を解消し、双方の健康維持に役立つことは、意外と見落とされがちなメリットといえるでしょう。

広い住居や庭付きの住居でゆとりある生活が可能となる

都市部のマンションなどと比べ、地方では広い住居や庭付きの物件が見つかりやすく、ペットにとって快適な生活環境を提供できます。室内スペースが広がることでペットが自由に動き回れる場所が増え、ペット・飼い主ともにゆとりを感じられるでしょう。

さらに、庭があれば気軽に外の空気を吸えるため、ペットのストレスがより軽減されます。庭という空間であっても日常的に外へ出られることは、ペットにとってはありがたいもので、塀やフェンスなどで安全に配慮されていればもちろんノーリードで構いません。飼い主としても安心して遊ばせられるので、移住の際は庭付きの物件をぜひ検討してみてください。

新たなライフスタイルによってペットとの絆が深まる

ペットとの移住によって、都会では不可能だった新たなライフスタイルが実現でき、ペットとの貴重な体験を通じ絆が深まることは、最大のメリットといえるかもしれません。

都会でペットを飼う場合、散歩コースがある程度限られていることや、一緒におもいっきり遊べる場所も決して充実しているとは言いがたいため、日々同じルーティーンを繰り返しがちになるものです。自然環境豊かな地方へ移住すれば、ペットと一緒に豊かな自然を背景にさまざまな体験が可能となり、これは最高の思い出となります。

海や山、川などを一緒に訪れ自由に駆け回る。自然が身近にあるため、その日の気分で気軽にそれがおこなえます。日々の散歩であっても同様です。春の桜・初夏の新緑・秋の紅葉・冬の雪化粧など四季のうつろいを肌身に感じながら、何気ない日常も色彩豊かな思い出となります。大切な家族だからこそ、都会では実現できない新しいライフスタイルを求め、より深い絆を結びましょう。

ペットと一緒に移住する前に必ずやっておくべき準備5選

トイプードルを見る猫の様子

つづいて、ペットと一緒に移住する前に必要な準備について5つ紹介します!かなり重要なものばかりなので、ぜひこちらも確認しておきましょう。

ペット可の物件探し

ペットとの移住の際、まず必要なのは物件探しです。候補となる移住先において、インターネットでペット可物件を検索し、おおまかなアタリをつけておきましょう。確実なのは、各自治体の移住相談窓口で実際に相談してみることです。

ペットの鳴き声が気になる場合は、やはり一戸建てが好ましく、ペットファーストで考えるなら住居がひしめき合っている住宅街は避けたほうが無難といえます。ペットが自由に動けるスペースを確保するためなるべく広い住居を探し、庭付きであればベストです。

もちろん、騒音が少なく静かで、夜も明るすぎず朝昼は日当たりのよい物件をえらぶほうがペットのストレスは軽減されます。賃貸物件の場合は飼えるペットの種類や数、サイズが物件によって異なるため、必ず管理規約を確認しておきましょう。

近隣の動物病院とペットショップ(またはホームセンター)の確認

近隣の動物病院とペットショップ、またはホームセンターの確認も重要です。万が一の病気や怪我に備え、評判のよさそうな動物病院をGoogleマップの口コミなどを参考にしながらチェックしておきます。夜間や休日に対応できる動物病院があるかを、同時にリサーチしておくことも忘れずにおこないましょう。

トリミングが必要な犬種の場合、ペットショップやトリミングサロンを併設したホームセンターもチェックしておく必要があります。もちろん、トイレシートや猫砂、各種フードなども購入する必要があるので、これらの施設が近くにあるかも調べておいたほうがいいでしょう。また、外泊する方であればペットホテルや一時預かりが可能な施設もぜひチェックしておいてください。

災害時の避難場所とペット同伴の可否をチェックしておく

災害時に備え避難場所を調べておくのと同時に、ペットを同伴できるかどうかもチェックしておく必要があります。移住先によって対応がちがうので、こちらも移住先の自治体に直接問い合わせたほうがよさそうです。

体育館などはペット同伴が不可であっても、運動場やグラウンドなど外であれば一緒に避難できることがあります。テントやランタンなどのアウトドアグッズは事前に準備しておき、できれば日常的にキャンプなどを通じ、飼い主・ペットともにいざというときスムーズに対応できるようにしておきましょう。小分けにしたフードをはじめとする、ペット用の防災グッズを常備しておくことも大切です。

散歩できる場所やドッグランなどをリサーチ

移住先で安心して散歩できる場所やドッグランなどは、必ず事前にリサーチしておきましょう。せっかく自然豊かな地方へ移住したのに、遊べる場所が少なければ本末転倒です。とくに、ノーリードで遊べるドッグランは犬の社会性を育むためにも重要なため、なるべく近くにあったほうがいいかもしれません。

1つだけ気をつけたいのが、野生動物との遭遇です。山間部や里山の近くに移住し散歩していると、ごくまれに野生動物が出没します。遭遇した場合はペットが興奮し思わぬ行動を起こす可能性があるため、この点は十分に注意しておきましょう。

移住先での届け出とペット保険等の住所変更手続き

ペットの場合も、人間と同様に移住の際は各種手続きが必要です。犬であれば移住先自治体への届け出が必要で、猫の場合は多くの自治体において特別な届け出は必要ないものの、地域によっては求められる場合があります。マイクロチップを装着している場合、その住所変更も必要です。加入しているペット保険の住所変更手続きも忘れずにおこないましょう。

また、思わぬトラブルを回避するため、犬を連れて移住する際は近隣住民にそのことを伝えておいたほうがよさそうです。猫の場合は完全な室内飼いであれば大丈夫ですが、そうでなければ糞尿等の問題があるため、近隣の方に猫を飼っていることを伝えておきましょう。

ペットと一緒に移住する際に気をつけたい注意点3選

南国アイテムと見上げる猫の様子

次は、ペットと一緒に移住する際の注意点を3つ紹介します!大切な家族の一員だからこそ、慎重に移住を進めることが大切です。

負担の少ないペットの輸送手段を検討する

ペットと移住する際は、ペットにとって負担の少ない輸送手段を必ず検討してください。輸送の方法はいろいろありますが、代表的なものは以下に分類されます。

  • 公共交通機関(電車・飛行機など)
  • ペット輸送サービス
  • 自家用車またはレンタカー

それぞれ長所・短所があるものの、やはりもっとも負担やストレスが少ないと考えられるのが、「自家用車またはレンタカー」でしょう。ペットにとって、飼い主からはなれることはかなりのストレスとなります。そのため、移住先まで一緒に移動できる車がもっとも心身への負担が少ないと考えられ、可能なかぎり自家用車かレンタカーがおすすめです。

ペットが普段から車慣れしている場合はとくに問題ありませんが、車を所有していない方は、事前にレンタカーを数回借りてみて慣れさせておきましょう。レンタカーの場合、車内ではクレートやケージを使用しなくてはなりませんが、普段利用しているものを使い、移動中はドッグランのあるサービスエリアなどでこまめな休憩を取ってください。また、ペットも車酔いするため、心配であれば動物病院でペット用の酔い止め薬を処方してもらいましょう。

新しい環境へのストレス対策

飼い主は、「いつ、どのような理由でどこに移住する」ということを事前に決め、そのことについて理解できますが、ペットにとって移住は「ある日の突然」のことであり、その環境の激変によって心身に多大なストレスがかかります。そのため、新しい環境へのストレス対策をしなければなりません。とくに重要なストレス対策として、以下を参考にしてみてください。

  • おもちゃや毛布、トイレなどは移住前から使用しているものを使う。
    犬や猫は匂いに敏感なため、移住後もこれまで使用していたものを使用することが重要です。自分の匂いや飼い主の匂いがついていることからリラックスできます。
  • 移住後はなるべくペットのそばで過ごし、留守番等は最小限にする。
    ペットにとって、飼い主が近くにいないことは大きな不安につながり、慣れていない環境であればなおさらです。移住後しばらくの間はペットのそばで過ごし、留守番させるのは最小限にとどめましょう。
  • ペットの好物があれば積極的に食べさせる。
    ペットの好物があればそれを食べる頻度を増やすことで、「この場所では美味しいものが食べられる」ということを学習します。いつもより豪華な食事にすることで、ペットにとって「心地よい場所」という認識が生まれ、ストレスが軽減されます。もちろん、食べ過ぎは禁物です。
  • 散歩や外出は短時間にし、徐々に慣れさせる。
    犬は散歩が大好きですが、そこが知らない土地であれば長時間の散歩が逆に不安になることがあります。移住したばかりのときは外出は短時間でこまめにおこない、少しずつ環境に慣れさせるほうがよいでしょう。

移住後における行動の変化を注意深く観察する

知らない土地へ移住することで、ペットの行動に変化が見られることがあります。食欲不振や過度の鳴き声や吠え、必要以上に手足を舐めるなど、さまざまな行動の変化はストレスのサインとなるため、その変化を注意深く観察し、必要に応じて動物病院で獣医師に相談しましょう。

飼い主が普段から行動をよく観察し、移住後のささいな変化を見逃さないことが、お互い幸せな移住生活をおくるうえで大切なことといえそうですね。

ペットとの移住でおすすめの移住先3選

美しい公園の近くの群馬県庁舎空撮の様子

それでは、ペットとの移住でおすすめの移住先を3つ紹介します!ペットと共に過ごす新生活にピッタリの素敵な移住先を、厳選してピックアップしました!ぜひ移住先候補として参考にしてください!

市街地と豊かな自然が充実し日本最大級のドッグランが魅力「群馬県前橋市」

群馬県の県庁所在地である「前橋市」は、日本百名山・赤城山(あかぎやま)の美しい山の自然と、ふもとに広がるのどかな田園風景、発展した市街地が魅力です。ペット移住したい方にとっては、日本最大級のドッグランがある超大型ドッグ・コミュニティパーク「世界の名犬牧場があり、愛犬家にとってこれ以上ない移住先といえるのではないでしょうか?

日本最大級の敷地面積を誇るプール付きドッグランを中心に、ドッグリゾートとして多くのワンちゃんたちと触れ合え、愛犬の社会化にも最適です。また、動物病院も多く、毎日夜の24時まで診療可能な「群馬夜間救急動物病院」もあるなど、犬とともに移住する方にとって安心の環境といえるでしょう。

前橋市
【群馬県】前橋市へ移住!発展した市街地と自然豊かな日本百名山・赤城山が魅力!日本屈指の医療環境にも大注目!群馬県前橋市は、県中南部に位置する人口約32万人の移住先です。群馬県の県都であり、かつ中核市として市街地が大いに発展し、便利な都市生活を...

日本でも珍しい犬連れ専用ビーチがある関西屈指の温泉観光地「兵庫県豊岡市」

「兵庫県豊岡市」は、県北部の美しい海と山、関西屈指の「城崎温泉(きのさきおんせん)」で有名な温泉観光地です。海・山・温泉と3拍子そろったレジャー王国ではさまざまなアウトドアを楽しめ、ペットとともにリゾート感あふれる移住生活が送れるでしょう。

兵庫県豊岡市は、城崎温泉とともに「竹野のブルー」と呼ばれるエメラルドグリーンの美しいビーチも有名で、そこに日本でも珍しい犬連れ専用ビーチ「青い浜わんわんビーチがあることは、愛犬家にとってうれしいかぎりです。犬同伴可ではなく、「犬専用」というところがポイントで、周りを気にせず思いっきり遊べ、安全もしっかりと確保されています。わんこ専用のひのき風呂や、わんこと一緒に乗れるカヌーなどアクティビティも充実し、最高のリゾート体験が可能です。ぜひ、エメラルドグリーンの海を愛犬と一緒に泳いでみてはいかがでしょうか?

静かな朝 城崎温泉の川べり柳通りの様子
【兵庫県】「レジャー王国」豊岡市へ移住!城崎温泉・神鍋高原・美しいビーチ・城下町の街並みやグルメも充実!兵庫県豊岡市は、県北部「但馬(たじま)地域」の中心都市として人口約7.7万人を有する移住先です。兵庫県内でもっとも面積が大きく、日本で最...

阿蘇山の大自然にはドッグフレンドリーな施設も充実「熊本県阿蘇市」

阿蘇山麓で、世界有数のカルデラと圧倒的で雄大な自然を体験できる「熊本県阿蘇市」は、ペットとの移住にも最適です。移住生活を通じて「阿蘇くじゅう国立公園」の豊かな自然を楽しめるため、開放感に満ちたストレスとは無縁の素敵な移住生活が実現できます。さまざまな山のレジャーが充実しドッグフレンドリーな施設も多いため、おすすめのペット移住先といえるでしょう。

犬と猫が入場可能な動物園阿蘇カドリー・ドミニオン」をはじめ、カフェなども同伴できるお店が多く、のんびりと日々を過ごせます。また、広大な草原「草千里ヶ浜(くさせんりがはま)」では、放牧された牛馬とともに開放感いっぱいの散歩を楽しみましょう。圧倒的な自然のなか、ペットとともにさまざまな場所を訪れることができるため、自然に近い場所で暮らしたい方は、ぜひ移住を検討してみてください。

【熊本県】「阿蘇山」ふもとの阿蘇市へ移住しよう!カルデラの大自然・グルメ・温泉・遊びが充実したのどかな町熊本県阿蘇市は、日本を代表する活火山「阿蘇山」のふもとにある人口約2.4万人の移住先です。市域のほとんどが「阿蘇くじゅう国立公園」に指定...

移住の相談窓口「スタイルチャット」に相談する

おすすめオペレーターの様子

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参考:何でも聞ける、移住の相談窓口「スタイルチャット」

ペットと一緒に移住する魅力を知って移住を検討しよう

愛犬と遊ぶ男女の様子

ペットとの移住は、新しいライフスタイルを通じて双方がより幸せな暮らしを実現できます。しかしながら、理想の移住を実現させるには事前の準備や情報収集が不可欠です。ペットの視点に立ちながら、移住の準備や移住後のイメージを明確にしておくことは、何よりも大切といえるでしょう。今回の記事を参考にしながら、ペットと共に心豊かな新生活を目指してみてはいかがでしょうか?

ペットと一緒に移住する魅力を知って、ぜひあなたも移住を検討しましょう!

※内容は2025年1月執筆時のものです。

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